「犬の癌|早期発見のために知っておきたい初期症状を8つ紹介!」







人間と同じくワンちゃんの健康に一番気をつけたいのは、「癌」です。

私が知っている数々のワンちゃん達も、やはり亡くなる時の死因は癌がダントツで多いです。

 

ですがそんな恐ろしい癌も、早期発見できれば死に至らずに済むことが多いのです。

今回は愛犬の癌の初期かな?と思える症状をいくつかご紹介していきます。

これらの症状をチェックして、愛犬の癌早期発見に役立ててもらえればと思います。

 

癌を疑うことのできる初期症状:デキモノ

私がドッグシッターしたワンちゃんの中でラブラドールの男の子を、たまたま病院に連れて行った時にお腹にデキモノが見つかりました。

 

触ると何となくドッコンとしている、ソフトボール大のものでした。

獣医が検査に出すと案の定癌だったので、お腹を大きく切り開く手術を受け大変なリカバリーの後、無事に生還しました。

 

数ヶ月前うちのビーグル犬の胸の肋骨の上に、ポツンと豆粒大のデキモノを見つけました。

「虫刺されかな?」と思い様子を見るようにしていました。

約1ヶ月後そのデキモノが少し大きくなってきていたので、心配になり病院へ。

 

早速検査を受けましたが、おかげで癌ではなくシニアになってくると時々出てくる、脂肪の塊でした。

といってもうちの子が太っているためではなく、その他は健康そのもので一安心。

その獣医さんは癌のあったラブラドールの手術をした同じドクターです。

彼は、「飼い主が癌を早期発見するには、いつも愛犬の身体中を撫でる事。」だと言っていました。

そうすればデキモノができた時にいち早く、飼い主が見つける事が出来るからです。

 

ワンちゃんをナデナデする時は、ただ撫でるのではなく身体に何か変化がないか確かめながら、撫でるようにしましょう。

 

癌を疑うことのできる初期症状:極端な体重減少

愛犬がいつものように毎日食べているのに、極端に体重が減っている時は注意した方が良いでしょう。

ワンちゃんがフカフカの毛を持っていると、深い毛に隠れているので飼い主は体重の変化を見落としがちです。

 

私の娘のワンちゃんも、毛がフサフサなので太ったかな?と思うのですが、グルーミングすると細っそりして帰ってくるのでびっくりするくらいです。

ここで大事な事は自宅でワンちゃんの体重を定期的に測る事です。

うちの子たちもだいたい2週間に1度は、夫が体重計に乗ってワンちゃんを抱っこさせ体重を計り、次に夫の体重を計って差し引く方法をとっています。

 

普通の家での小さな体重計に大人しくワンちゃんが乗っていない事が多いので、このやり方はおすすめです。(自分の体重の変化もわかりますしね)

 

癌を疑うことのできる初期症状:食欲不振

 

例えば何か悪いものを拾い食いしたとか、食べ過ぎた後の腹痛の場合は、1日も食べずにいればまた食欲が戻りエサをねだるようになります。

 

しかし例えば腸に癌がある場合などは、うんちが通る時に痛みを覚えるので自然とワンちゃんは、食事を取らなくなってきます。

ほとんどのワンちゃんは食べるのが大好き!

食欲がない時は、何らかのSOSサインなので要注意です。

 

癌を疑うことのできる初期症状:関節が硬くなる

シニア犬になってくればみんな人間と同じで、立ち上がるのがキツくなったり、歩くのが遅くなったり、階段の上り下りをしたがらなくなるのは当然です。

ですが骨肉腫という骨にできる癌にかかると、関節が硬くなり膝を曲げる事が出来なくなったりします。

最近愛犬の歩き方がどうもおかしいとか、座る体制が変になったなどという時は、病院に連れて行って検査を受けましょう。

 

癌を疑うことのできる初期症状:引っかき傷が治らない場合

 

ワンちゃんは良く引っかき傷があったりします。

ですがその傷に薬を塗って数ヶ月間手当をしても、化膿して出血が止まらない場合は、すぐに病院に連れて行きましょう。

 

その場合は、扁平上皮癌(へんぺいじょうひがん)という悪性腫瘍の可能性があります。

テリア、ボクサー、プードル、ビーグル犬は、この癌のリスクが高い犬種なので注意してあげましょう。

 

癌を疑うことのできる初期症状:トイレの回数が変わる

極端におしっこに行く回数が増えたとか、反対に減った場合は腎臓や、膀胱の癌の疑いがあります。

頻繁に下痢をしたり、便秘をするなどの時は腸や、肛門の癌も考えられます。

 

ワンちゃんがおしっこやうんちをしている時に、嫌がっていないか様子を見ましょう。

うんちの状態も調べて、血便が出ているようだったらすぐに病院で検査を受けさせてください。

 

癌を疑うことのできる初期症状:呼吸が荒い

いつもより呼吸が荒くなったり、咳が止まらずいつも「ゼーゼー」といっているような呼吸をしている場合は、肺癌の可能性が考えられます。

今までと同じように遊んだりお散歩に行くと、極端に疲れて動けなくなるとか、疲れやすくなったなと感じたら心臓に支障がある場合も考えられます。

うちのビーグル犬が肺炎にかかった時も、すぐに呼吸の荒さでわかりました。

このように飼い主が愛犬のいつもの呼吸や、どれくらい歩くと疲れるかといった事を把握しておく事が必要です。

 

癌を疑うことのできる初期症状:態度が変わる

 

どういう事かというと、例えば

いつもお腹を撫でられるのが大好きだったワンちゃんが、急にお腹を触られると「キュン」と鳴いて嫌がるとか、

身体のどこかを触ろうとすると吠えたりする場合は、身体のどこかに痛みがあるサインです。

 

自分で見つけるのは難しいので、病院で良く調べてもらいましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

今回は8つの癌の初期症状をお伝えしてきました。

飼い主が一日も早く愛犬の癌を見つけてあげるには、普段からのスキンシップを怠らない事と、ワンちゃんの食事や運動量、おしっこやうんちの変化に気づく事が大切なのです。










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