こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。
今回は『学校・職場の休憩時間に短時間で遊べるボードゲーム10選』をご紹介します。
「週末や休日もやることが多くてカフェや例会で2時間以上遊ぶというのは厳しい。短いスキマ時間を利用して遊びたい。」
という方もいらっしゃると思います。
そこで短時間で遊べて持ち運びが楽なゲームをご紹介していきます。
以前【旅行先に持っていくのに最適なボードゲーム】として持ち運びしやすいゲームをいくつかご紹介しましたが、今回はプレイ時間も考慮して昼休憩時間等を利用して遊ぶ事が出来るボードゲームのご案内となります。
友人・同僚を誘って一緒にゲームしてみましょう
近年はテレビ東京の『WBS』や日本テレビの『NEWS ZERO』『嵐にしやがれ』、NHKの『ホットアングル』やTBSの『ぴったんこカン・カン』『王様のブランチ』など、多くのテレビ局・番組がボードゲームを取り上げ、そのメディアの効果により更に需要を伸ばしています。
ですので学校・職場の友人や同僚で「TVで取り上げられていて聞いたことはあるor興味がある」という方もいらっしゃるはず。
まずは知識がある方をターゲットにして食後に誘ってみるのがスムーズに行くでしょう。
学校・職場の友人や同僚が、ボードゲームをまるで知らないという場合は、前述のように「今TVのあちこちの番組で取り上げられていて今とても人気がある」とセールストークを添えれば、相手は興味を持ち「ちょっとやってみようかな」と気持ちが動きますので上手くリードして下さい。
学校・職場の休憩時間に遊べるボードゲーム10選
入手が難しくなってきているゲームもありますので購入したい場合はお早めに。
プレイ時間は最短1分、最長で20分のゲーム集になります。
ニューロストレガシー
2013年に出た「ロストレガシー」の新版で、拡張カードが増えてゲームの面白さに幅が出ました。
プレイヤーはかつて強大な科学力を誇った古代人の”失われた遺産”を求めることが目的です。
「メインフェイズ」で自分以外全員脱落させるか、「探索フェイズ」で先にロストレガシーを手に入れるかで勝利します。
手札は1枚のみで、山札から1枚引いてどちらか1枚を場に出して、カードの効果を適用して他者を脱落させたり、”失われた遺産”カードを探し当てます。
日本人デザイナーとして有名なカナイセイジさんが製作に噛んでいて、16枚という少ないカード枚数で遊べる、シンプルながら推理戦も含むとても面白いゲームです。
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:10~15分
状況:発売中
クウィックス
2013年ドイツ年間ゲーム大賞にノミネートされた小箱ダイスゲーム。
各プレイヤーは、4色の2から12までの数が表示されているスコアシートを受け取り、自分のシートのダイスの目の数にできるだけたくさんの×印を付けることを競い合います。
自分のスコアシートの×印による得点を計算し、最も得点の多いプレイヤーが勝利します。
ルールがユニークで分かり易く、ダイスを振る楽しさが詰まったゲームです。
カードゲーム版もあります。
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:15分
状況:発売中・品薄
※筆記用具必要
ナインタイル
フジテレビの『今夜はナゾトレ』の”東大合格勉強法”で紹介されて、一時品薄になり1万超えのプレミア価格になっていたゲームが2017年に新装版として登場しました。
裏向きに置いたお題カードを表向きにし、手元にある9枚のタイルを自由に動かしたりひっくり返したりして、誰よりも早くお題通りにに並べます。
タイルのシンボルは裏表で異なり、よく考えて並べないとお題にあるシンボルが揃わないなんてことも…。
判断の早さや記憶力が試されるため知育や脳トレにおススメなゲームです。
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:15分
状況:発売中
テストプレイなんてしてないよ
大声を出すことがあるゲームなのでプレイする場所には配慮が必要です。
脱落系のゲームで最後の1人になれば勝利します。
山札から1枚引き、3枚になった手札から1枚場に出す という簡単ルールですが、場に出したカードに書かれた極端な効果が適用され皆を翻弄していきます。
『ヴードゥー』に似た「バカゲー」の類で、1人称を使ったり、じゃんけんであいこにならないだけで理不尽に脱落していきます。
フレーバーテキストも面白く、理不尽さに文句を言いながら気軽に楽しめるゲームです。
プレイ人数:2~10人
プレイ時間:1~5分
状況:発売して間もなく完売。
今プレミアがついているので再販を待つのが良いでしょう。
髑髏と薔薇/スカル
2011年に『髑髏と薔薇』として出たゲームが2013年にクラシカルな絵柄からサイケデリックな絵に刷新され、タイトルも『スカル』になりました。
各自持つ花タイル3枚とドクロタイル1枚を任意の順で重ねるか、花タイルだけめくることが出来ると思う枚数を宣言します。
宣言は他プレイヤーがそれより多い枚数を賭けることが出来、宣言した枚数どおりに花だけをめくり続けられれば勝利ポイントを1点獲得出来ます。
ドクロカードをめくってしまった場合は手元のタイルを1枚失います。
勝利ポイントを2点先取したプレイヤーが勝利します。
