【2歳児の「イヤイヤ期」におすすめの絵本】読み聞かせをするママやパパも癒される!手元に置いておきたい素敵な絵本5選







成長著しい2歳児。日々成長していくさまを実感できる喜びがある一方で、「魔の2歳児」、「イヤイヤ期」などと言われることもあります。

自我が芽生えて自己主張が強まり、何でも自分でやりたがったり、親の言うことを全然聞かなくなったりと、毎日がてんやわんや。行動範囲も広がって目が離せません。

そんな慌しい日常の中で、育児疲れがたまってしまっているママやパパも多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、2歳児が楽しめて、尚且つ、ママやパパ自身を癒してくれるような絵本を5冊厳選しました。

いずれも色彩豊かな絵で言葉の響きも心地よく、なんだか嬉しくなっちゃうような、素敵な絵本ばかりです。

 

『たんぽぽはたんぽぽ』 おくはら ゆめ(作)

たんぽぽはたんぽぽ

たろうくんが遊んでいるとすずめがやってきて、たんぽぽの上で騒ぎ出しました。

耳をすませると聞こえてきたのは、

「たんぽぽは たんぽぽ  たんぽぽは たんぽぽ……」

すずめたちの掛け声に、たんぽぽは花びらを「ぴん、ぴん、ぴーん!」とのばします。

今度はたんぽぽが、ありんこに言いました。

「ありんこは ありんこ  ありんこは ありんこ……」

ありんこの次は、ねこ。ねこの次は、なんと、たろうくんの番!

たろうくんが恥ずかしがってもじもじしていると、みんなが声をそろえます。

「たろうは たろう  たろうは たろう  たろうは たろう!」

さあ、たろうくんはどうするか……?

 

おくはらゆめさんの描く世界は、とてものびのびとしていて、押し付けがましさがありません。人も動物も、虫も草花も、みんな表情豊かで、キラキラと輝いています。

すべての存在に感謝し、褒め称えたくなる。

まさに春のような、生きる喜びに満ちあふれた絵本です。

 

「たんぽぽは たんぽぽ…」 自分を肯定してくれる、素敵な言葉。

繰り返されていく「掛け声」には、まるで魔法みたいに不思議なパワーがあります。

ぜひお子さんにも、この魔法の掛け声をかけてあげてください。

そして、「○○ちゃんは ○○ちゃん!」、「ママは ママ!」、「パパは パパ!」……

絵本と同じように、みんなで掛け声のリレーをしてみましょう。

きっと、ちょっぴり元気がわいて、なんだか楽しくなってくるはずです。

「わたしは、わたし! わが子は、わが子! それでいいのだ!」

そんなふうに思えてくるかもしれません。

 

『くんくん、いいにおい』 たしろ ちさと(絵)

くんくん、いいにおい―The Sense of Smell (BOOK OF SENSE SERIES (1))

「くんくん、なんの におい?

焼きたてパンの、いいにおい……」

おいしそうなにおいから、うれしいにおい、たのしいにおい、ちょっとクサイにおいまで、身の回りのいろんな「におい」が、情景豊かに、温かく描かれています。

 

絵の描写、言葉の選択、企画構成、どれをとっても本当に素晴らしいです。

様々な「におい」について、親と子がそれぞれに想像し、互いに会話をしながら、自由な感覚でこの絵本を楽しむことができます。

 

読む年齢や時期によって、知っているにおい、まだ知らないにおい、いろいろ登場しますが、どんなにおいも、子どもたちは自分の想像力を最大限に使って、まるで夢見るかのように、「くんくん」してくれることでしょう。

 

もちろん大人にとっても、心温まる素敵な絵本です。

いろんな思い出が「におい」と共によみがえり、懐かしさがこみあげてきます。

ママやパパは、わが子のこれからの成長を思い、なんともいえない、愛おしい気持ちになるのではないでしょうか。

 

『きょだいな きょだいな』 長谷川 摂子(作)、降矢 なな(絵)

きょだいな きょだいな (こどものとも傑作集)

「あったとさ あったとさ

ひろい のっぱら どまんなか

きょだいな ピアノが あったとさ……」

 

きょだいなピアノ、きょだいな石けん、きょだいな黒電話……

広い野原に突如出現する、「きょだい」なもの。

そこへ100人の子どもたちがやってきては、好き勝手に思いっきり遊んでいきます。

なんとも奇想天外な、爽快感あふれる光景!

