どんなに虫除け対策をしていても蚊に刺されてしまうことはありますよね。
相手も短い命を生きるために必死なのでしょうけども、蚊に刺された後の痒みと腫れは本当に嫌ですよね。
掻けば掻くほど腫れてきて、熱を持ち、引っ掻いた傷からバイ菌が入ったりして蚊に刺されただけと軽く考えていると大変なことになる場合もあります。
私も小さい頃は免疫力が弱かったせいかよく腫れて、湿布を貼る位になることもありました。
そこで、今回は蚊に刺された時のケア用として効果のあるアロマオイルの手作り方法をご紹介します。
手作りのアロマオイルを使用して痒みと腫れを少しでも軽減できるようにひどくなる前にケアをしましょう。
虫刺され用アロマオイルにはロールオンボトルを使用
市販の制汗剤や虫刺されケアの薬品の瓶に、肌に塗る部分が丸くなっていて、クルクル回る瓶が使用されているのを見たことがある方もいらっしゃると思います。
その空の容器は、大体300円前後で購入することができます。
今のところ10ml用の容器が一番多い容量の物のようです。
たった10ml?と思われるかもしれませんが、10ml作っておけば蚊の1シーズンは乗り切ることができるはずです。
リップクリームのように少量をピンポイントで必要なところに塗ることができるので、とてもコスパがいいです。
しかし何度も皮膚に触れるのでなるべく早く使い切ることが理想です。場合によっては10mlでも多く感じるかもしれません。
このロールオンタイプのボトルを蚊に刺された後のケアに使っていきます。
蚊に刺された後のケアにピッタリの精油の一例
<かゆみを抑える作用のある精油>
- カモミールジャーマン
- カモミールローマン
- サンダルウッド
- ティーツリー
- ペパーミント
- ベンゾイン
- レモン
<腫れや炎症を抑える作用のある精油>
- カモミールジャーマン
- カモミールローマン
- クラリセージ
- サンダルウッド
- ティーツリー
- パチュリー
- フランキンセンス
- ペパーミント
- ベンゾイン
- ミルラ
- ヤロウ
- ユーカリ
- ラベンダー
今回のアロマオイル手作りに使用する精油
上記の中から、比較的禁忌事項が少なく、手頃な価格で購入できる精油をブレンドしたいので、今回使用する精油はティーツリー精油とラベンダー精油の2種類にしたいと思います。
- ティーツリー精油
- ラベンダー精油
今回使用する精油の特徴と注意事項
精油は直接肌につけることはできませんが、ティーツリー精油とラベンダー精油は唯一、直接肌に使用してもよいとされる精油です。
ただティーツリーはちょっとピリッとする感じもするので、肌が敏感な方は希釈して使用しましょう。
ラベンダー精油に関しては、妊娠初期の使用は控えるようにしてください。
またいずれも完全に誰にでも大丈夫と言うわけではないので、生理中など、肌が敏感になっている時は特にアレルギーテスト(パッチテスト)を行ってから使用してください。
そして、精油は医薬品ではないのでケア(軽減や緩和)はできますが、治療はできません。
あくまでも応急手当や民間療法として使用して、もしアレルギー反応が出るなど、症状がよくならない場合は病院に行ってください。
虫刺され用のアロマオイル(1.5%濃度、10ml)の作り方
今回は消毒の意味も含めて、アルコール(エタノール)の割合を多めにします。
もし肌にアルコールが合わない方は、今回使用するティーツリー精油とラベンダー精油にも消毒作用があるのでアルコール(エタノール)を使用せずに作ってください。
<材料>
- 無水エタノール 3ml
- スイートアーモンドオイル 7ml
- ティーツリー精油 1滴
- ラベンダー精油 2滴
※無水エタノールを使用しない場合は、スイートアーモンドオイルを10mlにします。
<道具>
- メスシリンダー
- ロールオンタイプの瓶(容量が10ml入る物)
- ネームシール
- セロハンテープ
<作り方>
- メスシリンダーで無水エタノールを3ml測り、瓶の中に入れます。
- ティーツリー精油とラベンダー精油をそれぞれの滴数分、瓶の中に入れ、零れないように瓶を横に振って無水エタノールと精油を混ぜます。
- メスシリンダーでスイートアーモンドオイルを7ml測り、瓶に入れ、蓋をしっかり閉めてよく振ります。
- ネームシールに作った日の日付を書いて瓶に貼り、オイルで字が消えないようにセロハンテープで止めて出来上がりです。
サクッと作れるので何度でも作って虫刺されシーズンを乗り切ろう
今回基材の1つに使用したスイートアーモンドオイルは、とっても浸透力が高いので精油の浸透も助けてくれます。
無印良品の化粧品コーナーで手頃な価格で購入することができるので、インターネットでの買い物が苦手な方でもとても気軽に持てるのも魅力です。
今回のアロマオイルは量が少ないので、ビーカーも撹拌棒もいりません。
道具を使用した後の片づけもらくちんです。
一度に何本か作って、バッグに入れて持ち運ぶものと枕元に置いておく物などに分けてもいいですね。
しかし化粧品も食べ物のように、手作りのものは長持ちさせることができません。
バッグや枕元に置いておく物も使用しない時間帯は、出来れば冷蔵庫に入れて保存してください。
その際は食べ物ではないことがわかりやすいようにしておきましょう。
虫を寄せ付けないためには防虫作用のある精油を、もし刺されてしまったら、その症状を緩和する精油を使用して、虫刺されに負けず、夏を楽しみながら過ごしたいですね。
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