まだ真夏ではないものの冷たい物が欲しくなる日も多くなってきた今、美味しいソフトクリームやジェラートを探しに出かけてみませんか?
最近は全国あちこちでその土地の名産物とソフトクリームを組み合わせた、楽しいご当地ソフトクリームがたくさんありますよね。
今回は岩手のご当地ソフトクリームやジェラートをご紹介したいと思います。
遠野市宮守町にある、道の駅みやもり「わさびソフトクリーム」
現・遠野市宮守町は、つい最近までは宮守村という独立した村でしたが、合併して遠野市になりました。
まだまだ宮守村と呼ぶ人も多いです。
盛岡から車で南下していくと、遠野市内に向かう途中に有名な観光スポットめがね橋があり、道の駅みやもりはそのすぐそばにあります。
自然に囲まれた、とてものどかな場所です。
わさびソフトクリームが食べられるのは「レストラン銀河亭」
自然豊かな宮守は水もきれいでわさびが特産品の1つです。
そのわさびを使用した大人の味のメニューが揃っているレストラン銀河亭。
わさびラーメンやわさびそばの他、岩手ではよく食べられている「ひっつみ」も食べることができます。
わさびソフトクリームはミルクソフトクリームとミックスになった物とわさびソフトクリームオンリーの物があります。
辛いわさびが食べられない方もご安心を。
ミルクだけのソフトクリームもあります。
私も全部がわさびと言うのは怖いのでミックスを食べました。
うん、おいしい。
と2,3口ほど食べていると来ました来ました。
あのわさびのツーンとした辛さが鼻の奥を刺激します。
それでも確かにおいしいのですが、結果、食べ終わる頃にはかなりの涙目になった私です。
わさびのその辛さがたまらない!という方にはとてもおすすめのソフトクリームです。
大きな窓からはめがね橋がよく見え、運がよければSL銀河がみられるかもしれません。
ドライブの一休みにもうってつけのわさびソフトクリーム。ぜひチャレンジしてみてください。
<道の駅みやもり>
八幡平市にある、道の駅にしね「ほうれん草ソフトクリーム」
こちらも西根町と言う町と周辺の町村が合併して八幡平市になりました。
道の駅にしねの名前はそこから来ています。
南部富士と呼ばれる岩手山の裾野に広がる八幡平市にはおいしいものがたくさんあります。
そのいろんな特産物を果敢にソフトクリームにしている八幡平市ですが、中でもインパクトがあるのは、栄養はあるけど苦手な方も多いほうれん草のソフトクリームです。
食べてみるとほうれん草の味はあまり感じられません。
一度食べましたが、もう一度食べたくなって道の駅にしねに向かったこともあります。
甘くておいしいソフトクリームで栄養が取れるのは嬉しいことですね。
とってもおいしいのでこれなら普段ほうれん草を食べない方でも食べられると思います。
ぜひ、嘘だと思って食べてみてください。
もしそれでもほうれん草と聞いただけでも無理!という方はメロンのソフトクリームもありますよ。
<道の駅にしね>
雫石町の自然がたっぷり詰まった「松ぼっくり」のジェラート
松ぼっくりの本店はどんなに大雨でもいつも混んでいます。
それだけおいしくて人気があるということです。
松ぼっくりのジェラートはなんと乳牛育成から商品製造まですべてを自社で行っています。
そりゃおいしいわけです。
フレーバーはミルクの味をそのまま楽しめるミルクのほか、季節によって変わるものや、ラムレーズンやブルーベリー、チョコレート、抹茶などの定番メニューもあり、2つの味を一度に楽しめるダブルもあります。
雫石と言えば、小岩井農場や温泉、一本桜など観光名所が一杯あるので、観光やドライブがてらにぜひ立ち寄って食べたいジェラートです。
すぐ側には産直もあり、新鮮な野菜や花を買うこともできます。
ちなみに、最近では盛岡駅の2階にあるtetotetoという岩手の名産品を取り揃えたお店でも食べられるようになりました。
なかなか雫石のほうまで足が延ばせない時にはこちらでぜひ食べてみてください。
<松ぼっくり>
見事復活を果たした、花巻市のマルカンビル大食堂の巨大ソフト
マルカン百貨店の閉店に伴い、同百貨店の6階にあった名物大食堂も閉店となりましたが、今年になり、マルカンビル大食堂として以前の形とほぼ同じスタイルで復活しました。
ナポリカツなどのボリュームのある食事とともに愛されてきたのが、10段も巻かれている巨大ソフトクリームです。
先にご紹介したソフトクリームのように特産品が入っているものではないのですが、ずっと花巻市に根付いてきた歴史のあるソフトクリームです。
このソフトクリームは割りばしで食べます。
なぜかと言うと、とても高さがあるのでよくレストランでソフトクリームが出てくるときに使用されるスタンドに刺さったままの状態で上から食べようとすると、ソフトクリームが倒れてしまうから。
ではスプーンなどで食べては?と思われるかもしれませんが、「片側から力を掛ける」のがソフトクリームが倒れる原因になるので、割りばしで食べるのが一番安全なのです。
大きくてもおしゃべりしながら突いていると飽きずにペロッと食べてしまうとのこと。
残念ながら、私も実はまだ食べたことはないのですが、とっても知名度のあるソフトクリーム、宮沢賢治が愛した花巻で街並みを見下ろしながら食べてみたいものです。
<マルカンビル大食堂>
自然いっぱいの岩手だからこそ作れる多様なソフトクリーム
今回ご紹介したソフトクリーム、ジェラートのほとんどは岩手の食材を使ったものばかりです。
このほかにも岩手の山の幸、海の幸を使った冷たいスイーツがたくさんあります。
岩手の自然が育んだ恵みを手軽に食べられるソフトクリームはとても魅力的です。
県外の方はもちろん、県内に住んでいる方も、ソフトクリームを通して地元の食材の良さを再発見してみてはいかがでしょうか。
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