ビタミンCの吸収を助けるオレンジスイート精油で美容ローションを手作りしよう







夏の暑さに負けないようにぜひ摂取したいのがビタミンCです。

ビタミンCと聞くと、風邪予防などに冬にみかんいっぱい食べて摂るイメージがありますが、夏にも暑さからくるストレスの緩和や、メラニンの生成を抑制するなど嬉しい作用がたくさんあります。

 

そのビタミンCの吸収を助けてくれるのは「オレンジスイート精油」です。

今回はオレンジスイート精油を中心にしたお肌に嬉しい作用が期待される精油をブレンドして美容ローションを手作りしたいと思います。

たくさん作って、手作り美容ローションでパックをしてもいいですね。

 

オレンジスイート精油を始めとした柑橘系の精油を使用する際の注意点

 

精油にはオレンジスイートの他、グレープフルーツ、ベルガモット、ライム、レモンなど様々な柑橘系精油がありますが、光毒性がある精油が多いです。

光毒性は、その精油を含んだものを皮膚に塗布した後日光に当たると炎症を起こす危険性があります。

成分はフロクマリンというもので、柑橘系の精油の中でも人気のあるベルガモット精油はその成分のみを抜いたものも販売されています。

 

オレンジスイート精油についても、以前はごく弱い光毒性があるということでしたが、精油の研究も日進月歩、オレンジスイート精油には光毒性の心配はないようです。

しかし念のため、日中使用した際には、UVケアもしっかり行うとよいでしょう。

 

今回使用する精油の特徴と禁忌事項

 

今回、美容ローションを手作りする上で使用する精油はオレンジスイートペパーミントラベンダーです。

どれも夏の強い日差しを浴びた後のケアに嬉しい作用が期待される精油です。

では、それぞれの精油の特徴と、使用するときの注意点などを見て行きましょう

 

オレンジスイート精油

オレンジスイートは、ビタミンCの吸収を促す、コラーゲンの形成を助けるなど、お肌に嬉しい作用を持つ精油です。

香りはオレンジを食べる時に皮をむいた瞬間の思いっきり深呼吸したくなる香りそのものです。

 

<オレンジスイート精油を使用する際に気を付けたいこと>

オレンジスイート精油も結構強い香りなので濃度が高すぎると気分が悪くなる可能性があります。

心地よいと感じる程度の香りで楽しみ、万が一使用中に気分が悪くなった場合は換気をよく行ってください。



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ペパーミント精油

ペパーミント精油のスーッとした香りは夏によく好まれます。

ペパーミントの葉は、ハーブティーとしても人気がありますね。

ペパーミント精油は肌に希釈して塗布した際にも、やはりスーッとします。冷却作用や抗炎症作用があるため、虫刺されの後のケアや日焼けの後のケアにピッタリです。

<ペパーミント精油を使用する際に気を付けたいこと>

ペパーミントのスーッとした香りや味は食用として使用されているペパーミントの葉やエッセンスでもガムを噛んだ時、ちょっとピリッと辛みを感じることがありますよね?

強い刺激をもたらす成分も入っているため、使用する際には注意したい精油です。

中には使用を控える必要がある場合もあります。

 

<ペパーミント精油の使用を控えたい方>

  1. 妊娠中の方、月経が重い方
    これは、通経作用があるためです。いつも月経が重くないのに今回に限ってなんだかきついな、と言う場合にも使用を控えましょう。
  2. 授乳中
    ペパーミント精油は乳腺に影響を及ぼす成分もあります。授乳中にも精油の使用は控えましょう。
  3. 乳幼児への使用
    大人にも刺激があるペパーミント精油は、乳幼児にはもっと強い影響を与えます。お子さんへの使用は控えましょう。
  4. 高血圧の方
    寒く感じる時、冷たいと感じる時、体の中では血管がきゅっと縮みます。ペパーミント精油も体を冷却する作用があり、皮膚に塗布した際、ヒヤッとします。ということは、血管が収縮しているということです。また、心臓を強くする働きも期待されている精油です。元々血圧が高い方の血管が縮んで、そこを勢いよく血液が流れたら危険です。そのため高血圧の方、普段そうでもないけど、何かの際に血圧が一時的に高くなることがあるという方もペパーミント精油の使用は控えましょう。
  5. てんかんの方
    てんかんをお持ちの方がペパーミント精油を使用すると、発作を誘発する可能性があります。

