長い転職活動を経て、やっと決まった転職先。
しかし、いざ入社して見ると理想とはほど遠い世界。
また求人票に記載されていた仕事内容と全然違った、なんてことも珍しくはないです。
そんな時はどうすれば良いのでしょうか。
この記事では、あなたが「転職に失敗した」と感じたときに取るべき行動をご紹介しています。
転職に失敗したと感じた時には闇雲に行動せず、この記事通りに行動してみましょう。
この転職の何が「失敗」なのか、全て洗い出す
転職先で何が「失敗した」のかを全て洗い出しましょう。
失敗の基準や考え方は人それぞれ全く違います。
「求人票に記載されていた仕事と内容と相違があった」
「新入社員なのに、上司や先輩が仕事を丁寧に教えてくれない」
「転職先で人間関係がうまくいかない」
など、失敗には様々な理由があるはずです。
それは全て一括りにして、「失敗」としてはいけません。
あなた自身が感じた、失敗理由を細分化し洗い出す必要があります。
しかし、自分の理想と違っていたからと言って、それを「失敗」と考えるのは良くないことです。
それは自分の思い描く理想通りの会社など、どこにも無いからです。
また理想通りの会社に入社出来たとしても、時が経過すれば何かしらの不満が発生するはずです。
転職に「失敗」したと感じたら、まずはその理由を全て紙に書き出してみましょう。
応募時の求人票を読み見返してみる
いざ入社してみたら面接で聞いていた仕事内容や給料と全然違った、なんて事もあるはずです。
そんな時は、応募時の求人票読み返してみましょう。
求人票に記載されている業務内容は全く違うものですか?
また給料の額面にも大きな相違がありますか?
おそらく、よほどのブラック企業でもない限り、求人票と実際の業務内容にそこまでの相違は無いはずです。
つまりあなたは、会社の業務内容に不満があるわけではなく、会社自体が既に嫌になっているのです。
理想の会社と違ったから、もうこの会社を辞めたい。
そして、自分を正当化出来る退職理由を無意識的に探しているのです。
しかし、現在はどこの企業でも部署移動や転勤などが付きまといます。
その為、1つの業務だけをずっとやり続けることは難しいのです。
求人票に記載されている仕事内容はあくまでも、「業務の一部」が記載されていると考えるようにしましょう。
もちろん、求人票に記載されている内容が全く異なるものだとしたら、それは会社側へ抗議が必要です。
自分で抗議出来ない場合には、ハローワークへの相談や労働基準監督署へ相談しましょう。
我慢して続ける必要はない
転職先の会社でハラスメントを受けたり、求人票と全く違う仕事をさせられた場合には、すぐに退職することをオススメします。
会社側に非がある場合には、あなたが我慢し続ける必要など無いのです。
あなた自身の身体を守ることだけを考えて下さい。
また、それ以外にも転職に失敗したと感じているのであれば、我慢して会社に留まる必要はありません。
すぐに退職するのも良いと思います。
「石の上にも三年」ということわざがありますが、我慢して続けていくのは精神衛生上とても良くないことです。
身体よりも先に心が壊れてしまいます。
転職先で失敗したと感じたら、”だらだら”と続けて行くより早期退職して次を探した方が良いです。
転職癖がつく危険性
一度転職に失敗してしまうと、転職癖が付いてしまう危険性があります。
それは「転職に失敗したら辞めても良い」という考え方が根付いてしまうからです。
もちろん、会社に非がある場合には無理して仕事を続ける必要はありません。
しかし、自分の求めている理想の会社じゃなかった、という理由で転職をしてしまうと、この先何度も転職を繰り返すことになります。
そうなると負のループが続いてしまうのです。
せっかく決まった転職先にも疑問を抱きはじめ、内定をもらっても喜びを感じなくなります。
さらに、転職を繰り返すごとに給料も下がっていき、それに比例してモチベーションも低下していきます。
また転職回数が増えることで、あなたの社会的信用も下がってしまいます。
そうなると、最終的には転職先さえも見つからなくなってしまうのです。
その為、自分の理想ばかりを追い求めるのは絶対にやめましょう。
まとめ
転職に失敗したと感じたら、まず何が「失敗」なのか洗い出しを行いましょう。
それは原因が自分にあるのか、会社側にあるのかをハッキリさせる為です。
そして、転職先に不満を感じているのであれば、早期退職を考えるのも一つの手段です。
会社に不満を抱えながら、だらだらと勤めていても成長は期待出来ませんし、精神衛生上良くないです。
しかし、自分の理想だけを追い求めてはいけません。
あなたが思い描く理想通りの会社など、存在しないからです。
さらにその考え方では、転職癖が付いてしまう危険性もあります。
転職癖が付いてしまうと、給料の低下だけでなく、社会的信用も低下してしまいます。
その為、自分の主観だけで物事を捉えずに俯瞰的な視野を持つことが大切です。
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