山札構成の読み合いが楽しいブラフゲームの名作です。
箱は少し厚みがあるのですが、使用するのは1人4枚のタイルだけなので、封筒やクリアフォルダに移し替えて持ち運びが可能です。
プレイ人数:3~6人
プレイ時間:15分
状況:品薄・入手難
ラブレター
カナイセイジさんの代表作で2012年の日本ボードゲーム大賞で大賞を、2013年のゴールデン・ギーク賞で4冠に輝きました。
プレイヤーは王国の姫に恋する若者となり、姫にラブレターを届けるべく城で働く人達の協力を得ます。
手順は『ニューロストレガシー』と似通っており、手札は1枚、山札から1枚引いて2枚になった手札のうち1枚を場に出してカードの効果を処理します。
最終的に脱落せずに最後の1人となるか、強いカードを持っていれば勝利となります。
カードの効果のバランスが良く、駆け引きが面白いゲームです。
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:5~10分
状況:発売中
THE 神
ジャンケンがベースの分かり易い対戦ゲームです。
「イエス」「ブッダ」「関羽(関帝聖君)」「天照大神」「アヌビス」の中から使用したい神を1柱選びます。
その神が持つ神業カードを出し合い、ジャンケンの要領で相手の神力を削っていき、相手の神力を0にするか山札が尽きた方が負けとなります。
神によって得手不得手を持ち合わせるので読み合いも出来る、何度も遊べる手軽な心理戦ゲームです。
プレイ人数:2人
プレイ時間:3分
状況:発売中
ファブフィブ
2004年に出て2012年にリメイクされました。
スタートプレイヤーは山札から3枚カードを引いて自分だけ確認し、最も大きな3桁の数字します。
その数字を宣言しながらカードを伏せて左隣のプレイヤーに渡しますが、この時ウソをついても良いのがポイントです。
カードを受け取ったプレイヤーは宣言された数字がウソか本当かを考え、ウソだと思ったら「ダウト」と言います。
ダウトせずに受け取った場合は”受け取った時に宣言された数字よりも大きい数字を宣言しなければならない”のです。
ウソを見抜かれた場合、カードに書かれたドクロの数分ライフポイントを失っていく脱落ブラフゲームの傑作です。
プレイ人数:3~10人
プレイ時間:20分
状況:発売中
コリドール・ミニ
手番に出来ることはコマを1マス進めるか、フェンスを建てて相手の進路を妨害するかのどちらかのみ。
自分のコマをより早く向かい側のゴールまで進める2択が悩ましいジレンマと戦略を兼ね備えたアブストラクトゲームです。
1997年に発売され今だ売れ続ける傑作ゲームで、GAMES 100 Game of the Yearを受賞しています。
ミニより小さい『コリドール・ポケット(絶版)』、マスを減らしネズミとチーズをテーマにした『コリドール・キッズ』(プレイ時間10分)もあります。
アブストラクトの中では少数派の、4人までプレイ出来るという所もおススメの点です。
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:20分
状況:発売中
コインエイジ
非常に小さな地図カードに、同梱のコインを乗せて土地を取り合う陣取りゲームです。
自分の色を決め、1~4まで描かれた4種あるコインを1枚ずつ持って両手の中で振ってテーブルの上に落とします。
自分の色面が上になっているものだけ数えて、出ている枚数によってルールで決められた数のコインを地図に配置します。
マスが全て埋まるか、どちらかの手元のコインがなくなればゲーム終了で、地図カードの各区域で一番上に置かれたコインのプレイヤーが、そのコインの数字だけの勝利点を得て勝敗をつけます。
ルールは簡単で非常に短い時間で遊べますが、陣取り要素はしっかりしている隠れた秀作ゲームです。
プレイ人数:2人
プレイ時間:5分
状況:発売中・品薄
番外編
おススメですが入手難なゲーム達です。
ボブジテン
引いたカードに書かれたカタカナ語を、カタカナ語を使用せずに説明して他プレイヤーにお題を当ててもらうゲーム。
当てることで勝利点を得、最終的に勝利点が一番多いプレイヤーが勝者となるコミュニケーションゲームです。
簡単なルールですが外来語が溢れる世界に慣れているとなかなか説明が難しい、着眼点が良いゲームです。
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:~30分
状況:Amazonには流通せず、R&R通販やJELLYJELLYCAFE通販では現在品切れ。
ゲームマーケット等でしか購入できません。
クトゥルフ・ダイス
狂信者となり、相手の正気を奪う脱落ゲームです。
クトゥルフ神話および『クトゥルフ神話TRPG』を知っていると、ダイスを振って正気度を削っていくプレイに一喜一憂出来ます。
ルールが簡単な運ゲームで、プレイ人数に幅があるのが魅力です。
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:5~10分
状況:絶版
まとめ
授業や仕事とはまた違った頭の使い方をするゲームや、頭を使わずノリや運を楽しむゲームなど、気分転換や働き過ぎの脳のリフレッシュにも最適です。
勿論休憩時間でなくても、”ゲーム会などでメンバーが集まるまで軽く何かをプレイしたい”といった場合にもおススメ出来るボードゲームです。
以降の授業や仕事もはかどるかもしれませんね。是非お試しください。
コメントを残す