こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。
この記事を書いている11月現在、これからクリスマス、忘年会、新年会などで人と集まるイベントが多い時期になると思います。
今回は『プレゼントやパーティーに最適なおススメボードゲーム15選』をご紹介します。
ちょっと中途半端な数字ですが、今回は「お子さんと遊ぶゲーム」5選、「10代以上で楽しめるゲーム」5選、「セクシーな大人のゲーム」5選で用意いたしました。
子供と一緒に楽しむボードゲーム
小さなお子さんと遊ぶのに直感で分かり易いゲームや、見た目に楽しいカラフルなゲームをリストアップしました。
とは言えそんな簡単なものばかりではなく誤誘導させるようなひねりの効いたビジュアルが用意されていますので、大人でも楽しめるゲームです。
ヴィラパレッティ
バランスゲームです。
各プレイヤーで担当する色とその柱を決めて、ゲームボードに柱全てを乗せて、床板を乗せます。
自分が受け持つ色の柱を抜いていき床板の上に置いていく…ということを繰り返します。
自分の柱が支柱にならないようにしながら、より高い階層の床板に自分の柱を乗せることを目的としていて、大人同士で遊ぶとかなり知略を巡らせる攻防戦へと変わります。
柱も床板も木製なので、崩れる時は派手な音がします。
厚手のテーブルクロスを敷いたり、クッションマットを利用しましょう。
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:15~30分
2002年 ドイツ年間ゲーム キッズ部門大賞
デジャブ
記憶力ゲームです。
裏向きの山にしたカードを中央に置き、その周りにアイテムが描かれたタイルを散りばめます。
手番が来たら山札からカードを1枚めくり表向きにして山札の隣に置いていきます。
各アイテムは2回出てくるので、2回目に見たと思ったら、対象のアイテムタイルを素早く取ります。
実はカードの表示は1回目で、その後手元にあるタイルと同じアイテムが描かれたカードが出てきてしまったら脱落となります。
アイテムは36種類もあるので1回目か2回目かが曖昧になってしまう所が悩ましく、面白いゲームです。
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:15分
おばけキャッチ
反射神経系のゲームです。
赤い椅子、灰色のネズミ、緑の瓶、青い本、白いオバケの5つのコマがあります。
裏向きに置いた山札からカードをめくり、カードに描かれているものと一致するもの、もしくは完全に一致しないもののどちらかのコマを素早く取ります。
正しいコマを取ったプレイヤーはそのお題カードを引き取り、終了時に獲得したカードが多いプレイヤーが勝利します。
”カードに一致するもの”は分かり易いのですが、”完全な不一致”は一瞬皆の動きと思考が止まります。
このギャップが混乱を生み、ついお手付きをしてしまう…子供から大人まで楽しめるゲームです。
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:20分
2011年 ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート
スピードカップス
こちらも反射神経系のゲームです。
各プレイヤーは5色のカップを持ちます。
山札からお題の描かれたカードがめくられたら、そのお題に沿って素早く並び替え、いち早く中央のベルを鳴らすゲームです。
誰よりも早くベルを鳴らしたプレイヤーはそのお題カードを引き取り、終了時に獲得したカードが多いプレイヤーが勝利します。
お題のカードは鳥や花瓶の花などで書かれていて、微妙に順番が分かりにくくなっているものがあり、順番をまちがえてしまうこともしばしば…。
スピードが要求されると同時に、頭を使うようなお題も混じっていてそのバランスが良いゲームです。
プレイ人数:2~4人
2014年 ドイツゲーム大賞 子供ゲーム部門ノミネート
ペンギンパーティー
5色あるペンギンカードを下段からピラミッド状に出していきます。
カードが 「赤」「緑」 と並んでいたら
「赤」
「赤」「緑」
もしくは
「緑」
「赤」「緑」
が置けます。
上に置くカードは下の2枚のカードを跨ぐように置き、下の2枚のカードのどちらかの色を置くことが出来ます。
手札を残さないよう、どの色を置いていくかの選択が悩ましく短時間で終わるので「もう1回!」となるクニツィア得意のジレンマゲームです。
