『エルドラド』財宝求めてジャングルレース!デッキ構築+レースのボードゲーム







こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。

今回ご紹介するおススメのボードゲームは黄金郷の秘宝を求める密林探検ゲームの『エルドラド』です。

この『エルドラド』は競りやジレンマゲームを得意とするライナー・クニツィアがデザインしたデッキ構築+レースゲームです。

 

ドイツ年間ゲーム大賞2017に最終候補に入った事で一時入手が難しくなったていたボードゲームゲームです。

まだ入荷したタイミングでないと買いにくいところはありますが、これからは少しずつ入手しやすくなるでしょう。

 

ゲームの世界観

南アメリカの密集したジャングルの奥深くに、黄金の都市エルドラドがあります。

この失われた王国には、数え切れない宝物…金、宝石、貴重な装飾品が隠されています。

あなた方は、この失われた都市を探索する勇敢な探検隊の一団となります。

あなたは、勇敢な探検のリーダーの役割を果たし、自分のチームをエルドラドに導きます。

あなたの探検隊に専門家を集め、有効な装備を獲得し、賢明に探検を進めるようにしていきます。

最初に黄金の都市の入り口をくぐったプレイヤーが勝者となり、すべての財宝を獲得するのです。

 

ゲームの概要・ジャンル

 

デッキ構築ゲームとレースゲームの融合です。

デッキ構築とレースゲームの組合せは相性が良いようで、『SALMON RUN』と言うゲームもあります。

『SALMON RUN』は鮭の川登りレースですが、『エルドラド』はジャングルや川など様々な地形を抜けていくレースゲームです。

 

 

ゲームの遊び方と勝利条件

カードを使用して、カードに書かれた数値分マスを進み、誰よりも早くゴールまで辿り着くのが目的です。

戦術として強いカードを購入してデッキを強化し、弱いカードを捨ててカード廻しを早くし、歩数を稼ぐようにします。

しかしボードに描かれた地形のバランスが絶妙と言いますか…とても嫌らしい配置になっているので、位置・ライン取りが非常に重要になります。

 

ゲームの準備

  1. スタートボード1枚と、地形ボード4~5枚を抜き出し、レースコースとなるジャングルを作りあげます。
  2. ジャングル最後のボードに、ゴールボードを繋がるように置きます。
  3. バリケードタイルを裏向きにして混ぜ、地形ボードの接続部分に1枚ずつ置きます。
  4. 探検ボードを各プレイヤーに配ります。ここで山札、捨て札を管理します。
  5. スタート時の各自の山札をよくシャッフルして4枚引き、手札にします。
  6. スタートプレイヤーから順に、スタートボードに番号が描かれているマスに配置します。
  7. [2]以外の探検カードを表向きにし種類毎に18個の山に分け、テーブル中央に置きます。

 

 

ゲームの進め方

  1. 手札のカードをプレイ
  2. プレイしたカードをパイル
  3. カードの補充

 

この3手で進めていきます。

 

手札のカードをプレイ

  • 探検隊の移動…任意の枚数のカードを使用して移動させます。
    ゲームボードには「密林」「集落」「川」「荒れ地」「キャンプ地」「山」の6種類の地形や難易度が描かれています。
    移動するには同じ色になっている対応したカードがそれぞれ必要です。
  • 「山」は移動出来ません。
  • 地形ボードの境界にあるバリケードは、最初に通過するプレイヤーのみ必要なコストをカードプレイで取り除けます。
    他プレイヤーよりも負荷は高いのですが、取り除いたバリケードはゲーム終了時に勝利ポイントとして使用することがあります。
  • カードの購入…場に置かれたカードのうち1枚を購入出来ます。
    市場ボードに置かれたカードから購入可能なカードを選び、表向きにして自分の捨て札に置きます。
    すぐに手札に加えたり、ゲームに使用出来たりはしません。

 

プレイしたカードをパイル

  • ①で使用し、ゲームから除外されないカードは、探検ボードの捨て札置き場に置かれます。
  • 手札にカードが残っていれば同様に捨て札にするか、次回の手番に使用するか、選択することが可能です。

 

カードの補充

  • 手札が4枚になるよう山札から引きます。
  • 山札が無くなりカードが補充出来ない場合は、捨て札置き場のカードをよく混ぜて伏せ、新たな山札とします。

 

まとめ

クニツィアらしい分かり易くシンプルなルールに、大きく差がつかないゲーム運びで最後まで気が抜けないバランス調整、ゲーム大賞はとれませんでしたが、よく練られたとても面白いゲームです。

一度プレイすれば「こっちのカードを買えば上手くいけたかも」「このコースを取るべきだったね」「次はこうしたい」など皆でプレイを振り返ってコメントを出して次回への戦略なども立てられ、プレイ時間も短めなため「じゃあもう1回やってみる?」と気軽に再戦に挑めるような手軽さと知略を兼ね備えています。

物足りなくなった場合の追加ルール…バリエーションも用意されており、コースも豊富な組み合わせがあるためリプレイ性は高いおススメのボードゲームです。

 

プレイ人数:2~6人
プレイ時間:30~40分
状況:発売中










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