旅行や出張でホテルに泊まる時の楽しみと言えば、アメニティグッズもその一つですよね。
特に女性向けのルームはとてもアメニティグッズが充実しているホテルも増えてきました。
しかしシャンプーやボディーソープなど、よく見ると完全に自然派ではないことが多いです。
香料などの添加物が入っています。
香料の中には精油も幾らか使用されているものもあるのですが、それなら何を使用しているのか記載してほしいですよね。
今回は旅行に欠かせないアメニティグッズの中で、シャンプー、リンス、ボディーソープの3つに精油で自分に欲しい作用を追加して持っていけるように、精油を入れるにはどんな商品を使えばいいのか、どのくらいの量の精油を入れたらいいのかなどをご紹介していきたいと思います。
アロマシャンプーやリンス、ボディーソープを作る時に一番いらないもの
市販のシャンプーやリンス、ボディーソープに精油を使用する際に一番いらないものは、ズバリ「香料」です。
人口の香料が精油のせっかくの香りを邪魔してしまいます。
アロマシャンプーやリンス、ボディーソープを作る際には無香料、そして出来れば無添加の物を選んで購入しましょう。
シャンプーやリンス、ボディーソープを移し替えるボトルについて
旅行用に持っていくボトルは、100円ショップの物で構いません。
ただ、ボトルに詰め替えた時に一緒に精油を入れて混ぜるので持っていく予定の量よりも少し大きめのボトルに入れたほうが零れなくて便利です。
例えば、30ml必要な時は50ml、50ml必要な時は100mlなど、作る時もそうですが、荷物の中でボトルが傾くことがあっても余裕があると安心です。
購入した移し替えようのボトルは一度軽く洗って乾かしてから使用しましょう。
肌の質に合わせて、使う精油を選びましょう
脂性肌の方、乾燥肌の方、敏感肌の方、それぞれいらっしゃると思います。
それぞれに合わせた精油を混ぜて使うようにしましょう。
それぞれの肌質に合う精油をご紹介します。
脂性肌
- クラリセージ
- グレープフルーツ
- サイプレス
- シダーウッド
- ジュニパー
- ペパーミント
- ベルガモット
- メリッサ
- ヤロウ
- レモン
乾燥肌
- サンダルウッド
- ティーツリー
- ネロリ
- フランキンセンス
- ベンゾイン
- ローズウッド
敏感肌
- カモミールローマン
- ネロリ
- フランキンセンス
- ローズウッド
すべての肌
- イランイラン
- ゼラニウム
- ラベンダー
といったところです。
それぞれ、頭皮のフケ、育毛、抜け毛などのトラブルに期待できる作用を持った精油もあります。
精油をネットで購入するならこちらがおすすめです!
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シャンプー、リンス、ボディーソープに精油を混ぜよう
アロマシャンプー、リンス、ボディーソープの作り方は本当に簡単で、無香料、無添加の市販の物に好みの濃度の精油を入れて混ぜるだけです。
今回は特に暑い時期に気になる悩みに合った精油のブレンドと濃度の滴数を記載していきますので、その精油の種類と滴数をシャンプーやリンス、ボディーソープに入れて、よく混ぜてご使用ください。
頭皮の臭いや痒みを軽減するシャンプーとリンスの精油のブレンド
夏は乾燥肌でも髪が沢山密集している頭皮の中は汗と油で蒸れてしまうものです。
そしてそれがうまく洗い流せていないと臭いや痒みに繋がっていきます。
そこで、今回は「乾燥肌だけど頭皮の汚れをちゃんと取りたい」という方に向けた精油のブレンドにしてみたいと思います。
濃度は1%と3%にします。
<使用する精油>
1.ティーツリー
ティーツリーは頭皮の乾燥に役立ち、痒みを抑えてくれる作用があります。
また日焼けした後のケアにも有効なので、たくさん太陽を浴びた頭皮、髪にも嬉しい精油です。
2.ラベンダー
ラベンダー精油は皮脂のバランスを取ってくれるのと、デオドラント作用が期待されます。
また、頭皮を刺激するので、抜け毛や育毛のケアも期待できる精油です。
3.ゼラニウム
ゼラニウム精油も、皮脂のバランスを取り、デオドラント作用が期待されます。
<シャンプーとリンス30mlに1%濃度の精油を入れる時の滴数>
- ティーツリー1滴
- ゼラニウム2滴
- ラベンダー3滴
<シャンプーとリンス30mlに3%濃度の精油を入れる時の滴数>
- ティーツリー4滴
- ゼラニウム5滴
- ラベンダー9滴
太陽を浴びて、汗を掻いた肌をケアするボディーソープの精油のブレンド
海や山、プールでいっぱい遊んだ肌は太陽を浴びて火照り、汗もたくさん掻くのでしっかり汚れを落とさないと臭いの元になってしまいます。
日焼け後のケア(抗炎症作用、消炎作用)と汗の臭いを取り除いてくれる作用(デオドラント作用)のある精油をブレンドして、ボディーソープに入れたいと思います。
こちらも、1%と3%濃度にします。
<使用する精油>
1.ベンゾイン(安息香)
ベンゾイン精油は抗炎症作用があるので、日焼けした肌のケアに効果が期待されます。
また、デオドラント作用もあります。
2.フランキンセンス(乳香)
こちらもベンゾインと同じく、木の樹脂から採れる精油です。
消炎作用があり、新しい細胞の成長を促してくれるので日焼け対策によい作用をもたらしてくれるでしょう。
3.ラベンダー
ラベンダー精油は、体の皮膚にも有効な成分が多いです。
精油の中で一番の知名度と人気を誇る理由がよくわかる気がします。
もちろん、デオドラント作用もあります。
<ボディーソープ30mlに1%濃度の精油を入れる時の滴数>
- ベンゾイン1滴
- フランキンセンス2滴
- ラベンダー3滴
<ボディーソープ30mlに3%濃度の精油を入れる時の滴数>
- ベンゾイン2滴
- フランキンセンス5滴
- ラベンダー精油11滴
いずれもその時の肌の状態に合わせて滴数を減らして構いません。
また、小さなお子さんには精油を入れた物は使用しないでください。
太陽を浴びることがある場合は柑橘系の精油は避けましょう
レモンやベルガモットなどにもよい作用があるのですが、今回は光毒性が心配される柑橘系の精油は使用しませんでした。
夜に使用するには問題ないのですが、温泉旅行を兼ねていると朝にお風呂に入ることも多いと思います。
太陽を浴びることがある時は柑橘系の精油は避けましょう。
旅のお共に、精油を入れたアロマシャンプー、リンス、ボディーソープで贅沢感をアップして至福の時をお楽しみください。
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