月額定額制で安心して格安SIMが使える!?BIGLOBEモバイルのスマホまる得プランを解説!







格安SIMを利用する場合、基本プランには無料通話分が含まれていないことが多いため毎月の利用料金がいくらになるのかが不透明ですし、通信料とは別に別途端末代が必要となるので2年間の総コストが分かりにくく、初心者が利用しにくいという弱点があります。

そんな中BIGLOBEモバイルが取り扱うプランの一つである「スマホまる得プラン」というプランは基本プランに無料通話分とパケット通信料が含まれており、端末代も含めたすべての料金がセットで月額定額料金で利用できます。

 

このプランを利用すれば料金体系がわかりやすく、初心者でも安心して格安SIMが利用できると考えられるわけです。

本記事ではBIGLOBEモバイル「スマホまる得プラン」の詳細を解説していきます。

 

スマホまる得プランの特徴やプランの詳細を解説!セレクトプランとの違いは?

まずは「スマホまる得プラン」の詳細と特徴を確認し、同社の「セレクトプラン」との違いについて解説をしていきます。

 

スマホまる得プランとは

スマホまる得プランはデータ通信料と無料通話分がセットになったプランであり、対象の端末をセットで契約することで端末代が大幅に割引されて利用できる点に特徴があるプランです。

2018年6月時点で対象となっている端末はiPhoneSEiPhone6sZenFone 4 Proの3機種です。

実質的にはこの3機種がデータ通信料+無料通話分+端末代全て込みで月額基本使用料金で利用できるプランと考えられます(さらに言えばZenFone 4 Proは現在在庫切れで次回入荷予定が未定であることから、iPhoneのための月額定額プランとも考えられます)。

 

スマホまる得プランでは1ヶ月あたりに利用できるデータ容量別に

  • Sプラン(1GB)
  • S+プラン(3GB)
  • Mプラン(6GB)
  • Lプラン(12GB)
  • 2Lプラン(20GB)
  • 3Lプラン(30GB)

と6段階にプラン分けされています。

 

スマホまる得プランの無料通話はどのくらい?

無料通話分についてはいずれのプランでも「BIGLOBEでんわ」という専用のアプリを通じて発信した場合に適用され、1回あたり10分以内の通話がかけ放題、あるいは最大90分の国内通話、このいずれかの無料通話分を選択することとなります。

 

なお端末の購入補助額は、Sプランを契約した場合には月額700円の割引が24ヶ月間続き、S+プラン以上のプランでは月額1,050円の割引が24ヶ月間続くこととなります。

 

なおBIGLOBEモバイルでは「スマホまる得プラン」以外に、より自由度の高い「セレクトプラン」というプランの取り扱いもあります。

「スマホまる得プラン」と「セレクトプラン」では利用できるオプションなどについては違いはありませんし、利用できる高速データ通信量別にプランが1GB~30GBまで6段階に分けられている点については共通しています。

両プランの主な違いとしては、「スマホまる得プラン」はSIMカード単体での契約ができず必ず端末をセットで購入しなければならない点通話定額オプションが付帯している点、そしてSIMの種類が音声通話SIMのみという点が挙げられます。

 

端末を自由に選択して使いたい場合やSMS機能付きデータSIMやデータ通信専用SIMを使いたい場合には「セレクトプラン」を選ぶと良いでしょう。

 

スマホまる得プランでiPhoneを運用する場合の具体的なコストは?

続いて「スマホまる得プラン」を契約してiPhoneを利用する場合、具体的にどのくらいのコストがかかるのかについてシミュレーションしていきます。

 

購入する端末はiPhoneSEの32GBモデルとし、SプランとS+プランの2種類のプランでシミュレーションを行っていきます。

iPhoneSEの端末代についてはスマホまる得プランとセットで購入した場合には月額1,700円で24回払いの割賦支払いで支払いを続けていくこととなります。

またスマホまる得プランでは契約から1年目と2年目以降で月額基本使用料金が変わり、プランSの場合は1年目が2,230円で2年目が2,980円、一方のS+プランは1年目が2,430円、2年目が3,480円となっています。

端末代と月額基本使用料金、そして端末購入補助費を考えて計算をすると月額基本使用料と総費用学は以下のように計算されます。

 

Sプランの場合

<月額基本使用料>

1年目…2,230円+1,700円-700円(端末購入補助費)=3,230円

2年目…2,980円+1,700円-700円=3,980円

3年目以降…2,980円

 

  • 2年間利用する場合の総額…3,230円×12ヶ月+3,980円×12ヶ月=86,520円
  • 4年間利用する場合の総額…3,230円×12ヶ月+3,980円×12ヶ月+2,980円×24ヶ月=158,040円

 

S+プランの場合

<月額基本使用料>

1年目…2,430円+1,700円-1,050円(端末購入補助費)=3,080円

2年目…3,480円+1,700円-1,050円=4,130円

3年目以降…3,480円

 

  • 2年間利用する場合の総額…3,080円×12ヶ月+4,130円×12ヶ月=86,520円
  • 4年間利用する場合の総額…3,080円×12ヶ月+4,130円×12ヶ月+3,480円×24ヶ月=170,040円

 

SプランとS+プランを比較した結果

 

こうして両方のプランを比較してみますと、端末購入補助費の差からなんとSプランS+プランの2年間の総費用が同額であるという面白い結果が出ました。

ライトユーザーや少しでも安くiPhoneを持ちたいと考える人は月額基本使用料が安いSプランを選薬してしまいがちですが、2年間の総費用は同額であるためS+プランを契約したほうがお得と考えられます。

 

一方で4年間利用する場合の総額には差が生じています。

安く合理的にiPhoneを利用したい場合には最初の2年間はS+プランで契約し、契約更新月が到来したらプラン変更をするのが良いでしょう。

 




よろしければシェアお願いします!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です