汗の臭いに効く!デオドラント作用のある精油でアロマスプレーを作ろう!







ジメジメした梅雨や汗ばむような暑い日は、汗の臭いが気になりますよね。

そこで今回はデオドラント作用のある精油で、香りも優しく広がる『デオドラントアロマスプレー』の作り方をご紹介しようと思います。

 

夏なのでスッキリとした精油も使いたいところですが、ペパーミントやローズマリーなどスッとした香りの精油は禁忌事項が多いため、今回はちょっとフローラルな香りのラベンダーゼラニウムレモングラスで「ちょいスッキリ」な感じを出して作っていこうと思います。

 

『デオドラントアロマスプレー』に使用する精油の特徴と気を付けたいこと

 

①ラベンダー精油の特徴と禁忌事項

気持ちを穏やかにしてくれる作用もあるラベンダー精油は、ストレス社会の現代最も注目されている精油の1つと言っても過言ではありません。

精神的にも支えになってくれるラベンダー精油には他にも様々な作用がありますが、デオドラント作用もあります。

ラベンダーの香りに癒されながら汗に臭い対策も期待できるなんて、素敵ですよね。

 

ラベンダー精油には婦人科系に働く作用もあるため、妊娠中の特に初期の間は使用するのは控えましょう。

それ以外には特に注意が必要なことはなく、精油の中でティートリーと共に数少ない、体に直接付けてもよいとされる精油でもあります。

しかしもちろん、合わない方もいらっしゃるので特に肌が敏感な方は直接使用するよりは希釈して使用しましょう。

②ゼラニウム精油の特徴と禁忌事項

ローズを思わせるような優しい香りのゼラニウムもアロマセラピーとしてというよりは、ガーデニングや寄せ植えの花として人気が出てきているようです。

ゼラニウム精油もラベンダー精油と似た作用を持っています。

なぜかと言うと、ラベンター精油もゼラニウム精油も精油を抽出する部位が同じだからです。

その中にデオドラント作用もあります。そして香りの相性もよく合います。

 

ゼラニウム精油も婦人科系に作用する成分が含まれているため、妊娠中は使用を控えましょう。

何より、甘くて少し重い香りなので妊娠中のような体が敏感になっているときはいい香りだと思えないことが多いと思います。

自然と体が香りを拒否する香りは無理に嗅がない、触れないようにしましょう。

そしてゼラニウム精油はラベンダー精油より少し肌に刺激があります。敏感肌の方はアレルギーテストを行ってから使用するか、濃度を薄くして使用しましょう。

アレルギーテスト
使用する植物オイル又は水に精油を1滴垂らしてよくかき混ぜたものを前腕部の内側(掌を上にした状態の内側辺り)に少量塗り、10分ほど置き、異常が発生しないか確認する方法です。

③レモングラス精油

レモングラス精油は前述のラベンダー精油、ゼラニウム精油に比べるとすこし、名前の通りレモンのような香りもします。

暑い国で採れる植物なので、暑い時期にとても嬉しい作用を持っています。

その中の1つにデオドラント作用も含まれます。

 

レモングラス精油も、少し肌に刺激をもたらすため、アレルギーテストを行う、低濃度で使用するなどして、ご自身の肌に使用できるかチェックしながらご使用ください。

またレモンのような香りと記載したレモングラス精油の香りですが、レモンに比べるとスッキリとした香りではなく、高濃度で使用すると気分が悪くなる可能性もあります。

そのため、レモングラス精油は肌に使用するアロマクラフトだけでなく、香りを楽しむ場合にも低濃度で使用しましょう。

汗の臭いを抑えるデオドラントアロマスプレー50mlの作り方

 

今回は2%濃度の物と、0.5%濃度の物を作ります。肌の状態に合わせてご使用ください。

 

<材料>(2%濃度)

・ウォッカ又は無水エタノール 5ml

・ミネラルウォーター又は精製水 45ml

・ラベンダー精油 8滴

・ゼラニウム精油 8滴

・レモングラス精油 4滴

 

<材料>(0.5%濃度)

・ウォッカ又は無水エタノール 5ml

・ミネラルウォーター又は精製水 45ml

・ラベンダー精油 2滴

・ゼラニウム精油 2滴

・レモングラス精油 1滴

 

肌がアルコールに弱い方はウォッカや無水エタノールは2~3mlに下げて、精製水を増やしてください。

アレルギーテストを行ってみて、よくないようでしたら精製水のみ、もしくはウォッカ又は無水エタノールを化粧用品のグレープシードオイル又はスイートアーモンドに変えて5ml入れてください。

 

<道具>

・ビーカー

・メスシリンダー

・撹拌棒(ない場合は瓶に入れてからよく振ります)

・スプレーキャップの付いた遮光瓶もしくは普通の瓶

 

<作り方>

  1. メスシリンダーでウォッカ又は無水エタノールを5ml測り、ビーカーに入れます。
  2. それぞれの精油を上記で記載した滴数入れ、よく混ぜます。
  3. ミネラルウォーター又は精製水を入れてさらに混ぜ、瓶に入れます。
  4. 瓶に作った日の日付を書いたネームシールや付箋を貼り、セロハンテープで止めて出来上がりです。

 

度数の高いアルコールや植物オイルを入れるのは、精油は水に溶けないからです。

入れなくてもミネラルウォーターや精製水だけを入れて、使用するときによく振ると拡散されるので一か所に多量の精油が付くことはありませんが、それでも基材と呼ばれるアルコールや植物オイルを入れたほうが精油が溶け水とよく混ざるので、特に体に使用する場合、精油は基材と混ぜてから使用しましょう。

植物オイルの場合、植物オイルが持つ嬉しい作用も取り入れることができますよ。

 

汗を拭いた後にシュッ!肌にもサンダルにも使える『デオドラントアロマスプレー』

今回はスプレーにしましたが、ローションにして、汗をたくさん掻いた時にトイレでティッシュペーパーやハンカチに数滴たらし、体を拭いても気持ちいいですよ。

ただ精油の色がついてしまうので、ハンカチを使用する場合は洗濯のしやすい綿の素材の物を使用するとよいでしょう。

 

また、サンダルやパンプスにも夜の間にシュッとしておくと次の朝には嫌な臭いが軽減されているはずです。

サンダルやパンプスに使用する際は、植物オイルを使用すると滑ったり、素材によっては色がついてしまう場合もあるので、濃度の高いアルコールで希釈したものを使用しましょう。










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