想像することの楽しさを教えてくれる、夢いっぱいの美しい絵本です。

 

「あったとさ あったとさ……」というリズミカルな言葉の繰り返しが、歌のようで親しみやすく、幼児への読み聞かせにぴったり!

見開きいっぱいに描かれた絵の中から、小さなキツネがどこにいるか探し出す楽しみもあります。

 

絵本のフレーズが気に入ったら、その内容をどんどんアレンジしてみましょう。

親子で一緒に口ずさみながら、「きょだいな想像力」を育んでいってください。

想像することは、心を解き放つということ。きっといい気分転換になりますよ。

 

『ちょっとだけまいご』 クリス・ホートン(作)、木坂 涼(訳)

ちょっとだけまいご

「おっ おー!」

巣から落っこちて、迷子になってしまった「ちびフクロウ」。

リスが駆け寄ってきて言いました。

「だいじょうぶ。おいらが かあちゃんを みつけてやるから」

なんとも自信満々な様子です。

「で? きみの かあちゃんは どんなかんじ?」

「ぼくのママはね、すごーく おおきいんだ。こーんなに」
ちびフクロウは翼を大きく広げながら答えます。

そのジェスチャーを見て、ピン!ときたリス。連れて行った先にいたのは……?

 

ユーモアのある可愛らしいストーリー展開と、デザイン性の高いおしゃれな配色のイラスト。

そして、軽快な日本語訳が抜群に素晴らしい!

「おっ おー!」という最初の一言で、一気に絵本の世界へと引き込まれてしまいます。

幼児から大人まで、年齢問わず、誰もが安心して楽しめるような、非常にバランスのよい絵本です。

 

「迷子」というテーマで感情移入しやすく、ちびフクロウがママを探し出すという「達成感」を味わうことのできるこの絵本は、多くの子どもたちのお気に入りの1冊となっています。

読後感もほんわかとして微笑ましく、読み聞かせをするママやパパにとっても、癒しの1冊となってくれそうです。

 

『たいようオルガン』 荒井 良二(作・絵)

たいようオルガン

「たいようオルガン たいようオルガン

たいようが オルガン ひいて あさがきた……」

 

詩的に繰り返される心地よい音の響きと、見開きいっぱいに描かれた溢れんばかりの色彩。

圧倒的な世界観をもった荒井良二さんの、傑作とも言うべきパワフルな絵本です。

 

「子どもが描いたような絵」という言われ方をよくしますが、それは決して絵が下手だという意味ではありません。大人には描けないような絵。つまり「理屈」ではなく、「感覚」で描かれた絵だということです。

 

たいようがオルガンを弾くと、朝がくる。

そして、ゾウの形をした「ゾウバス」の長い旅が始まります。

たいようオルガンに見守られ、ゾウバスは走る。どこまでも、どこまでも……。

 

どんなに離れていても、たとえ雲に覆われ、見えなくなってしまっても、

「たいようオルガン」はいつだって、「ゾウバス」を見守っているのです。

それはまさに、「親」と「子」の、普遍の関係性ではないでしょうか。

 

隅々まで描かれた絵は、見るたびに新しい発見があるはず。

何度でも読み返し、元気をもらいたくなります。

生き生きとした鮮やかな色彩。音楽のような言葉の響き。

頭で理解するのではなく、心で感じ取ってほしい。そんな絵本です。

 

【まとめ】

幼児期の読み聞かせに、知育的な絵本を選ぶ人は多いかもしれません。

もちろん、そういった幼児向けの絵本もいいですが、それだけでなく、ママやパパ自身が子どもと一緒に一息つけるような絵本もしっかり取り入れていきましょう。

親も子もお気に入りの、素敵な1冊をみつけられたなら、日々の育児における読み聞かせが、もっともっと楽しくなるはずです。










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