2015年にリメイクされました。
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:15分
ティーンズ以上が手軽な戦略で楽しむボードゲーム
手軽ながら知略や心理戦が楽しめるゲームです。
2017年にリメイクされて入手しやすくなった過去の傑作ゲームを中心に集めました。
タイムボム
2014年にゲームマーケットで販売され、2017年11月にリメイクされた正体隠匿ゲームです。
時限爆弾の解除を目的とした爆弾処理班のチームの中に、テロリストが紛れ込んでいいます。
それぞれのロール(役割)で水面下で活動し、爆弾を解除するか、爆発させるかの目的達成を目指します。
脱落が無い簡易版人狼ゲームなのでとっつきやすいゲームです。
4~6人から2~8人とプレイ人数にも幅が出て遊びやすくなりました。
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:1~30分
シンデレラが多すぎる
こちらも2014年にゲームマーケットで販売されたゲームです。
プレイヤーは国の有力者となり、シンデレラの記憶が曖昧な残念な王子に取り入ろうとします。
自分の配下をシンデレラ候補に仕立て上げて情報操作を行い、シンデレラの特徴を満たせるよう都合の悪い条件は拒否し、都合の良い条件は潰されないようにしていくゲームです。
後ろ盾を狙うあまりシンデレラの条件が混沌としていく、(時には男性になる事も…)シンプルで面白いゲームです。
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:10分
カルタヘナ
2017年8月に拡張版や新ルールを加えリメイクされました。
1672年のコロンビアの要塞都市カルタヘナで起こった海賊の脱獄事件をテーマにしたゲームです。
手番には
- 手札に描かれたシンボルと同じマスに海賊コマを進める
- 別の海賊コマがあるマスまで海賊コマを後退させて使用したカードを補充する
のどちらかを行い、ゲームボードのゴール地点にある脱出用スループ船を目指します。
コマの後退でカード補充というのがミソで、シンプルなルールですが奥深くもある面白いゲームです。
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30~45分
2001年 ドイツ年間ゲーム大賞ノミネート
あやつり人形
2000年に発売され、2017年11月にリメイク版が発売されました。
プレイヤーは城下町の有力となり、異なる能力を持つ役職8人を上手く使って街に様々な施設を建てていきます。
手番には
- 金貨を集める
- 施設カードを手札にする
- 建築する
- 役職カードの能力をタイミングに応じて使用
を行い、建てた施設のコストに応じた貢献度を受け取ってその貢献度を競います。
他プレイヤーがどの役職を選んだかの読み合い、役職と施設の組み合わせでボーナスを得たりとルールは分かり易いですが心理戦が熱いゲームです。
プレイ人数:2~7人
プレイ時間:60~90分
2000年 ドイツ年間ゲーム大賞最終ノミネート
ブラフ
1987年に発売され、2017年5月にリメイク版が発売されました。
各プレイヤーはサイコロを5個振り、こっそり確認した出目情報を元に全員分の出目数を予想していくゲームです。
「ブラフ」とあるようにハッタリをかけて「2の目が○個(はあるはず)」と言ったように出目に応じた総数を予測しながら吊り上げます。
「そんなにないだろう」と思ったら「ブラフ」といい、全員のダイスカップを開けて個数を確認していきます。
宣言した個数以上ならブラフ宣言したプレイヤーが、宣言した個数以下なら出目の個数を宣言したプレイヤーのサイコロを減らしていきます。
サイコロを減らしたら仕切り直し、最後までサイコロを持っていたプレイヤーの勝利です。
自分の持つサイコロの出目を見て数を予測し、更にハッタリをかまして場を混乱させたり情報操作していったり、またそれを見抜いたりするのが楽しいダイスゲームです。
プレイ人数:2~6人
プレイ時間:30分
1993年 ドイツ年間ゲーム大賞
オトナのボードゲーム
最近は婚活、恋活に一役買っているボードゲームが多いようですね。
この『オトナのゲーム』で紹介するゲームは、ゲーム性自体は低めです。
”ゲーム形式”で進めるコミュニケーションツールといった方が誓いかもしれません。
男子会やノリの良い女性となら遊べるコミュニケーションゲームや、バカゲーをご紹介します。
