犬のトイレのしつけは難しい?トレーニングの仕方次第で簡単に躾可能







子犬を家族の一員として迎え入れたら、一番最初に飼い主がぶつかる壁がトイレのトレーニングです。

私はワンちゃんを保護する前に、アメリカで有名な犬のトレーナー「シーザーミラン」のテレビを毎日観て勉強しました。

 

今回は彼の方法を元に、犬のトイレのトレーニングの仕方をご紹介していきます。

 

犬のトイレのしつけの責任は飼い主

「ワンちゃんがトイレ癖が悪いの」という愚痴を良く耳にしますが、それは飼い主の責任だと言えます。

基本的にワンちゃんは外でトイレをするものなので、トイレをしたくなったら外に行くという風にしつける必要があります。

 

飼い主が仕事があるから、外が雨だからなどと言い訳をつけて怠惰した結果、しつけができていないワンちゃんになっているケースがほとんどです。

 

ワンちゃんのトイレトレーニングの前に知っておきたい事

子犬の膀胱は小さい

子犬の膀胱はまだ小さいので、長時間おしっこを我慢する事は出来ません。

特に小さいサイズのワンちゃんなら尚更です。

 

子犬がいる場所にはカーペットは置かない

トイレのトレーニングができるまでは、子犬がウロウロする場所にはカーペットは置かないようにしましょう。

ワンちゃんは芝生やウッドチップの上のようなフワフワしたところでトイレをしたがるので、それに似たような感触の物を置いておくと、頭が混乱してどこでトイレをしたら良いのかなかなか覚えられません。

 

犬のトイレのトレーニング法

 

①2,3時間おきに外に出す

人間の赤ちゃんが3時間おきにお腹が減って泣くように、子犬も2,3時間おきに外へ出す必要があります。

子犬の膀胱は小さいので、それより長くはおしっこを我慢出来ません。

そして必ず毎回おしっこをしたら、「良い子ね〜」と言ってナデナデして褒めてあげる事が大事です。

 

簡単そうに思えますが、これが飼い主がなかなか続かないのです。

雨が降っていたり、寒かったりするとついつい外に出たくなくなります。

もちろん夜中も最低2回は外に出すようにしましょう。

 

うちにはビーグル犬とダックス犬がいますが、両方とも子犬の時は、夜中にアラームをかけておいて2回連れ出していました。

飼い主が仕事中などで長時間留守にする時は、ケージに子犬を入れてその中にトイレシートを置くようにします。

そして仕事や用事から帰ってきたら、真っ先に子犬を外に出すようにしましょう。

 

要するに時間帯を覚えさせて、「外でおしっこやうんちをする事が良い事なんだ!」と思い込ませる事が大事なのです。

 

②粗相をしたら?

それでも最初のうちは粗相をします。

昔は「おしっこしたとこを嗅がせて、ダメでしょ!って怒らなきゃいけないのよ。」

なんて間違ったトレーニング法を言われていた時代がありました。

このように粗相をした時に飼い主が子犬を怒ると、子犬はおしっこする事自体が悪い事なんだと思ってしまい、必要以上に我慢して膀胱炎になったりするのです。

 

子犬が部屋の中でおしっこをしてしまったら、子犬の目を見ずに声を出さず、黙って綺麗に拭き掃除します。

ペットショップやドラッグストアにペットの消臭スプレーがあるので、そのようなスプレーを買って良く良く拭きあげます。

もしおしっこの臭いが残っていたら、そこに何度もおしっこをしてしまうので注意してください。

 

③食事をしたらすぐに外に出す

子犬は食事をした後にすぐ、うんちに行きたくなるものです。

エサを食べたら、外に出してしばらく様子を見ましょう。

 

④遊んでいて床をクンクンし出した時はすぐに外へ出す

子犬と遊んでいていきなり床をクンクンして歩き出す事があります。

これはおしっこか、うんちをもようしたというサインなので、すぐさま外に出します。

時々間に合わない時がありますが、そんな時は抱っこするとおしっこが止まるので、そのあと外でゆっくりおしっこさせてあげましょう。

 

⑤外に出した後、飼い主が急かしてはダメ

特に寒い時などに外に出していると

「早くおしっこしてよ〜」と思うものですが、決してリードを引っ張ったりして急かせてはいけません。

 

うちのビーグル犬はとにかく臭いを嗅いで回るのが好きだったので、毎回おしっこするまでに20分くらいかかっていました。

ワンちゃんは色々な臭いを嗅ぎながら、どこにおしっこしようか狙いを定める性格があるのでここはじっと我慢です。

 

⑥ドアの前で待つようになる

これを根気よく毎日続けていると、数ヶ月もしないうちにトイレトレーニングができてきます。

こんな風にドアの前でおしっこ行きたい!と待つようになりますよ。

 

犬の種類の中でもトイレトレーニングが難しいと言われるダックス犬でも、うちの子はこの方法で家の中で粗相する事はなくなりました。

ですがもしもの時のために、この布製のトイレシートを置いています。

 

裏側は防水加工がしてあって、床におしっこが染み込まず、外でジャブジャブ洗えばすぐに乾きます。

それに洗って繰り返し使えるので、節約にもなるエコトイレシートです。

 

 

まとめ

 

ワンちゃんのトイレトレーニングは、若い子犬の時にしつけるのが鍵です。

時間を決めて最低でも3時間おきに外に出し、じっとおしっこするまで待って、おしっこしたらナデナデして褒めてあげる、というシンプルな行為を繰り返せば良いだけです。

簡単なようで難しいこのトレーニング、たった数ヶ月の我慢です。

寒くても眠くても怠けずに、外に出してあげるようにしましょう。頑張ってください。










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