突然ですが「ジョージア・ガイドストーン」と言う言葉を耳にされたことは有りますか?
では、「ジェイド・ヘルム」は?
どちらもご存知無いのなら、それは幸せなことかもしれません。
2015年夏、アメリカ市民が見てしまったこと
2015年夏、アメリカで市街地を舞台にした、人類史上最大級の軍事演習が行われました。
普段ならこういった演習は、施設内での実施に留められているのですが・・・
同時にマスコミに対して厳しい報道管制が敷かれましたが、一般市民が撮影した貴重な映像が残されています。
それは、全米各地の市街地で目撃された異様な光景でした。
- カリフォルニア州の閑静な住宅地に突如現れた、数百名の武装兵士の集団。
- 同じくカリフォルニア州の一般道を走行する車からも、無数の軍用車両が一ヶ所に集められ、駐車している光景が撮影されました。
- テキサス州でも、市街からほど近い道路の両側に、数千台の軍用車両が整然と並んでいます。
- サウスカロライナ州では、多数の軍用車両を積み込み、市街地を横断する鉄道列車が目撃されました。
- 北部オレゴン州では、わずか数分の間に住宅地の上空を飛び交う、多数の戦闘機が市民の目に触れています。
以上はいずれも一般市民からもたらされた情報です。
そして厳しい報道管制の中からわずかに漏れ聞こえて来たのは、「ジェイド・ヘルムが秘密裏に全米各地で行われている」と言うものでした。
ジェイド・ヘルムの実態
「ジェイド・ヘルム」聞き慣れない言葉です。
実はこの演習の作戦名なのですが、舞台となったのはテキサス、ニューメキシコ、ユタ、コロラド、アリゾナ、ネバダ、カリフォルニアの7州で、日本の7倍の面積のアメリカ南西部の諸州です。
期間は7月から9月の2ヶ月間。
全米中の特殊部隊、秘密工作部隊1,200名をはじめ、ネイビーシールズ、グリーンベレー、空挺部隊などアメリカ軍選りすぐりの最強兵士を中心に、15,000人が集められました。
これは過去に例を見ない最大規模のものです。
特殊部隊の任務は主にテロ対策、そのため表向きはこの「ジェイド・ヘルム」はテロ対策の訓練とされていますが、密かに“アメリカ政府による恐ろしい陰謀説”が囁かれていたのです。
その証拠は、作戦実行中に生じた以下のようなさまざまな異常事態です。
1.大規模停電
カリフォルニアでは、一般住宅の電源だけではなく信号機も停止、復旧に3日間を要しました。
2.携帯電話の不通
各地で長時間にわたって携帯電話の不通状態が発生、1と共に、一般市民の通信手段を遮断する訓練ではないかと疑われています。
3.一般市民の拘束、連行
フロリダ州のリゾート地で撮影された光景です。
夜間に市街地の上空を飛び交う複数の軍用ヘリコプターの機影、なにより異常なのは、多くの人々が兵士に導かれて列をなして歩く姿でした。
これは一般市民の拘束訓練ではないかとされています。
「ジェイド・ヘルム」が本当にテロ対策であったとすれば、これら市民を巻き込むだけでなく、拘束するような訓練は必要だったのでしょうか?
ジェイド・ヘルムの異様さ
真っ先に「ジェイド・ヘルム」の異様さに気付いたのは、謎探求雑誌として知られるイギリスのミステリー雑誌、フェノミナマガジンの総責任者スティーブ・メラ氏です。
メラ氏は事の真相を確かめるべく、「ジェイド・ヘルム」の主要舞台となったテキサス州へ飛びました。
「ジェイド・ヘルム」作戦中の報道規制の元でも取材を続けた一人の記者、ヒューストン・クロニクル社会部記者ディラン・バッドドアー氏に会うためです。
バッドドアー氏も取材を続けるうちに、過去には例の無い「ジェイド・ヘルム」の特殊性に気付きました。
余りにも大規模な兵士の招集、徹底した報道規制、そして特にその作戦名。
過去の米軍の作戦名は、実行地の地名を入れたり作戦内容を推察できるものだったりが通例なのです。
東日本大震災での、日本に対する救援活動に付けられた「トモダチ作戦」(英語:Operation Tomodachi)
湾岸戦争時の、「砂漠の盾作戦」(英語:operation desert storm )などです。
では、「ジェイド・ヘルム」作戦とは?
