人類最強と言われたエメリヤーエンコヒョードルは本当に最強なのか







今回は、PRIDEがやっていた時代に生まれていた男子であれば、ほぼ全員が知っていたといってもいいであろう、エメリヤーエンコヒョードルについてです。

身長182㎝、体重は100キロ強と格闘家の中ではそれほど大きくはない選手です。

 

「60億分の1の男」「氷の皇帝」「ロシアンラストエンペラー」など、様々な異名がついていました。

 

人類最強と言われるだけあって、テレビで放映されたような試合はどれも派手に決めていたような気がします。

PRIDEヘビー級三強と言われており、残りの二人である、アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラミルコクロコップのどちらに対しても勝利しています。

他にも、名だたるPRIDEのスターのほぼ全員を倒しています。

 

ただし、PRIDE以外での活躍があまり知られていないので本当に最強なのかということに対して、疑問を持つ方もいるかもしれません。

ということで、今回はエメリヤーエンコヒョードルの強さについて、迫っていきたいと思います。

 

エメリヤーエンコヒョードルの戦績

戦績としては、プロとして36勝5敗1ノーコンテスト(無効試合)ということで、負けの経験はある様です。

そのうち、27回の一本勝ちまたはKO勝ちをしています。つまりKO率としては、75%です。

 

これくらいの戦績であれば、見た目は、ほかの二人のPRIDE三強も見劣りするほどではありません。

しかしエメリヤーエンコヒョードルのすごさは勝利の回数ではないのです。

連続勝利数で言えば、もちろんボクシング界の英雄マニーパッキャオの方が多いです。

ですが、様々な格闘技の出入りがあるはずの総合格闘技において、しかも当時最大規模といってもいいPRIDEという場において8年間無敗だったのです。

これで、エメリヤーエンコヒョードルの強さが少しでも伝わったでしょうか?

 

エメリヤーエンコヒョードルの強さの秘密は筋肉にあり?

次に、エメリヤーエンコヒョードルがなぜこんなにも強かったのかということを分析していきましょう。

 

彼の構え方は、足を大きく前後に開き、姿勢をまっすぐに正しています。

普通選手の構えとしては、打撃から顎を保護するために、しっかり顎を引いて、少し上目で相手を見るようにします。

 

これは顎を守れる一方で、視界が少し狭くなってしまうということがあります。

パンチしか打たないボクシングならまだしも、キックも、タックルもある総合格闘技では、視界が広いほうがいいのではないのでしょうか。

ボクシングから来たような選手は、あごを引いて構えているのが分かりますが、エメリヤーエンコヒョードルは、柔道やコマンドサンボが前身にあるので、少し構えが違うのでしょう。

どちらかというと、自分の領域に入らせないような構えをとっていると言えます。

 

また、大きく足を開いていることに関してですが、一般的にあまり理想的であるとは言えません。

足を開くことで、しっかり踏ん張れるようになるので、パンチ力は強いですが、機動力という点から見るとかなり分が悪いです。

一気に間合いを詰められて、パンチなどを打たれると、ガードをするという選択肢しか残されていないのです。(普通の選手にとっては)ガードをしている時間は、自分は相手に対して何もできない時間であるので、もったいないし隙になりさえします。

ですが、エメリヤーエンコヒョードルに関しては、しなやかな背筋を持っているため、そういった場合にもスウェーを使うことができ、よけることができるのです。

 

また、彼はもともと、柔道、コマンドサンボをやっていたので、寝技やグラウンドへの持ち込み方がうまいのは納得できます。

ただ、彼の戦績を見てみるとパウンドによるTKOが結構な数あることが分かります。

パウンドとは、グラウンドで下の相手に向かって拳を振り下ろすような攻撃方法です。

総合格闘技では、パンチやキックによるダウンがあっても、試合を続行するので、それを追撃する形で打ったパウンドが試合結果になることが多いです。

つまり、寝技が得意であるにもかかわらず、打撃で多くの勝利を収めているのです。

 

これは、彼のよく発達した広背筋のためだと言われています。

また、その筋肉に柔軟性も兼ね備わっているため、勢いのいいパンチが放たれるのです。

彼の異名の一つである、「氷の皇帝」というのは、殴られた時に感じる傷みが、氷をぶつけられたような鈍い痛みであると対戦相手が発言したことからついたと言われています。

 

エメリヤーエンコヒョードルの一番の強みはメンタルの強さだった!?

 

エメリヤーエンコヒョードルと試合を行った、相手選手が感じるのは、強さそのものよりも彼の試合中の冷静さであると言われています。

テイクダウンをされて圧倒的に自分が不利なポジションであるにもかかわらず、常に冷静で落ち着いているため、逆に焦りを感じてしまう人もいるのだとか。

ある選手は、

「彼には恐怖心がない。自分の戦いといつでも正対できているから強い。ほかの選手にはできないことだ。」

と述べていました。

 

一瞬の判断で決まる戦いの中で、判断を冷静に下せるエメリヤーエンコヒョードルが強いのは、当然のことのように感じられます。

 

まとめ

 

エメリヤーエンコヒョードルの強さについて分析してきましたが、結局はメンタルの強さが異常であるということがその要因の一つであったということで、なんか釈然としない感じが残ってしまいました。(笑)

ですが、体格がそれほど恵まれていないのにもかかわらず、あれだけの選手を倒したのだから、やはり練習の成果なのでしょう。

最盛期は、筋トレはほぼ自重トレーニングだけだったというから驚きです。












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