一人暮らしの電気代について。電気代を節約するにはどうしたらよい?







一人暮らしを始める際に光熱費はどの位なのか気になりますよね。

電気代は一人暮らしの場合は月に3,000~4,000円が相場と言われています。

ただ、電気代とガス代は季節によっても大きく変動する光熱費です。

変動するだけに上手に節約すれば電気代は節約することもできます。

 

ここでは一人暮らしの電気代についてご紹介します。

一人暮らしで少しでも余裕のある暮らしをするために電気代の節約を目指してみましょう。

 

電気代はどんなものに多くかかっている?

 

電気代は何に一番多くかかっているのか。一番大きいのは、エアコンの電気代です。

 

特にエアコンをよく使う夏場と冬場は月の電気代が3,000円~4,000円ほどアップすると言われます。

一人暮らしをしていて夏と冬がやってくると急に光熱費が高くなって驚くのはエアコンの使用によるものが大きいのです。

エアコン次第で電気代は大きく変わり、特に冬のエアコン代はとても高くなります。

 

エアコンの電気代節約のためのコツは?

一人暮らしなのにどうしてこんなに電気代が高いのだろうと思うかもしれませんが、エアコンの電気代に関して言えば一人だから少ないということにもならないでしょう。

使う頻度や設定温度を変えて節約しなければ電気代を節約することができません。

 

そこで具体的に節約方法について挙げてみると、

 

1.設定温度を上げる(冬場は下げる)

・設定温度を1度変えるだけで電気代を10%削減可能に

エアコンの設定温度を1度変えるだけで電気代を10%削減できるのを知っていますか。

夏場のエアコンを24度から25度へ、できれば26度へ変更できたら結構な節約になります。

節電の場合のエアコンの設定温度は28度にしましょうなどとも言われます。

 

それぞれに暑さに対する感覚も異なるでしょうから、可能な範囲で1度ずつ上げてみるのが良い方法です。

また、その日の気温によって外気温との差が激しい時ほどエアコン代はかかっていますのでそうしたことも知っておきましょう。

夏場に涼しいと感じた日は設定温度を上げるなど、こまめに温度設定をすると節約になります。

 

エアコンは始動時に一番電気代がかかります。

エアコンの節約ということでつけたり消したりすることは、逆効果になることが多いので注意が必要です。

 

2.エアコンと扇風機やサーキュレーターを併用してエアコンの設定温度を上げる(冬場は下げる)

エアコンの電気代を節約するために扇風機やサーキュレーターと上手に併用して節電する方法もあります。

 

エアコンと一緒に扇風機やサーキュレータ―を付けてエアコンの冷気や暖かい空気を部屋中に行き渡らせる方法です。

空気を循環させることで夏は涼しく冬は暖かく感じることができます。

冬に扇風機やサーキュレーターと思ってしまうかもしれませんが、つけた方が温かくなります。

 

使い方としてはエアコンに向けて扇風機やサーキュレーターを上向きにしてつけるとエアコンの風が対流するように回り、室温が一定になっていきます。

扇風機やサーキュレーターの電気代はエアコンほどありませんので電気代はあまり気にすることなく両方を一緒に使うことで節電が可能になります。

冬にも有効な節約方法ですので、ぜひ実施してみて下さい。

 

3.エアコンを長く使わなくていいように家にいる時間を短くする

休みの日などに一日中家にいるとエアコン代を結構使ってしまいます。

夏は涼みに日中に買い物に行って買い物先で涼んで帰るというのもいいアイデアです。

実際に私もこの方法をやったことがありますが、いい方法です。

 

電気代は契約アンペアも大切

電気代は、エアコンの他にも電子レンジやテレビ、冷蔵庫、洗濯機、照明などでいろいろかかりますが、一人暮らしで特に節約する方法としては、契約アンペアを検討することも大切なことです。

 

契約アンペアとは、電気を最大に使う時の容量に合わせて契約するもので、どの位電気を一度に使うのかによって契約します。

最初に借りる部屋の契約アンペアがどの位になっているのかはまず確認しておくといいでしょう。

 

ブレーカーのある場所に行くとアンペア数(A)が書いてありますので確認ができます。

通常30Aや40Aのことが多くなっています。

一人暮らしであまり電気を使わない場合は、契約アンペア自体を見直しても節電になります。

 

契約アンペアが妥当かどうか考えるには、部屋で一度に使う電化製品についてそれぞれのアンペア(A)を試算してみると今の契約アンペア(A)でいいのかがわかります。

試算の方法は大体下記のようになります。

  • 電子レンジ 8~15A
  • 炊飯器、オーブン14A
  • ドライヤー 12A
  • 電気ケトル、掃除機 10A
  • エアコン  6.5A
  • テレビ   5A
  • 冷蔵庫   2.5A
  • 照明    2A

 

部屋で自分が同時に使う電化製品を考えてそれぞれの電化製品のアンペアを足してみましょう。

足した上で無理がないアンペアにするのが理想です。

 

電子レンジと炊飯器などを一緒に使うことが多い場合は契約アンペアを30Aにし、契約アンペアを20Aに下げるためにはアンペア数の高い電化製品を同時に使わないように工夫してみましょう。

 

契約アンペアをあまり下げると、大きなワット数の(アンペア数も高い)電子レンジを使っている場合は、炊飯器やオーブンと一緒に使ったり、ドライヤーと一緒に使ったりすると、ブレーカーが落ちることもありますので下げ過ぎにも注意をします。

 

30Aから20Aに下げると月に200~300円の節約になります。

特に40Aに契約アンペアがなっている場合は、20Aまで下げると月500円ほどの節約ができます。

必ず契約アンペアを一度チェックしてみましょう。

 

電気代の節約は家電の使用電気量を知ることから!

 

こうして電化製品にどれ位の電気を使用しているのかを知ることで電気代の節約もしっかりできるようになります。

電子レンジのように一時的に使う電気が大きなものがあったり、ドライヤーなどを長時間使うと電気使用量が大きいことも知っておきましょう。

 

一人暮らしの電気代は、自分がどんな電化製品を多く使っているのかを自分で分析することができます。

自分が多く使っている電化製品について工夫をして節約してみましょう。

 

1か月の電気代の相場は3,000円~4,000円で、夏や冬の相場は6,000円~7,000円ほどです。

それより高くならないように目標設定して、節約を目指していくのが良いでしょう。










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