ジョージア・ガイドストーンとは
気になるのは “アメリカ政府による恐ろしい陰謀説”ですが、それに触れる前に「ジョージア・ガイドストーン」の説明をしておきましょう。
今回の問題には、この建造物が深いかかわりを持っているのです。
それはジョージア州エルバート郡の、まわりを垣根に囲まれたなだらかな丘の上に構築されているモニュメントです。
高さ6m厚さ40cmの4枚の花崗岩の石板が、中心の石柱を囲むように屹立し、上部にはキャップストーンのように1枚の石板が乗せられています。総重量は110トンに達します。
4枚の石板の表面には、英語、スペイン語、スワヒリ語、ヒンディー語、ヘブライ語、アラビア語、中国語、ロシア語の8つの言語で【10条のガイドライン】が刻み込まれています。
「ガイドストーン」の名称はここからきているのですね。
刻まれたガイドラインの内容ですが、
2条から10条までは
- “健康性と多様性の向上”
- “公正な法律と正義の法廷で、人々と国家を保護”
- “外部との紛争は世界法廷が解決”
- “無限の調和を求める真・美・愛を賛える”
など近代国家が指標とすべきいたって常識的な文言です。
ガイドライン第1条の意味するところ
問題になるのはガイドライン第1条に記されたこの文言です。
“大自然と永遠に共存し、人類は5億人以下を維持する”
“大自然と永遠に共存し、うん、もっともなことです。
人類は5億人以下を維持する”えっ、5億人? 5億人以下に維持って・・・
現在地球上には74億人の人間が居るのです。
しかも秒単位で増加を続けています。それを5億人以下に?じゃぁ後の69億人はどうするつもりなのだ?
しかし「ジョージア・ガイドストーン」は建築主の本名も定かではなく、今一つ来歴のはっきりしないものです。
建築当時の大統領カーター氏の関与も噂されますが、そんな怪しげな石板に刻まれた文言をまともに捉えるべきでしょうか?
ここで先に述べた「ジェイド・ヘルム」がからんでくるのです。
ジェイド・ヘルムとジョージア・ガイドストーンを結ぶもの
ジェイド(石)ヘルム(舵)
ガイド(舵)ストーン(石)
※()内は日本語訳です。
こう書けばお分かりいただけたでしょうか?
「ジェイド・ヘルム」と「ジョージア・ガイドストーン」は、同じ意味を持っていたのです。
そして「ジョージア・ガイドストーン」の石板に記された第1条、“人類は5億人以下を維持する(つまり69億人の削減です)”とは、アメリカ政府が強い意志を持って“世界の人口を調整する”覚悟の表明であると。
このように主張する人物が、先ほど登場したスティーブ・メラ氏なのです。
メラ氏の主張によると、「ジョージア・ガイドストーン」は単なるモニュメントなどではなく、高度に政治的な意図を込めて構築されたと言うのです。
アメリカ政府が強い意志を持って推し進めようとしている“人口削減計画”、これが事実ならば、「ジェイド・ヘルム」の謎が解けると述べています。
もしそんな“人口削減計画”をアメリカ政府が軍を動員して実行に移せば、世界中がパニックに陥り、あちこちで削減されようとする側の人々の暴動が起きるでしょう。
「ジェイド・ヘルム」は、その時群衆を制圧するための訓練ではなかったのかと言うのです。
そう考えれば2015年夏の「ジェイド・ヘルム」作戦時の、「大規模な停電」「携帯電話の不通」「一般市民の連行」、全てに説明が付くとも言っています。
そしてメラ氏は、英語、スペイン語、中国語はともかく、スワヒリ語やヘブライ語まで刻まれている石板に、日本語が無い意味にも言及しています。
つまり“5億人以下の人類”この中に日本人は含まれていないのではないかと。
日本人全部が、削減される側に振り分けられたのではないかと。
来歴ははっきりしないと言うものの、時の合衆国大統領の関与も噂される現代の十戒とも、蘇ったストーンヘンジとも呼ばれる「ジョージア・ガイドストーン」。
そこに刻まれた文言は何を意味しているのでしょう?
メラ氏の妄想の産物なのでしょうか、あるいはすでに事態は動き出しているのでしょうか。
すべては深い闇の中の出来事です。
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