犬を保護して里親になった時の注意点8つ!家に迎え入れる時にする事







あなたとあなたのご家族に合ったワンちゃんを見つける事が出来て色々な手続きも済み、やっと家に連れて帰れる事ができるようになったら、本当に嬉しくてワクワクしますよね。

ワンちゃんにとっても最愛の家族が見つかったのですから幸せなのですが、環境の変化はワンちゃんにも大変なストレスを与えます。

 

今回は、犬の里親になった時の注意点をお話ししていきます

 

⑴家の周りと庭を散歩して、臭いを嗅がせる

これから何年もワンちゃんの家になる場所です。

ワンちゃんをいきなり家の中に入れて来ないで、まず家の周りを散歩させて近所の臭いを嗅がせましょう。

 

そして家に戻ってきたら、今度は家の庭の臭いを嗅がせます。

ワンちゃんがそこでこれから用を足すようになるので、どんな臭いがあるのかワンちゃんに教えておきます。

 

⑵里親ファミリーメンバーと外で挨拶させる

それからファミリーメンバーみんなで外に出てきてもらい、ワンちゃんに挨拶します。

可愛いし待ちに待ったワンちゃんなので興奮しているのはわかりますが、特に小さなお子さんなどは大きな声をあげたり、走り寄ったりしないように注意してください。

みんなが出てきたらその場にしゃがんで、体制を低く保ちます。

静かにしてワンちゃんと目を合わせずに、ワンちゃんの方から近づいて来させるようにしましょう。

 

この時も深呼吸して落ち着き、かん高い声などでキャーキャー言わないよう注意する事です。

ワンちゃんが近づいてきたら、ゆっくりナデナデしてあげてあなたが安全なファミリーだよとわかってもらいましょう。

 

⑶入って欲しくない部屋のドアは閉めておく

 

そしてワンちゃんを家に招き入れます。

ワンちゃんには自由に、家の中の臭いを嗅いでもらってください。

入って欲しくない部屋は、きちんとドアを閉めておきます。

ワンちゃんに危険な食べ物(チョコレートやお菓子など)や、タバコ、乾電池などはかじる可能性があるので、届かない場所に隠しておきます。

 

シェルターから保護するワンちゃんのほとんどは、子犬以外はトイレトレーニングができた状態です。

それでもカーペットの部屋で以前いたワンちゃんの臭いがしたりすると、ついついおしっこをそこにしても良いのかな、と勘違いする事もあるので気をつけましょう。

 

⑷ワンちゃんのベッドは安全な場所に

ワンちゃんがいつもいるベッドは、極端に寒かったり暑かったりする場所ではなく、周りに危険な物がないように心がけましょう。

人が色々な物を捨てるゴミ箱や、ペンキ、電化製品のコードや化粧品などもワンちゃんの居場所の近くには、置かないようにします。

 

⑸リラックスさせてあげる

もちろん新しく家族の一員になったワンちゃんをいつも抱っこしていたり、遊んだりしていたいと思うのはわかります。

ですが新居に引っ越してきたワンちゃんは、精神的にもとても疲れていて、まだまだ頭の中で何が起こっているのか消化しきれない状態です。

ワンちゃんがベッドに横たわったらしばらくそっとして、リラックスさせてあげましょう。

 

お子さんが疲れたワンちゃんを無理矢理触ったり、遊ばせたりしないように注意する事です。

もしワンちゃんがこういう風に顔は前を向いていて、目だけこっちを向く「クジラ目」と呼ばれている目をしたら、要注意です。

「もういい加減にしてって言ってるでしょ!」と言っている目で、それでも触ろうとするといきなり噛み付いたりする事がありますよ。

 

⑹エサを変える時はゆっくりと!

できればシェルターのスタッフに、保護したワンちゃんがいつも食べていたエサの種類を聞いておきましょう。

同じブランドのエサの小袋を最初は与えた方が良いですね。

 

違うエサに変えたい場合は、少しずつ新しいエサを混ぜるようにしてワンちゃんに舌を慣れさせていきます。

シェルターでだいたい推定の年齢を聞いて、年齢に合ったエサの与え方をしましょう。

子犬と成犬、シニア犬ではワンちゃんに必要な栄養素が変わってくるので、エサも徐々に変えていく必要があります。

 

⑺すぐにトレーニングを始める

トレーニングと言っても、食事の前には「おすわり、お手やおかわり」をさせるくらいの簡単な事を、すぐに始めるという事です。

そうするとあなたの家では、あなたがリーダーだとワンちゃんがわかってきます。

外にも定期的に連れ出しておしっこをさせていると、次第にどのドアの前で待てば良いのかとわかってきます。

 

⑻動物病院でチェックを!

保護して1週間以内には、動物病院に連れて行って主治医を決め自分が里親になった事を伝えて検査を受けましょう。

シェルターによっては獣医さんがいるところもあり全て済んでいる場合もありますが、そうでない時はすぐにでもノミ、ダニ、フィラリアのお薬が必要になります。

 

これもシェルターで保護する時に、何が必要なのか詳しく説明を受けるようにしましょう。

特にもう1匹ワンちゃんが家にいて、次の子を保護した場合は病気が移らないようにするためにも重要です。

 

まとめ

 

今回はシェルターでワンちゃんを保護した後に注意する事、などをお話ししてきました。

ワンちゃんが新しい家や家族に馴染むまでは、約1ヶ月くらいはかかると思ってください。

里親になる事は容易ではありませんが、無理せず慌てずゆっくり優しく1日1日見守ってあげてくださいね。










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