クイズいいセン行きまSHOW! 恋愛編
「女性が男性に”義理チョコ”をあげるとき、その一般的な金額は、1つ何円でしょう?」
「現在28歳の女性。18歳の頃と比べて、恋人に求める条件はいくつ増減したでしょう?」
というようなお題に対し、各プレイヤーはそれぞれ回答を考えてボード書きます。
正解は用意されていません。
皆が出した回答の”ちょうど真ん中”の回答を書いたプレイヤーが正解になります。
”ちょうど真ん中”を狙うというより「○○さんはそんな風に思っているんだな…」と、ちょっと心のうちが見えるゲームです。
2008年にゲームマーケットで発売され、2014年にアークライトで一般販売されるようになりました。
プレイ人数:3~10人
プレイ時間:10~30分
対象年齢:8歳以上
プライバシー
「浮気をしたことがある?」
「恋人と一緒にAVを観たことがある?」
といったアダルト…下ネタな内容を多く含む質問が用意されているゲームです。
プレイヤーに普段触れられないような上記の質問を投げかけて、プレイヤーのうち何人が「YES」と答えるかを予測するゲームです。
2004年にドイツから発売され、2017年12月に日本語版が発売されますが、18歳以上推奨となっています。
ドイツでは人気があるようでシリーズが何作か出ています。
プレイ人数:5~12人
プレイ時間:45分
対象年齢:18歳以上
2017/12/13追記:発売されました!
おっぱいつかみ
ゲーム自体は「ジャングルスピード」等のバッティング系アクションゲームです。
各プレイヤーは山札を持ち、カードをめくっていって他のプレイヤーと同じ絵柄であれば中央に置いたトーテムを誰よりも早く掴むゲームです。
ただカードの絵柄がおっぱい(大・中・小)だったり、パンティ(複数パターンあり)だったりする上に、トーテムはおっぱいになっています。
18歳以上推奨で、日本では男子会向きなゲームと言えるでしょう。
日本で一般売りはされていませんが、制作メーカーで通販をしています。
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:10分
対象年齢:18歳以上
購入したい方はこちらからどうぞhttp://tittygrab.com/
※現在は品切れのようです。今のところ、再販はないのかもしれません・・・
おっぱい・おしり・サンシャイン
2016年のアメトーーク!で紹介されたゲームで一部のボードゲームショップで定期的に入荷されています。
「真夏のビーチを賑やかにしよう」というテーマで、パーティーゾーンと呼ばれる自分の場にカードの種類を揃えて並べていくゲームです。
そして特徴としては、おっぱいの描かれたカードを捨てた時、全員大きな声で「おっぱい!」と叫ばなければいけないというルールがあります。
言い遅れるとペナルティがあるので恥ずかしがらずに叫んで下さい。
ゲームとしては普通で淡々と進みます。
兎に角ゲームデザイナーが「おっぱい!」と言わせるために作ったようなゲームですので、閉鎖的な空間で行われる男子会におススメです。
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30分
対象年齢:16歳以上
ストリップチョコ
海外では恋人同士で遊ぶためのセクシーなボードゲームがけっこうあるのですが、日本では恋人同士でも「そういうことしか考えてないの…」と白い目で見られがちなのであまり輸入されてきません。
このゲームもそういった類です。
ゲームボード、サイコロ、コマ、液体状のチョコ、筆、カードが入って、基本はスゴロクと同じように進みます。
サイコロを振って止まったマスによってチョコレートを筆で相手に塗り付けたり、抱きついたり、脱いだりするという官能的脱衣ゲームです。
脱げるものが無くなったら負けです。
アメリカアマゾンでは評価が高いですが、ボードゲーム評価サイトではそれほど評価は高くないラブツールです。
プレイ人数:2人(カップル専用)
プレイ時間:盛り上がり次第
対象年齢:特に記載なし
現在海外のアマゾンでしか購入できないようです。
購入方法などはこちらのサイトで見ることができます。「海外のアマゾンで購入する方法」
まとめ
いかがでしたか?
子供から大人まで楽しめるボードゲームをご紹介いたしました。
一緒に遊ぶ面子と楽しめそうなボードゲームを選んで是非プレイしてみて下さい。
おススメのボードゲームで楽しいイベントを盛り上げて下さい。
おっぱいつかみ、2014年ごろから品切れで買えませんよ。