中世欧州で資産運用~おススメのボードゲーム『大航海時代』







こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。

今回ご紹介するボードゲームは『大航海時代』です。

 

ゲームの世界観

”~15~16世紀、ヨーロッパの王家は新たな勢力圏と財源を発見し確保しようと世界中に探険隊や軍隊を派遣していました。

適切な船舶がなければ、そうした旅は不可能だったでしょう。

ところが、潤沢な王家の財力をもってしても、派遣を長期にわたって維持することは出来ません。

彼らは費用のかかる旅に資金を提供する個人投資家たちを歓迎しました。

今あなたは国王からコロンブスやマゼランのような名高い探検家の偉大なる旅に投資しないかと持ち掛けられました。

さぁ、船団を購入していちばん成功しそうな探検家に割り当てましょう。

もちろん、それには大金が必要です!

お金を稼ぐには交易を行わなければなりません。

交易による収入と偉大なる探検家への支出のバランスをうまく取ることができるでしょうか?

富と栄光を探し求める「大航海時代」の到来です!~”

 

ゲームの概要・ジャンル

 

プレイヤーは中世ヨーロッパの資産家で、探険隊の後援者となります。

交易で得たお金を探検隊に投資して名声(勝利点)を得るのが目的です。

 

ゲームの準備と遊び方

得点を管理するボードはありますが基本的にはカードゲームになります。

プレイ感は軽く、カードの種類も多くはないのですが、商品として船が並べられたり、遠征用に船を並べるため広い場所が必要です。

 

内容物と使い方

  • スコアボード…勝利点と交易回数を記録するボード。
  • 船カード…「一般」と「旗艦」と「決算」の3種を指す。
    一般カード…6色に分かれ、輸送力とコストが記載。輸送力は探検や交易を行う場合に必要な値。出航時に銀貨1枚必要。
    旗艦カード…最初に1枚ずつプレイヤーに配られる2色対応・輸送力1~3の船。出航時に銀貨2枚必要。
    決算カード…船カードの山札に紛れており、いずれかのプレイヤーが引いたら全員決算フェイズに入る。砂時計の砂が落ちる途中の絵の「中間決算」、砂時計の砂が落ち切った絵の「最終決算」がある。
  • 遠征カード…航路、最大輸送力、勝利点が描かれたカード。
  • 交易カード…収入源。交易カードと同じ色、必要輸送力分の船を割り当て、準備費用を支払い1~3ターン航海させてターン分の収益を得る。
  • アクションカード…マルチカラーの船カードと、交易や船を予約出来るカード。自分のターンに使い捨てとして使用。
  • 特別任務カード…カードにある任務をゲーム終了時に達成出来ていれば追加で勝利点を得られる。
  • キューブ…得点表示や自分の船カードの表明に使用。
  • コイン…金貨と銀貨がある。

 

ゲームの準備

船カード

  1. 遠征カード
    全ての遠征カードをプレイエリアに並べます。
    各カードの下に「船カード」を置く為、上下は広く空けて置きます。
  2. 交易カード
    「交易カード」をよく切り、山札として裏向きに置きます。
    そこから4枚を引き表向きにして山札の隣に1列に並べます。
    山札の反対側にコインを置き「銀行」とします。
  3. 船カード
    「決算カード」、「旗艦カード」を取り除き、残りの「一般カード」のみをよく切り、10枚カードを引いて「遠征カード」の横に2列にして表向きに下段から並べます。
    最初に並べた下段を「販売列」、上段を「在庫列」とします。
    残りのカードは左から1~3番目までは6枚、4・5番目は7枚で構成された5つの山に分割し、在庫列の上に裏向きに置きます。
    3番目の山に「中間決算カード」を、5番目の山に「最終決算カード」を加えてよく切ります。
  4. スコアボード
    プレイエリアの脇に置く。
  5. 特別任務カード
    よく切って場に1枚を公開し、残りはゲームに使用しない為、箱に戻します。
  6. 旗艦カード
    よく切って各プレイヤーに1枚ずつ裏向きのまま配ります。
  7. 初期受領品
    プレイヤーは任意で色を選び、スコアボードの得点エリアと交易エリアの「0」に1個ずつ配置し、残りのキューブを受け取ります。
    銀貨6枚を受け取ります。
    「交易カード」の山から2枚ずつ配布します。
    「アクションカード」をプレイヤー人数に応じて配布します。

特別任務

 

ゲームの進め方

以下の4つのアクションから任意で2つ選んで実行します。

1つのアクションを2回連続で行うことは出来ません。

 

  • 資金の調達

銀貨2枚を獲得します。

  • 交易カードの獲得

銀貨1枚を消費し、表向きに並んでいるカードもしくは山札から1枚得て手札に加えます。

※手札は4までしか持てません。

  • 船の購入

資金があるなら1回のターンで何隻でも買えます。

「販売列」のみから購入可能です。

「販売列」から船を取り除いたら「在庫列」の船を下段にスライドし、一番左側の山札から「在庫列」の空きスペースに補充します。

  • 遠征/交易の実施

同じターンで遠征と交易の両方に船を送り出すことが可能です。

・遠征…勝利点に繋がります。
遠征カードの最大輸送力以下の合計値になるよう、同色の船団を組んで出航費用を支払い探険に出します。
一度遠征に向かった船は戻ってきません。

遠征カード

・交易…資金獲得に繋がります。
交易カードの色と同じ色の船カードを、必要輸送力と一致するよう割り当て出航費用を支払い交易に出します。
航海期間を1~3ターンから任意で決め、ターンマスと収益マスの2カ所にキューブを置いて示します。
ターン経過毎にターンマスのキューブは移動させます。
交易が終わったら「スコアボード」の交易エリアのキューブを1マス進めます。
交易を終えた船はまた遠征/交易に割り振ることが出来ます。

 

交易カード

 

決算/ゲームの終了

 

決算カード

「船カード」の山から「決算カード」が出たら、まず脇に置き、更に「船カード」を引いて補充します。

その後「決算カード」を引いたプレイヤーのターンを行い、もう一巡手番を回した後に決算フェイズに入ります。

遠征カードの得点を計算し、スコアボードの得点エリアのキューブを動かします。

「最終決算」時には「遠征カードの得点に加え、特別任務カード」による得点、遠征に参加していない「船カード」毎の得点を追加します。

最も多くの勝利点を持つプレイヤーの勝利となります。

 

まとめ

 

本来の「特別任務カード」のルールは、最初に1枚ずつプレイヤーに配ります。

  • 1つの船……自分の船を1つでも置けた遠征にボーナス
  • 半分の船……自分の船が半数に達した遠征にボーナス
  • 過半数の船……自分の船で過半数を取った遠征にボーナス
  • すべての船……自分の船で独占した遠征にボーナス

なのですが、難易度に幅がありすぎてバランスが悪いとのコメントが多く寄せられてました。

 

対策としてドイツのゲーム誌「Spielbox」では

”特別指令カードはゲームの最初に配らず、4枚オープンしておく。中間決算時に、ひそかに1つ選んでメモ。

これをゲーム終了時に公開し、ボーナスを入れる。同じ特別指令を選んだ人がいてもよい。”

を当て、ゲームストアバネストではバリアントルールとして

”ゲームの最初に1枚を公開し、全員その特別指令でボーナスをめざす。”

と難易度を均一化を図っています。

ここでは遊びやすいようバネスト版バリアントルールを当てています。

 

「特別任務カード」の扱いにだけ気を付ければ、どこで交易から遠征に切り替え、得た資金を上手く回すのかのタイミングを計るのが難しくて楽しいゲームです。

 

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:45分
状況:絶版










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