うちの最初のワンちゃんはビーグル犬の女の子エイプリル、この子が3歳になった時にもう1匹妹がいたらな〜と思っていました。
エイプリルは温和で大人しく、キバを見せてうなった事さえない優しい子。
だからどんなワンちゃんも2匹目には大丈夫だと思っていました。
今回は私たちファミリーの体験を元に、多頭飼いのメリットや注意点などをお話ししていきます。
私が2匹目のワンちゃんを決めたきっかけ
エイプリルが3歳の頃、私はもうちょっと小さいサイズのラップドッグ(膝の上に乗る小さな犬の事)が欲しいなぁと思っていました。
そんな時ボランティアに行くシェルターに保護された、ミニチュアダックスフンドの女の子。
この子は妊娠している為に捨てられたようで、もうお腹が大きくなっていました。
私もその子の世話を時々やっては、いつ頃子犬が産まれるのかなと楽しみにしていました。
その年の3月に私の父がガンで亡くなりました。
パパっ子だった私はすごく落ち込んでいたのですが、1週間程たった頃、ミニチュアダックスママが子犬を産んだ事を知り、私は「父の生まれ変わりかも!」と思って養子にする事に決めたのです。
あなたが2匹目を飼うきっかけは色々あると思いますが、私は本当に心から多頭飼いをおすすめします。
私がワンちゃんの多頭飼いをおすすめする理由を紹介したいと思います。
ワンちゃんの多頭飼い!人と犬へのメリット
1匹でお留守番しなくて良い
エイプリルは私たちが家具屋をしていたので、毎日お店でお客様に挨拶をするマスコット犬でした。
なので毎日一緒に仕事に行っていたのですが、あなたが2匹目を飼うとたった1匹でオーナーが仕事中に、お留守番をしなくて良くなります。
2匹で留守番中に遊ばなくても、一緒にいられるだけで全然違います。
ワンちゃんの気持ち的に安心感があるのです。
2匹とも健康的になる
うちの2匹目のダックス犬はルビー(女の子)ですが、この子がうちに来たのは2ヶ月半の時でした。
この頃エイプリルは3歳で毎日お散歩していたのに、おデブちゃんでした。
ドクターからもダイエットを勧められていましたが、甘やかしておやつもいっぱいあげていて、なかなか体重を減らす事が出来ないでいました。
でもルビーが来てからは、エイプリルは日中もお店や家で一緒に遊ぶようになって少しずつ体重が減っていったのです。
私たちが忙しくて遊べなくても、2匹で遊んでいるので両方がストレス発散して、エクササイズができているのが目に見えてわかりました。
幸せが2倍
なんと言っても私たちに与えてくれるハッピー度が、倍増します。
毎朝こんな感じで2ワンズから起こされるのです。
目覚めてからずっとこんなに可愛い顔を見て過ごせるのですから、癒し感もたっぷり。
それに私と夫のコミュニケーションがずっと増えました。
この2ワンズを見てると、面白かったり楽しかったりして会話が増したのです。
2匹目が最初の子から学ぶ
ルビーのトイレトレーニングをするのがとっても簡単だったのは、エイプリルのおかげに他ありません。
エイプリルが外に行くとルビーも一緒に出て、エイプリルがおしっこしているのを見たら「私もおしっこしなきゃ!」と真似するので短期間でトレーニングが出来ました。
2匹目を飼う前の注意点
ワンちゃんの多頭飼いのメリットについてお話ししてきましたが、注意すべき点もあります。
ワンちゃんの多頭飼いを始める前に注意点についても知っておきましょう。
性別を考える
うちは両方とも女の子ですが、あなたが女の子と男の子の2匹を飼うようになって、子犬が必要でない場合は、避妊手術をする事が不可欠です。
2匹のサイズの差
最初のワンちゃんが大きくて、次の子がとっても小さいポケットサイズの子犬とかだと、最初の子がそのつもりがなくても、小さい子に怪我を負わせたり潰してしまったりする可能性があります。
極端にサイズの違うワンちゃんを飼う場合は、飼い主がいつも目を光らせて充分に注意するようにしましょう。
費用
ワンちゃんを飼うにはお金がかかるものです。
もちろん1匹が2匹になるとそれだけ、薬代やエサ代、健康診断料金、ワクチン代も多くなります。
ほとんど倍になると思って良いので、それでも大丈夫なのか家族で話し合いましょう。
急に2匹を逢わせない
まずは2匹目のワンちゃんを連れてきたら、家の周りで少しお散歩をさせてください。
家の周りを知ってもらうためと、余計なエネルギーを発散させるためです。
そして家に入る前に最初のワンちゃんを連れ出して、今度は2匹一緒に家の周りを散歩に連れていきます。
ワンちゃんは散歩に行く人や仲間を、自分の家族と思い大好きになります。
この方法でお互いを逢わせると、無駄なエネルギーがなく落ち着いた感情で初顔合わせになるので、うまくいく可能性が高いですよ。
2匹目のワンちゃんの健康状態もチェックする
2匹目のワンちゃんが病気だったり、ワクチンを受けていなかったりすると、最初のワンちゃんまで病気にかかってしまう事があります。
2匹目のワンちゃんの健康状態を良くチェックし、きちんと混合ワクチンを受けさせるようにしましょう。
まとめ
ワンちゃんは元々群れで生活する生き物。
なので1匹で留守番するのは、とてもストレスがかかります。
飼い主側も2匹一緒にいると思うと、留守番させても気分的に安心して出かけられますね。
そしてもう一つ、2匹で留守番すると一緒にいたずらもしやすくなるので、タバコやチョコレートなどのお菓子、乾電池やコインなど危険な物は以前よりももっと気をつけて、届かない場所になおすようにしましょう。
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