『ジャイプル』アレもしたいがコレもしたい…ジレンマの連続なボードゲーム







こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。

今回ご紹介するのは2人用カードゲームの傑作『ジャイプル』です。

 

この『ジャイプル』は2010年度ドイツゲーム大賞の推薦リストに入り、フェアプレイ賞やアラカルトカードゲーム賞1位、スペイン年間ゲーム大賞などを受賞し、高い評価を受けたゲームです。

著者は2012年に多言語版を購入しましたが、2016年には日本語版が発売されています。

カードやチップ類のアイテムには言語は用いられていないので日本語のルールが添付されていれば、特に海外版でも問題はありません。

 

ゲームの世界観

~あなたはインドのラジャスタン州の州都ジャイプルで取引をしている商人です。

週末の決算時には対戦相手より裕福になり、ひいてはマハラジャ専属の商人になりたいと思っています。

そのためには市場で商品を集めて購入し、売却してルピー(トークン)を稼がねばなりません。

向かい合わせに店を構えるライバルの商人と同じ品物を扱いながらも高い売り上げを上げることが出来るか…。。

商売人の手腕が今ここで問われているのです~

 

ゲームの概要

 

手札を交換していくことで品物を上手く整えて多く集め、出来るだけ品物をまとめて高く売るのを目標とします。

ラウンド終了時には、より利益を上げたプレイヤーが「優秀の証」を貰えます。

これを先に2枚集めたプレイヤーが勝利します。

 

ゲームの遊び方

市場に見立てた中央に並べられたカードと手札を、任意で交換して品物の種類を揃えていくセットコレクションゲームです。

 

カードの種類

  • ダイヤモンド
  • スパイス
  • 皮革
  • ラクダ

 

ゲームの準備

1.2人のプレイヤーの間に、ラクダカード3枚を表向きに並べる。

2.残りのカードをよく切り、各プレイヤーに5枚ずつ配り手札とする。

3.残りのカードは裏向きの山札にして設置。

4.山札の上から2枚めくり、場に並べたラクダカード3枚の隣に表向きに並べる。(これが市場となる)

5.各プレイヤーは自分の手札から好きな枚数のラクダカードを取り、自分の手前に表向きに置く。(これは家畜 という扱い)

6.品物トークンを種類別に分け、価値の高い順に並べる。

7.ボーナストークン種類別に分けよく切り、3つの別々の山にする。

8.ラクダトークンをボーナストークンの脇に置く。

9.優秀の証を脇に置く。

 

ゲームの進め方

 

各プレイヤーは自分の手番にどちらかを実行出来ます。

 

1.カードを取る

A複数の品物を取る。(交換する)

B品物1つを取る。

C全てのラクダカードを取る。

 

2.カードを売却する

 

カードを取る

A 複数の品物を取る。(交換する)

市場にある自分が欲しい品物カードを全てを取って、自分の手札に加えます。(異なる種類の品物も選択可能)

取ったカードの枚数と同じ枚数のカードを市場に出します。

市場に戻すカードは手札でも家畜置き場にあるラクダカードでも可能です。

 

B 品物1つを取る。

市場にある品物カード1枚を取って、自分の手札に加えます。

山札から1枚引き、市場の空いたスペースに表向きに補充します。

 

C 全てのラクダカードを取る。

市場にある全てのラクダカードを取り、自分の家畜置き場に加えます。

山札からカードを引き、市場の空いたスペースに表向きに補充します。

 

カードを売却する

プレイヤーは自分の手札にある品物1種類を選び、好きな枚数を手札から捨て札置き場に置きます。

捨て札にしたカードと同じ枚数の品物トークンを重ね順に受け取ります。

3枚以上売却した場合は、対応するボーナストークンを追加で受け取ります。

 

得点の獲得

・品物トークン

カードを売却することでその品物に応じた品物トークンが貰えます。

トークンは点数の高い方から順番にもらうので、早目に売却した方が高い得点を得られます。

 

・ボーナストークン

同じ品物カードを3枚以上まとめて売るとボーナストークンが貰えます。

3枚売却は1~3点ですが2枚売却は8~10点の勝利点が貰えるので、積極的に狙っていきたいトークンです。

 

・ラクダトークン

ラウンド終了時にラクダの保有枚数が多いプレイヤーが獲得できます。

 

ラウンドの終了

山札が無くなるか、6種類のうち、3種類の勝利点トークンが場から全て取られたら1ラウンド終了です。

トークンによる得点を計算し、高い方のプレイヤーは「優秀の証」を受け取ります。

 

まとめ

 

高価で売れるのは「最初に売却したプレイヤー」となるので、品物をどこまで集めるか、いつ売るか を相手の出方に注意しながらタイミングを計る必要やジレンマがあります。

シンプルな作りながらも見事なゲームバランスなで、「ラクダ」の使い道がよく効いています。

 

ラクダを多く取るとその後楽に品物が集められるような気もしますが、次のターンの市場のカードの流れによっては大きく後悔する場面も出てきますが…。

色々な勝ち筋が用意されており、カード運による品物の偏りもラクダを上手く使えば勝利へと繋げられるようになっているシステムも秀逸です。

ルールが簡単でプレイ中考え処もある、とても面白いおススメのボードゲームです。

 

プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
状況:発売中
2010年 ドイツゲーム大賞推薦リスト
2010年 アラカルト・カードゲーム賞 1位
2011年 ゲーム100選 ベストカードゲーム 受賞










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