DAOKOと米津玄師のコラボ!人気映画の主題歌「打上花火」を紹介!







2017年の夏の大作として話題になった映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」

その主題歌となったのが、DAOKO×米津玄師による曲「打上花火」です。

今回は、この曲の魅力について紹介します。

 

映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」って?

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、2017年8月に公開されたアニメ映画です。

 

原作は1993年にテレビ放送された同タイトルのドラマとなっているこの映画は、2017年の夏のアニメ大作として注目を集めました。

また、主演声優として広瀬すず、菅田将暉が参加したことでも話題になりました。

 

作中ではある町の夏を舞台に、2人の少年少女の純粋な恋が描かれます。

物語の主人公・典道は同級生の少女・なずなに惚れていますが、なずなは親の再婚によって遠くへ転校することになります。

 

突然「かけおちしよう」と呼びかけてきたなずな。

彼女と離ればなれになることをどうにか避けたい典道は、そのために奮闘します。

 

そんなラブストーリーにとある不思議な「玉」の力が働いて、主人公は何度も時が巻き戻るタイムリープを経験することになります。

そしてそのタイムリープのなかで、なずなと一緒にいられる結末を探していきます。

 

ノスタルジックで鮮やかな「夏」の風景をバックにSFチックでどこか不思議な物語がくり広げられる、涙を誘う感動作です。

 

主題歌「打上花火」

 

DAOKOと米津玄師によるコラボ曲

そんな感動の映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌になったのが、ボーカリストのDAOKOとクリエイターの米津玄師がコラボして製作された曲「打上花火」です。

 

映画公開の2日前、2017年8月18日にDAOKOの3rdシングルとしてリリースされたこの曲は、オリコン週間チャートで9位、配信ランキングで1位を獲得し、これまでのDAOKOの作品で最大のヒット曲となりました。

 

「打上花火」の魅力は?

 

「打上花火」の魅力は、何といっても夏の景色が浮かんでくるようなノスタルジックな世界観です。

 

DAOKOの透明感のある歌声と米津玄師のハスキーな歌声が絡み合う男女のツインボーカルは、切ない曲調を色鮮やかに彩って映画の恋物語をより連想させます。

 

静かに始まり、サビで歌詞の通りメロディが「パッと光って」弾ける曲展開は、聴いていると夏の夜空に花火が咲く光景が脳内に浮かびます。

 

歌詞全体を見ても「波間」「渚」「夕凪」など夏休みの田舎町を連想させるようなワードが散りばめられていて、アニメのシーンを繋ぎ合わせたMVも相まって懐かしい気持ちになります。

子どもの頃を思い出して不思議と涙が溢れてきそうになって、ついくり返し聴いてしまうような曲です。

 

曲を通して音数は少なめに、シンプルなサウンドに仕上げられていて、情景的な「歌」が中心として引き立つようなアレンジになっています。

静かな部分、盛り上がる部分の緩急が大きくつけられていて、静かな部分では誰もいない夏の海や無人駅などの風景、盛り上がる部分では打ち上がるたくさんの花火などの風景が頭に浮かびます。

 

曲のあらゆる部分が誰の記憶にもある「子ども時代の夏の、色鮮やかな景色」を連想させて、完璧なノスタルジーを感じさせてくれる名曲。

それがこの「打上花火」です。

 

コラボしたDAOKOと米津玄師って?

 

「打上花火」は、個性派アーティスト米津玄師からDAOKOへと提供され、「DAOKO×米津玄師」の名義でリリースされました。

では、このDAOKOと米津玄師とは何者なのか?紹介します。

 

DAOKO

DAOKO(ダヲコ)は、若干20歳の若手女性ラッパー・シンガーです。

まだ中学生のときにニコニコ動画にラップを投稿し始め、インディーズレーベルとの契約、m-floとのコラボなど徐々に注目を集めていきました。

 

そして高校卒業と同時にメジャーデビューを果たし、今に至ります。

 

大人びた雰囲気とはギャップのある、可愛らしい声でくり広げられる切れのいいラップが持ち味のDAOKO。

「打上花火」では、ボーカリストとして透明感溢れる爽やかな歌声を披露しています。

 

米津玄師

米津玄師(よねづけんし)は、「打上花火」の作詞作曲を手がけたアーティストです。

元々は初音ミクなどに自作曲を歌わせるボカロP「ハチ」として人気を博しました。

 

現在の「米津玄師」名義でメジャーデビューを果たしてからは自ら歌唱しています。

 

個性が重視されるボーカロイド音楽の世界で「ハチ」として名を馳せたためか、単純なJ-POPの枠に収まらない多彩な表現を得意とする米津玄師。

「打上花火」でも、サビの盛り上げ方やリズムに良い意味で癖があります。

 

ボーカルとしても曲に参加し、DAOKOとのツインボーカルで切ない恋物語をより連想させる彩りを加えています。

 

まとめ

 

DAOKOと米津玄師という、インターネット上での活動から有名になった2人の次世代型アーティスト。

「打上花火」は、そんな新しいタイプのアーティストによって作られた作品です。

 

そんな作品だからこそ、昔の名作青春ドラマを現代のアニメ映画にリメイクした「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」の主題歌としてこんなにもマッチしているのではないでしょうか。

 

懐かしさで思わず感動がこみ上げてくるこの名曲を、映像にも注目しながら是非じっくりと聴いてみてください。










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