ロックンロールの創始者『エルヴィス・プレスリー』キングオブロックンロールの世界!







世界的には超有名だが、ここ日本ではなぜか一般的な認知が低く、そればかりかマイナスなイメージでとらえられ不当な扱いを受けているように感じるミュージシャンやアーティストが大勢います。

一般的に人物の名前と顔が一致し、なおかつ曲もいくつか知っているアーティストはビートルズとマイケル・ジャクソンくらいかもしれません。

それ以外にもポピュラーミュージックの世界では歴史を作ったアーティストは数知れず。

もし、音楽好きを自称する人で名前や曲を知らない人がいるのであれば、これを機に是非魅力を知ってほしいアーティストをシリーズにてお伝えしていきたいと思います。

 

ロックンロールの創始者 エルヴィス・プレスリー

 

1950年代にアメリカでロックンロールを生み出し、その後の音楽シーンそのものを変えた偉大なアーティスト、エルヴィス・プレスリー。

1977年8月に亡くなり、今年で死後40年経ちますが、日本においては活躍した年代と没後の時間経過の長さにより若い世代にはほとんどなじみも無く、その世界的に重要な役割を果たした音楽性が評価されることは多くはありません。

 

デビューからの音楽そのものや音楽ビジネスシーンへ与えた影響と、日本でのイメージを探り改めて偉大なキング・オブ・ロックンロールの功績を知っていただければと思います。

 

人種や音楽ジャンルを超えて評価された初めての白人アーティスト

 

アメリカンドリームの体現者とも言える経歴を持つエルヴィス・プレスリーはテネシー州メンフィスにてトラックの運転手からシンガーへ転身し、その後全国的なアーティストへとなっていきます。

白人でありながらラジオで彼の歌を聴いた人は黒人シンガーだと勘違いしてしまったという逸話があるほどの天才的な歌のうまさですぐにメンフィスで名が知れ渡っていきます。

ちなみにこの時代はまだまだ人種差別の風潮が残る時代で白人が黒人の曲を歌うなどということは皆無でしたが、本人はこのころからすでに人種を超えた音楽性を持っていました。

 

またデビュー最初期のころは黒人音楽のリズム&ブルースや白人音楽のヒルビリーをミックスした音楽スタイルでこの演奏フォーマットがロカビリー(ロックとヒルビリー)と呼ばれ短期間ではありますがアメリカ全土に多くのフォロワーを生むムーブメントを起こしました。

その後ロカビリーを含め、エレキギターサウンドを主にした8ビートのサウンドを1960年代初めころにはロックンロールと総じて呼ぶようになっていきます。

同時代のアーティストとしてはチャック・ベリーリトル・リチャードバディ・ホリーなどが有名です。

 

プレスリーの日本でのイメージはほぼ70年代のもの

 

日本でイメージされているエルヴィス・プレスリーといえば、太った体形や、太いもみあげ、上下のつながったキラキラのステージ衣装、また腕全体についた紐、といったところでしょうか。

こういった見た目の部分がものまね番組などで面白おかしく強調され本来の功績があまり知ってもらえていないというのが現状ではないでしょうか。

 

先に述べたビジュアルのイメージはキャリアの後半の70年代のものばかりです。

実際は1950年代の後半と70年代の前半が音楽活動の時期と言え、60年代は徴兵でドイツに赴任し、任務を終えてからは映画の世界を中心に活躍していました。

日本のメディアで取り上げられるようになったのは音楽シーンに本格復帰した70年代の活動時期がメインとなるので大半の方が前述のようなイメージを持つようになったのだと思われます。

 

プレスリーの音楽以外の重要な逸話

 

1960年代は映画の仕事を中心に活躍したのですが、その大半は劇中にエルヴィスが歌を唄ういわゆるミュージカル映画的なものばかりでした。

本人はジェームス・ディーンに憧れていたのでシリアスな映画に出演したかったようですが、その思いと裏腹に映画音楽を集めたレコードが全米で売れまくったのでなかなかそういった本格的な映画には出演できませんでした。

ちなみにこの映画音楽を集めたレコードが今でいう映画サントラ(映画で使用された音楽を集めたサウンドトラック)というもので、今では当たり前の物を計らずも最初に世に広めたのがエルヴィス・プレスリーということになります。

 

また、彼に憧れたビートルズとも一度プライベートで会っています。

彼の存在がビートルズを生み、また多くのロックンロールミュージシャンを生み出したのは間違いありません。

1965年に極秘の会談として1度だけエルヴィスの自宅で会ったビートルズは緊張と感激のあまり呆然と立ち尽くしてしまう、それほどの憧れの存在だったエルヴィスとこの時遊びの感覚でセッションを行ったという逸話が残されています。

 

ほかにも酒やたばこを一切やらなかったり、生涯一度も海外に行ったことが無かったり、趣味はバッジ収集だったりと偉大なアーティストの面とは別にとても人間味あふれる面も持ち合わせていました。

中でもステージでの動きが卑猥だという苦情が多く寄せられテレビ出演時に一切下半身を移さずに上半身だけを映して歌を披露したというのは今では考えられないことですが当時の社会的なロックンロールの在り方がよく分かる逸話として今でも語り継がれています。

 

『エルヴィス・プレスリー』全ての音楽好き必聴の作品

 

音楽自体の活動期間は意外と長くないエルヴィス・プレスリーも時代によって音楽性は変化していますがなにより全ての音楽好き必聴なのは1956年にRCAからの全国デビューアルバムとしてリリースされた『Elvis Presley(邦題:エルヴィス登場)』です。

サウンドはそれまでのメンフィスにいた頃のようなヒルビリー、カントリー&ウェスタン調もまだ残っていますが、黒人リズム&ブルースのカバーや疾走感のある楽曲ばかりで、ここからロックンロールが始まった瞬間というのを聴いていただけると思います。

とにかく黒人のような艶のあるエルヴィスならではのうますぎるボーカルに注目していただきたいと思います。

 

これからも生き続けるキング・オブ・ロックンロール『エルヴィス・プレスリー』

 

アメリカではいまだに生存説が囁かれ、目撃談があがることもしばしばのエルヴィス・プレスリー、それだけアメリカ人の心の中に生き続けているということなんでしょうね。

ロックが存在する限りまたエルヴィスが成してきた偉大な功績は語り継がれていくものと思います。

それほど音楽史を変えた世界の財産である彼の音楽に触れたことがない人がいるのは非常にもったいないことだと思います。

これを機にエルヴィス・プレスリーをはじめとする音楽史を変えたレジェンドを再確認し、新たな音楽の楽しみ方に気付いていただければと思います。










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