 

このほか使用してもいいですが、敏感な肌を刺激したり、高濃度で用いると気分が悪くなる可能性があります。

ご使用の際、特に肌に使用する物にペパーミント精油を入れる時にはアレルギーテストを行うとともに、低い濃度で使用するようにしましょう。



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ラベンダー精油

ラベンター精油は数ある精油の中でもとても安全に使用できる精油です。

ラベンダー精油も日焼け後のケアに嬉しい作用が期待されます。

香りも優しいのでラベンダー精油も多くの人に好まれている精油の1つです。

 

<ラベンダー精油を使用する際に気を付けたいこと>

ラベンダー精油にも婦人科系に影響を与える作用があります。

とくに通経作用があるため、妊娠初期には使用を控えましょう。

他には特に強い刺激を与えることがない精油ですが、体調が悪い時、肌が弱い方はアレルギーテストを行ってから使用しましょう。



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パックにも使える美容ローション50mlの作り方

 

オレンジスイート精油にビタミンCの吸収を助けてもらいながら、太陽の光をたくさん浴びたお肌のケアをするために、今回はオレンジスイート精油、ペパーミント精油、ラベンダー精油の3つを使用して美容ローションを手作りしたいと思います。

市販のパックシートやコットンに浸してパックにするのもいいですね。

今回はフェイスケアに使う予定で作るため、1%濃度で作りますが、肌が敏感な方は精油の量を半分にして作ってみてください。

 

<材料>

・ウォッカ又は無水エタノール 5ml

・マカデミアナッツオイル 5ml

・ミネラルウォーターまたは精製水 40ml

 

<精油>

・オレンジスイート精油 2滴

・ペパーミント精油 2滴

・ラベンダー精油 6滴

 

ここで、あれ?スイートオレンジ精油が主役のはずなのに少ないのはなぜ?と思われるかもしれませんが、その精油1滴が体に与える影響によって同じ1滴でも安全性が高い物、気を付けたほうがいい物とに分かれています。その数値を基に計算した滴数が上記の滴数になります。オレンジスイート精油は2滴でもしっかり作用しますので大丈夫です。

 

<道具>

・ビーカー

・メスシリンダー

・撹拌棒

・遮光瓶もしくは化粧用ボトル

 

<作り方>

  1. メスシリンダーでウォッカ又は無水エタノールを5ml測り、ビーカーに入れます。
  2. それぞれの精油を<材料>に記載した通りに入れ、よくかき混ぜます。
  3. マカデミアナッツオイルをメスシリンダーで5ml測ってビーカーに入れ、混ぜます。
  4. ミネラルウォーターまたは精製水を40ml入れてよく混ぜ、瓶に入れて出来上がりです。

 

最後に瓶にネームシールや付箋で作った日の日付を書いてセロハンテープで止めましょう。

以上がオレンジスイート精油を使用した手作り美容ローションの作り方です。

使用するときにはよく振って使用しましょう。

 

普段の食生活をしっかりした上でオレンジスイート精油を取り入れる

 

オレンジスイート精油は薬品でも、食品でもないのでオレンジスイート精油の香りを嗅いだり、希釈した精油を塗布しただけではビタミンCを取り入れたことにはなりません。

日々の食事にビタミンCが含まれている食品を取り入れた上で、プラスアルファとしてオレンジスイート精油の香りを楽しみましょう。










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