皆さんは最近「神様、僕は気づいてしまった」という言葉を聞いたことはありませんか?
YouTubeなどの動画サイト、さらにはテレビでも度々注目されているこの名前は、まるで文章のようですが実はバンド名なんです。
音楽界に突如表れた謎のバンド「神様、僕は気づいてしまった」について解説します!
神様、僕は気づいてしまった
素顔を隠した謎の覆面バンド
「神様、僕は気づいてしまった」は、2016年11月に活動をスタートさせ、2017年5月にメジャーデビューを果たした4人組ロックバンドです。
それまで一切活動歴のない謎のバンドとして邦楽ロックファンの間で話題になり、活動開始当初から様々なタイアップを受けて知名度を上げていきました。
そして話題のドラマで主題歌を務め、その人気は決定的なものになります。
バンドとしての活動開始からわずか1年ほどでの大躍進は他に例を見ないほどのもので、話題に事欠くことなく現在進行形で進化しているバンドです。
彼らの特徴といえば、奇妙なお面を被ったそのビジュアルでしょう。
素顔を一切明かさずどこか不気味なお面に顔を包んだ姿はミステリアスな魅力を放っていて、観た人の記憶に強く残るインパクトを持っています。
顔を隠して音楽活動を行う意図として、「邪魔になる表情を隠すことで楽曲をきちんと伝搬する」という狙いがあるそうです。
その不思議な容貌とは裏腹に、彼らの奏でる音楽はストレートな邦楽ギターロックとなっています。
ミステリアスなビジュアルとまっすぐぶつかってくる熱い楽曲のギャップも、「神様、僕は気づいてしまった」の大きな魅力といえます。
メンバーは一体誰?

「顔を隠して活動している覆面バンド」となると、その正体が気になってしまう人も多いのではないでしょうか。
バンドのお披露目となった最初の楽曲の時点でサウンドもアレンジも全てがハイクオリティにまとまっていて、おそらく音楽経験自体は豊富なメンバーが集結したバンドなんだと予想できますよね。
公式には一切謎に包まれている「神様、僕は気づいてしまった」のメンバーですが、いくつか有力な仮説があります。
まずボーカル「どこのだれか」は、ニコニコ動画出身の歌い手「まふまふ」ではないかという噂がかなりの有力説として囁かれています。
こちらがまふまふによる歌ってみた動画です。
その歌声を聴いてみると、確かに「どこのだれか」とかなり近い声質ですね。
他のメンバー3人については推測のヒントもほとんどありませんが、今までのインタビューなどでの発言から、3人ともボカロPなどとして活躍していたのでは?と予想されています。
ニコニコ動画出身のまふまふがボーカルを務めていることからも、同人音楽界出身のメンバーで構成されたバンド、という説はかなり説得力がありますね。
「神僕」の活動の変遷を代表曲とともに辿る
「だから僕は不幸に縋っていました」で突然の活動開始
「神様、僕は気づいてしまった」、通称「神僕」の活動は、2016年11月28日に「だから僕は不幸に縋っていました」という曲のMVが公開されたことから始まりました。
ビジュアル面のインパクトもさることながら、疾走感のあるリズムを刻むドラムに厚い低音でうねりまくるベース、テクニカルなギター、そして激情が乗り切ったボーカルが合わさった曲のかっこよさで、「神僕」はいきなり注目を集め始めます。
ゲーム「スターオーシャン:アナムネシス」の主題歌にも起用され、CDリリース前の新人バンドがいきなりタイアップを獲得したとして話題になりました。
「僕の手に触れるな」でさらに話題に
突然の活動開始から数ヶ月後、「神僕」は新作として「僕の手に触れるな」のMVを公開しました。
1作目で邦楽ロックファンの興味を一気に惹いた彼らは、続くこの曲でも疾走感溢れるロックサウンドを見せて支持を確実なものにしました。
感情を掻き立てるようなアップテンポな曲調は思わず何度も聴いてしまうかっこよさで、そうやって繰り返し聴くうちに彼らの虜になってしまいます。
「CQCQ」で人気を決定的なものに
そうやって注目を集めていた「神僕」がその人気を決定的なものにしたのが、ドラマ「あなたのことはそれほど」の主題歌として話題になった「CQCQ」です。
ノリやすい四つ打ちのリズムが印象的なこの曲は、これまでの曲と比べても耳心地がよくスッと頭に入ってくる軽快なロックナンバーとなっています。
その上でサビで「どこのだれか」が聴かせる鋭いボーカルにはこれまでの「神僕」らしい激情が表れていて、新しくバンドを知った人もこれまで注目していた人も満足できる曲となっています。
「神僕」を象徴するような、まさに彼らの代表曲といえる一曲です。
まとめ
圧倒的な楽曲のクオリティと印象に残るビジュアル、そして畳みかけるようなMV公開で、瞬く間に話題を集めたロックバンド「神様、僕は気づいてしまった」。まさに、今最も旬なバンドといえます。
まだまだその活動をスタートさせたばかりの彼らが今後どのように活躍を広げていくのか、今から期待が持たれますね。
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