こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。
先日ゲーム会にて、ある方と話をしている際に
「ボードゲームってたくさんあってどれが面白いのか分からない。面白いゲームはどうやって見つければよいの?」
とボードゲームの探し方に迷っている方がおられました。
確かにボードゲームは現在世界で年間1000以上作られていますし、箱絵を確認しただけではゲームの世界観は何となく掴めても、どれだけ面白いのかまではなかなか分かりません。
ボードゲームには色々な探し方はありますが、面白いゲームを探すための方法として容易な方法を以下に挙げましたので、ご参考の一つにしていただければと思います。
①ドイツ年間ゲーム大賞受賞作及びノミネート作品をチェックする
毎年6~7月に発表される賞で、ゲーム評論家などゲームに関する専門家で構成された選考委員会の審査員が、幅広いプレイヤーが楽しめる面白いゲームを選定します。
大賞から惜しくも漏れたノミネート作品でも、何百とあるゲームから選ばれた選りすぐりのゲーム群ですので、面白さは折り紙つきです。
いくつかのサイトで歴代の受賞作が紹介されていますので、どんなゲームタイトルがあるかすぐチェック出来ます。
②ドイツゲーム大賞のランキングをチェックする
ゲームプレイヤーが選ぶランキングで、ゲームファンが投票を行い毎年9月頃に結果発表があります。
中~上級者向けのゲーマーズゲームが選ばれることが多いです。
プレイ時間やゲーム価格は平均より上のものが多いですが、多くのプレイヤーから収集した情報のため、手放しでおススメ出来るゲームばかりです。
③エッセンシュピールのスカウトアクション(人気投票)を参考にする
エッセンシュピールは10月下旬に4日間に渡って開催され、2000もの企業が参加するボードゲームの祭典です。
スカウトアクションとは新作ゲームの見本市であるエッセンシュピールで、色々なボードゲームを遊んだプレイヤーが人気投票を行うもので、上位に入るゲームは、世界じゅうから需要が高まります。
数年前からスカウトアクションの上位に入るゲームは日本語化展開されることも増えてきて、国内予約も殺到する傾向にあります。
スカウトアクションはそれくらい注目を集める情報です。
エッセンシュピールの時期の少し後に、ゲーム情報サイトでスカウトアクションの順位が公開されますので、参考にされると良いでしょう。
④Board Game Geekの評価点を参考にする
「BoardGameGeek」はアメリカ発のゲームのフォーラム&データベースサイトです。
ゲームのランキングなどもあり、それぞれ評価点が付けられています。
10点満点法ですが、神ゲーで8.3~9.7(10は見たことがありません)日本語化は6以上で行われます。
日本人とは民族性や感性が異なるので、高評価のゲーム全てが面白く感じるわけではありませんが、7点以上であれば基本とても面白いゲームになります。
⑤ゲームデザイナーから探す
好きなゲームのデザイナーの名前を覚え、同じデザイナーが作った他のゲームをチェックする方法です。
同じゲームデザイナーの作品ですと、ゲームの色というか持ち味が似ている場合があるので好みに沿います。
また面白いゲームを作っているデザイナーは他のゲームを作っても評価されていることが多いです。
⑥ゲームショップの通販サイトなどにある[店長オススメ]マークを参考にする
個人輸入などをしてショップを切り盛りしている店長さんは目利きですので、「オススメ」マークがついている物は面白いゲームばかりです。
個の意見になるので多少嗜好も加わるでしょうが同時にゲームのプレイの流れもサイトに紹介されていますので、併せて読んで「自分はこのゲームを楽しめそう」と思えば購入を決断するのも良いでしょう。
⑦ゲームショップの店員さんに好きなゲームを伝え、好みの傾向からオススメのゲームを選んでもらう
ゲームの好みは人それぞれ違いますので「多くの人が評価しているゲームを遊んでみたけれど自分にはイマイチ合わない…」といったことも起こり得ます。
多くのゲームを知っているゲームショップの店員さんに「こういうゲームが好きでよく遊んでいる」と伝えれば「〇〇が好きなら△△も楽しめますよ」といった具合に嗜好の傾向から楽しめそうなゲームを教えてくれます。
⑧ゲーム会などで知り合った方におススメのゲームを訊く
初対面の人とのコミュニケーションを取る時のネタとしても最適です。
ボードゲームカフェですとゲームを始めて間もない方の割合が高いので、おススメゲームが持論と被ることが多くなります。
ゲーム会で訊く方が幅広いゲームを教えて貰えるでしょう。
⑨ゲーム会やボードゲームカフェ、ゲームマーケットで気になるゲームを遊んでみる
購入前に実際遊ぶことが出来る場がありますので、そこで欲しいと思う作品をプレイしてみて自分の目で品定めすることが出来ます。
プレイに参加したメンバーによって若干プレイ感が変わることもあるのですが、自分好みの面白いボードゲームを探すのであればこの方法が一番です。
まとめ
いかがでしたか?
①~③は万人受けする注目作や人気作情報が掴め、
④~⑨は隠れた名作やマイナーな作品にも触れることが出来ます。
筆者は上記に加えインスピレーションと言いますか…ゲームテーマやアートワークだけで購入に踏み切ることがあります。
そのゲームに対して自分の好きな要素が一つでもあれば、手元に置いても良いのではないかな というのが自論です。
ちなみにこのブログでも多くの面白いゲームをご紹介していますので、カテゴリー・ボードゲームを参考にしてみて下さい。
お気に入りの作品を見つけて素敵なボードゲームライフを!
コメントを残す