結論から言ってしまうと、転職活動において最終学歴は大きく影響します。
ですが、それはあくまでも表面上の転職活動に影響するだけです。
最終学歴が転職活動に影響する理由とその解決策を知って、学歴コンプレックスなど吹き飛ばしましょう。
最終学歴によって応募できる求人数が変わる
実際に転職活動を始めると分かりますが、多くの企業では求人に対して「応募資格」を設けています。
この応募資格を設定することで、応募してくる人間を絞っているのです。
例えば応募資格に「大卒以上」と記載されていれば、高卒者や専門卒者などは応募できません。
仮にどうしてもその企業に応募したい場合、企業へ直接交渉してみるのも良いかもしれませんが、ほとんどの確率で却下されるはずです、
なぜなら、この応募資格こそがその企業の選考基準となっているからです。
このように、最終学歴によって応募できる企業が必然と少なくなってしまうのが事実です。
これは仕方のないことです。
「なぜ応募できないんだ？」などと考えるよりも、自分が応募できる企業をくまなく探していくことが転職活動では最も大切です。
転職活動はスピードが命です。
自分自身のモチベーションを保つためにも、応募可能な求人には積極的に応募して行きましょう。
最終学歴によっては面接で進学に関しての質問をされる
転職活動の面接において、進学に関しての質問をされる場面も多くあります。
高卒者の場合には「進学は考えていなかったのですか？」など、進学を選択しなかった理由について質問されることになります。
この質問に対する答えは、必ず用意しておきましょう。
高校からそのまま就職した場合であれば、進学をせずに就職の道を選んだ理由について細かく説明します。
高校を卒業してフリーターをやっていた場合には、突っ込んだ質問をされるケースもありますので、必ず相手を納得させることの出来る理由を用意しておきましょう。
企業側は最終学歴に対して聞きたいわけではなく、「なぜ進学を選択しなかったのか」を知りたいのです。
もちろん家庭の事情であればそれは仕方がありません。
ですが、それ以外の場合だと「将来に対して全く計画性がない人間」として見られてしまうのです。
「高卒者」や「中卒者」の場合は、転職面接で必ずと言っていいほど最終学歴に関しての質問があるので、しっかりと事前対策をしておきましょう。
最終学歴なんか気にしない！これまでのキャリアをアピールしよう！
社会の場において最終学歴はあまり意味を持ちません。
その理由は、大卒だろうと高卒だろうと、仕事さえ出来れば評価されるからです。
全ての大卒者が高卒者よりも仕事ができる、なんてことはまずありません。
大卒者にも高卒者にも、仕事ができる人間もいれば出来ない人間もいます。
要するに学歴が高い＝仕事が出来る、の構図は成り立たないのです。
仕事において最も大切なのはそこではないのです。
その為、転職活動では学歴フィルターなどは気にせずに、自分が培ってきたキャリアを最大限アピールしましょう。
学歴だけで判断する会社は辞退しよう
無事、書類選考を通過し、面接に行った際、面接官から心無い言葉を突きつけられることもあります。
「高卒者だと一番低い給料からスタートになるけど、それでも良いの？」
これは企業によって異なりますが、大卒者と高卒者で給料を差別化している場合があります。
当然、給料に違いがあることは仕方がないのですが、これまでのキャリアを全て否定するような待遇を受ける場合には、辞退することをオススメします。
高卒であろうと大卒であろうと、これまでの仕事に対して評価をしてくれる会社はいくらでもあります。
むしろ、こういった正しい評価をしてくれる会社に行くべきです。
学歴によって、給料面が変わってしまうのは仕方がありません。
ですが、高卒だからと言って自分を安売りする必要など全くないのです。
学歴にコンプレックスがあったとしても、これまでの自分の経歴に自身を持ち、堂々としていましょう。
相手に自信が伝われば、待遇面も覆るかも知れません。
転職活動は焦らず、しっかりと企業を見極めることも大切なのです。
まとめ
最終学歴は必ずしも転職活動に影響が出るわけではありませんが、企業の選考ポイントの一つになるのは間違いありません。
たとえが「学歴不問」の求人があったとしても、高卒と大卒の応募者がいた場合、企業側は後者を選ぶことが多いです。
もちろん、学歴など気にしないという会社も多く存在します。
ですが、多くの求人には応募資格が設けられており、「大卒」と書かれた求人には、高卒者が応募できないように制限されてします。
このように最終学歴によって、転職活動の範囲が狭まってしまうのは事実です。
転職活動を攻略するには、学歴のコンプレックスを凌駕するような職務経歴書を作成することが大切です。
これまでの実績をしっかりと相手に説明して、学歴ではなく実務経験で勝負しましょう。
こちらの記事も参考にしてみて下さい！
コメントを残す