ヨルシカの中心人物「n-buna」ってどんな人物?その活動や楽曲に迫る!







2017年4月、突如インターネット上に表れたバンド「ヨルシカ」

コンポーザーとしてその中心に立つのが、ボカロPとして人気を誇ってきたn-buna(ナブナ)です。

ボーカロイド音楽の枠を超えて活躍し始めたn-bunaについて紹介します!

 

ヨルシカ

 

  • 突如表れた謎のバンド

「ヨルシカ」は、2017年になって突然活動を開始したバンドです。

メンバーはボーカルのsuis(スイ)と作詞作曲などを務めるコンポーザーのn-bunaの2人という変則的な活動体制で、透明感があってどこかノスタルジックな音楽性が瞬く間に話題を集めています。

 

  • 「靴の花火」

ヨルシカは、この「靴の花火」のMV公開から活動のスタートを切りました。

「花火」というテーマ選びから既にノスタルジックさが垣間見えますね。

 

歌詞では「空高く舞い上がって靴の下で咲く花火を見下ろす」、というロマンチックな光景が描かれて、そんな物語に透明感溢れるギターフレーズやsuisのハスキーな歌声が重なって独自の世界観を築き上げています。

 

 

  • 「言って。」

「靴の花火」に続いてMVが公開された曲「言って。」は、前作と打って変わってコミカルで可愛らしい映像が話題になりました。

 

マンガチックなキャラクターがなめらかに動くアニメーションMVは、長くボーカロイドなどの同人音楽界で活動してきたn-bunaらしさが表れていますね。

J-POPなどを聴いてきた人もボカロPとしてのn-bunaを応援してきた人も、どちらの層にも受け入れやすい作品になっているのかな、と思えます。

 

ポップな曲調の中にも「言って。」とこちらを見据えてくるような強いメッセージ込められていて、ただ可愛らしいだけではない世界観が素敵な曲です。

 

 

n-bunaとは

 

  • 今最も注目されるボカロPの一人

ボカロ界ではその名を知らない人はいないと言ってもいいn-bunaですが、普段ボカロ音楽を聴かない人はヨルシカで初めて彼の名前を聞いた人も多いでしょう。

 

2012年3月からボカロPとしての活動を始めたn-bunaは、一瞬で記憶に残って感情を揺さぶるキャッチーなメロディを武器に瞬く間に人気を集めていきました。

 

精力的に楽曲投稿を続けて、ボカロPとしてメジャーデビューも果たし、今では2010年代のボカロ界を代表する人気Pの一人として知られています。

 

 

n-bunaのおすすめボカロ曲

 

  • ウミユリ海底譚

2014年2月に投稿された「ウミユリ海底譚」は、n-buna最大の代表曲の一つです。

 

ポップなサウンドにファンタジックで可愛らしい映像も相まって、まるで絵本の世界に入り込んだような気持ちになりますね。

 

明るいメロディを歌っているのにどこか儚げな初音ミクの声にはまるで本当に感情が乗っているようで、聴いていて切ない気持ちになってしまいます。

 

 

  • アイラ

ボーカロイドのGUMIを用いた曲「アイラ」は、突き抜けるような疾走感、爽快感が聴きどころの作品です。

 

エッジの効いたギターと重厚なベース、4つ打ちのリズムを鳴らすドラムという王道のバンド編成の中で鳴る不思議な音色のリードシンセが、初夏の青空を見上げているような涼しさを生み出しています。

 

明るい曲調でかっこいいロックナンバーの中に、どこか涙を誘うノスタルジックな雰囲気があります。

 

 

  • 花降らし

ミドルナンバーの壮大なサウンドが魅力の曲「花降らし」は、童話のような世界観の歌詞が特徴的です。

実際にアンデルセンの童話「赤い靴」がモデルとなっている歌詞の物語は、原作を知るとその意味がより理解できて感動できます。

 

イントロのギターリフも、切なくてキャッチーで一発で印象に残りますね。

 

MVの美しさも曲の魅力を引き立てて、春に聴きたくなる名曲にしあがっています。

 

 

これまでにもボカロ以外の楽曲提供も

 

「ヨルシカ」によって本格的なバンド活動をスタートさせたn-bunaですが、実はこれまでにもボカロ以外のジャンルで楽曲提供という形で活動していました。

 

  • 三月のパンタシア

ボーカリストの「みあ」を中心に活動するクリエイターユニット「三月のパンタシア」。

n-bunaもコンポーザーとしてこれに参加し、楽曲提供をしています。

この「青に水底」も提供された曲のひとつです。

 

ノスタルジックでファンタジックなユニットの世界観にマッチしながらも、リズムや曲展開にn-bunaらしさが表れているように思えます。

 

みあの透明感とハスキーさを兼ね備えた歌声がn-bunaの曲のキャッチーさと合わさって、何度でも聴きたくなるようなスルメ曲になっていますね。

 

 

  • CHUNITHM

SEGAのゲーム「CHUNITHM」に収録される楽曲としてn-bunaが提供したのが、「その群青が愛しかったようだった」です。

 

ボーカルにはバンド「カラスは真っ白」のヤギヌマカナが迎えられ、ボカロ界とバンド界双方で注目されている若手アーティスト同士のコラボということで話題になりました。

 

n-bunaらしいキャッチーな楽曲とヤギヌマカナの少女のようなポップな歌声の絡みが聴いていて楽しい、感情が弾けて散りばめられたような曲です。

 

 

まとめ

 

「ヨルシカ」はバンドとしては新人ですが、その中心人物であるn-bunaはコンポーザーとして経験豊富で確かな技術とセンスを併せ持っています。

 

ロックサウンドでありながら、爽やかさや切なさ、哀愁漂う雰囲気を持つ曲が持ち味のn-buna。彼が「バンド」という新たな場でどんな作品を生み出してくれるのか、ボカロP時代から応援していたファンとしては、今からますます楽しみです。










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