転職面接の採否はマナーで決まる?面接マナーの重要性と注意点とは







転職面接において質疑応答よりも重要視されるポイント、それはマナーです。

どんなに質疑応答をうまく切り返せたとしても、最低限のマナーが身についていなければ採用まで辿り着くことは出来ません。

 

「質疑応答にうまく答えられて面接も良い感じだったのに、不採用だった」

このような経験がある人も多いでしょう。

それには、あなたが知らずにやってしまっている面接でのマナー違反が原因かも知れません。

 

この記事では絶対に知っておきたい面接マナーの重要性と注意点についてご紹介します。

 

面接時間の8分前~13分前に到着する

 

交通機関などの問題でない限り、面接に遅刻することは当然マナー違反です。

 

しかし、予定よりも早く企業へ到着してしまった場合でも、15分以上前に訪問することはマナー違反です。

 

確かに遅刻する人間よりも、早め早めに行動する人間の方が企業側から見れば評価は高いかも知れません。

ですが、あまりに早く到着してしまうと今度は逆に相手に対して配慮の出来ない人間と思われてしまいます。

 

そのため、企業への訪問は面接時間の8分前~13分前がベストです。

何故8分前~12分前がベストなのか。

それは、この時間内に訪問することで面接が開始する5分前~10分前に席に着くことが出来るからです。

 

通常企業へ訪問する際には、入り口で挨拶を行いますよね。

その後、社員の方によって面接会場となる部屋に案内されます。

この間の所要時間が2~3分程度です。

仮に8分前に訪問したとしても5分前には着席が可能ですし、13分前に訪問すれば10分前には席に着くことが出来ます。

 

しかし、15分以上前に訪問してしまうと待機時間が10分以上発生してしまいます。

面接官は面接時間のギリギリまで自分の仕事に追われていることが多いです。

そこで10分以上も前に面接者が到着してしまっては、面接官へプレッシャーを与えることになります。

転職面接において少しでも自分の評価を上げるためには、到着時間にも十分注意が必要です。

 

起立と着席のタイミング

 

転職面接では面接者が会議室などで先に待機し、後から面接官が部屋に入ってくる流れが通常です。

このとき面接官は部屋に入る際、必ずノックをします。

このノックに対して、しっかりと起立できているかどうかも転職面接では審査基準となっています。

 

これは面接だけでなく、取引先企業へ訪問した際も同様の対応が必要とされるからです。

そのため、ドアノックが聞こえたらすぐに起立する。

これが転職面接においてのマナーとなります。

またこの時、着席のタイミングも重要視されます。

マナーとして面接官が着席するまでは、面接者は席に座ってはいけません。

面接官が席に座った後、「どうぞ」と言われたら着席するのがマナーです。

そのため、この「どうぞ」と言われるまでは椅子の隣に立って待機しましょう。

 

名刺をもらったら必ず机の上に置く

 

意外とやってしまいがちなのが、受け取った名刺をすぐに名刺入れの中へ収めてしまうことです。

転職面接において、この行為は完全なマナー違反です。

受け取った名刺は必ず机の上に置き、常に自分が確認出来る位置に置きましょう。

 

置き場所については、入口から離れた位置に置くことがベストです。

自分から見て入口が右側にあれば、名刺は左へ。

自分から見て入口が左側にあれば、名刺は右へ置きましょう。

 

また面接官が複数人いる場合には、名刺は自分から見て面接官の並び順に配置します。

転職面接では名刺の取り扱い方も審査基準となるため、名刺の取り扱いには十分注意しましょう。

 

コートは企業の私有地に入る前に脱ぐ

 

冬場の面接ではコートの取り扱いも採否に関わる重要なポイントとなります。

まず、コートを脱ぐ際は企業の「敷地外で脱ぐ」ことがマナーです。

ここで注意しておきたいのが、企業の「建物内に入る時では無い」という事です。

 

これは勘違いしている人が最も多いため、しっかりと理解しておきましょう。

さらに脱いだコートは、コートの表側が裏にくるように折りたたみます。

なぜ表のままでなく、表を裏側にして折りたたむのか。

それは、コートの表面は外気に常に触れており、汚れが付着していると考えられているからです。

実際、裏面よりも表面の方が汚れは多く付着しています。

そのため、企業へ訪問する際のマナーとして汚れが付着している表面を裏側へ折りたたんでから敷地内へ入ります。

 

ここでさらに注意しておきたいポイントがあります。

それは面接終了後も、コートを着る場所は企業の敷地外です。

一番油断しやすいポイントですので、十分注意しましょう。

 

「誰も見てないし平気だろう」など、安易が気持ちを持ってはいけません。

企業の敷地内では誰が見ているか分かりません。

あなたの軽はずみな行動一つで、せっかくうまく行った面接も台無しになってしまう可能性がありますので、

企業の敷地内では、まだ面接が続いていると自覚しましょう。

 

まとめ

 

転職面接の際、企業への到着時間は遅くても早すぎてもいけません。

8分前~13分前を目安として到着するように心掛けましょう。

 

また面接において、起立と着席のマナーは必ず身に付けておく必要があります。

受け取った名刺の取り扱いについても同様です。

 

面接内で起こる事象は、全て審査基準と考えておきましょう。

冬場の面接ではコートの脱ぎ方についてもマナーがあります。

コートは企業の敷地外で脱ぎ、面接が終わった後も敷地外で着る。

これは面接においてだけでなく、社会人として最低限のマナーです。

必ず身に付けておきましょう。

 

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