英語の勉強で暗記が嫌いな人、暗記に苦手意識がある人にオススメな勉強法







英語を勉強する際に暗記しなければならない機会は多いと思います。

特に英語の資格は数学のように理解し、自分で解法を導き出すものよりもどれだけ暗記したかで合否を分けるものが多いです。

ただ、暗記というのは楽しいものではないです。

よほど暗記好きな人でもない限り苦痛な作業になりがちです。

そのような方に今回は暗記についての考え方を変えるチャンスです。この勉強法を利用すれば、暗記についてのネガティブな気持ちも変わり資格の勉強に前向きに取り組めます。

 

暗記作業はもとより勉強すべてに言えることはいかにしてその時間を楽しいものにするかがポイントです!

 

暗記作業は半分、後は好きなもので理解する!?

社会人になって、英語の資格の勉強をしようとテキストを読んでみると、覚えることが多くて嫌になることがあると思います。

このように勉強する前から嫌な気持ちになり中々勉強する気になれないことは多くあります。

 

では、学生時代の勉強はどうだったでしょうか?

興味のある分野、あらかじめ少しテレビや本などで知っていたことには拒否反応を起こさなかったはずです。

大人になってからの勉強にもこの心理を利用する手はありません。

つまり、興味のある分野から取っ掛かりを探すのです。

 

例を以下に示します。

 

英検2級に受からないといけない状況の場合

 

  1. まず英検2級の過去問を読み込みます。
    そこですべてを理解する必要はまったくありません。
    全体の流れを把握しどのようなことを求められているかを知ります。
  2. 過去問の中から興味のあった分野を抽出します。
    ここで大事なのは単語とか長文とかというジャンルから選ぶのではなく、書かれている文章で興味を引いたことを書きだします。
    例えば、長文問題が日本の歴史だった場合、英語圏から見る日本の歴史観がおもしろいと思えたのなら、それこそが興味のあることです。
  3. 抽出した興味のある内容の勉強をします。
    日本の歴史の長文なら、そこで出てきた単語、文法、語法を覚えてしまい、長文も音読します。
  4. 興味のある内容の勉強から派生した文章を読みます。
    英字新聞でもいいですし、読解のレベル別に販売されている本もあるのでそれらを利用します。
    日本の歴史からアメリカ、中国と移る人もいるでしょうし、日本の文化、伝統へと移るかもしれませんが、そこは個人差があるので興味を持ったジャンルに進むのが正解です。
  5. この勉強方法をどんどん派生させていきます。
  6. 派生させていく過程で過去問を読み返すと好きなことを理解することの手助けになることもあり、今まで苦手意識を持っていた分野も勉強しようと思えてきます。
    このサイクルを有効活用し試験まで勉強を続けます。

 

 

勉強の基本は興味関心に忠実に!

 

この勉強法の最大の利点は勉強が苦にならないことです。

勉強に対して苦手意識や嫌いだと思っている人は、学問が何のためにあるか分からなかったり、勉強している内容が自分の関心とずれていることが多いのです。

勉強がツライと思っている方は、まず勉強を自分の好きなことと関連させてしまうのが得策です。

 

自分の好きなことには時間も惜しみませんし、苦痛にも感じません。むしろ楽しい時間です。

好きなことは勉強する際にも大きな武器になるのです。

勉強への取っ掛かりを見つけてしまえばあとは趣味と同じように好きなように流れるようにすればいいです。

時々、その資格で求められている知識とのすり合わせをしていけば問題ないのです。

 

では、暗記はどうすれば良いか?

勉強するときの取っ掛かりは比較的簡単に作ることが分かったと思いますが、暗記はどうするかです。

これも具体例で示したように暗記のモチベーションは好きなことにからめると格段に上がります。

そして、経験的に多くの方が知っていることですが、好きなことは覚えようと努力する必要はありません。

小さいころに見たテレビアニメのキャラクターの名前は覚えようとしなくてもいつの間にか覚えていたはずです。

 

大人になっても子供のときと変わりません。

つまり、好きなことをしているときは努力しなくてもすんなりと覚えられるのです。

好きなことをしているときに覚えるという行為は苦痛ではなくむしろ快感です。

そして、好きなことは自然と何回も繰り返してしまい、費やす時間も増えていきます。

 

この暗記法の極意は好きなことと関連を作ることで勉強への敷居を下げて、勉強時間を格段に伸ばすことで効果を発揮します。

勉強や暗記しているという実感さえも取れてしまえば最大の効果が出ているときです。

 

まとめ。勉強を好きになる必要はなし、元々好きなことを大事に

 

勉強が根っから好きな人はあまりいません。

たいていの人が勉強を好きになった背景を持っています。

その背景を大事にできている人は他の人から見たら勉強が苦にならない、もしくは勉強が好きなのだろうと捉えられているのです。

 

ですので、これから英語の資格を取るために暗記したり勉強したりしなければならない人も自分の好きなことを積極的に利用するのがオススメです。

好きなことを勉強に組み込むことが出来ればいつの間にか勉強も趣味の一部となってしまいます。










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