1人暮らしをしてみたくてする人や何かしらの事情などでせざるを得ない人もいると思います。
そんな方の為に1人暮らしをするときに心得てほしいことを自分なりの経験を踏まえて述べていきたいと思います。
1 1人暮らしをするなら始める前にも結構な費用がかかる
1人暮らしを始めると家賃や光熱費などかかるものがたくさんありますが、
1人暮らしをする前にも、実は結構お金がかかります。
それは、部屋を借りるときの初期費用(1か月分の家賃、敷金、礼金等)です。
1か月の家賃が8万くらいの部屋だとすると、
1か月の家賃前払い:8万
敷金(家賃の1か月分とかが多いです):8万
礼金(家賃の1か月分とかが多いです):8万
全部足すと24万円です。
上記例では敷金と礼金はどちらも1か月分としていますが、どちらかが2か月分というところも少なくありません。
そうなれば8万×4か月分=32万円です。高いですね。
というわけで、大体家賃の3倍~4倍の金額くらいは一気に出ていく覚悟をしておいた方がいいでしょう。
一人暮らしを始める前に貯金をしておくことは必須ですね。
さらに、家電、家具など生活に必要なものを購入する必要がある方はもっと費用がかさみます。
そのことを踏まえてお金の準備はしっかりとしておくことが大事です。
2 部屋の場所選びは職場から程よい距離で駅が近めのところが便利
初めての1人暮らし、部屋の場所選びですが、自分の通勤経路などを考えて決めましょう。
通勤時間を考えると30分~1時間以内のところがベストといえるでしょう。
駅から歩いて30分とかですと、通勤するにも疲れてしまいますので、だいたい駅からは15分以内の場所がいいでしょう。
また駅から凄く近い所は家賃が高めですが、駅から徒歩15分くらいの場所だと多少は安く借りられることが多いです。
職場までの距離、駅までの距離はとっても重要ですよ。
3 住むところの周りに何があるか事前にしっかり確認しましょう
部屋を探すときに、実際に部屋を見に行けるのですがその際に周りに何があるか確認しておくことも大切です。
例えばスーパーやコンビニが近くにあるということや、周りに食事処があるなどできればリサーチしておくと、住んだ後に困ることは少なくなります。
4 家賃は自分の払える範囲内で!高いと後々が大変
家賃は、自分の給料の3分の1ぐらいとよくいわれますが、自分の払える範囲内の家賃が一番だと思います。
また、高いと自分の生活が苦しくなり楽しいはずの1人暮らしも楽しくなくなってしまう可能性もあるので給料に見合った家賃の部屋を選びましょう。
5 トイレとお風呂が一緒のタイプと別のタイプの部屋がある
アメリカではユニットバスというものが一般的で、トイレとお風呂が一緒のところは多いと思いますが、日本ですとトイレとお風呂は衛生的に見ても別のところが多いです。
しかし安めのアパートとかですとトイレとお風呂が一緒のユニットバスタイプが多いです。『わたしは気にならない』と思って住み始めても実は後々結構気になるものです。
安いからといってユニットバスを妥協して選んでしまうと後で後悔してしまうかもしれません。部屋のタイプを選ぶときはその辺は慎重に選んだ方が良いですよ。
6 住むところの周りは静かなところの方が夜は寝やすい
住んでいるところのすぐ近くが道路であったりすると、深夜にバイクの音や車の音がうるさくて寝にくいということもあります。
部屋を選ぶ際には、なるべく道路が近くても車の通りが少なそうな場所を選ぶことをおすすめします。
ちなみに場所によっては、バイクがたくさん通るところだと、暴走族がうるさくて睡眠を妨げてきますので注意してください。
夜の騒音問題については部屋を借りる前に不動産屋さんに直接聞いてみておいた方がいいでしょう。
7 夜はなるべく静かに行動しよう~自分だけが住んでいるのではない~
マンション等の場合ですと、そこに暮らしているのは自分だけでなく大勢の人が住んでいます。
夜の10時以降はなるべく静かに、あまり足音を立てずに生活したほうがよいです。
『生活音』というのは意外と自分は気にしなくても周りにとっては気になることも多いからです。
また、洗濯機なども夜遅い時間は避けたほうがよいです。
8 朝起きるのが苦手!そんなあなたに暗示かけ!
朝起きる人が苦手な人は引っ越す前に1人で起きる練習をしておくといいと思います。
1人暮らしだと誰も朝起こしにきてくれなくて遅刻してしまった!
ということにならないように、準備しておきましょう。
また、『起こす人が誰もいなくて自分しかいない』と考えると、その緊張で目が覚めて、起きられるということもあるので、そういった暗示かけも試してみるのも手です。
9 家具付きの部屋のメリットとデメリット
家具付きのところですと、TV、洗濯機、冷蔵庫等がついてきて自分で家具を買う必要がないのがとても楽で便利です。
初めての1人暮らしにはもってこいのシステムですが、部屋のインテリア等にこだわりをもっている人にとっては、家具の配置が最初から決まっていて、カーテンのデザインなども指定されていたりするので向かないでしょう。
また、家具付きの部屋でも素敵なインテリアのデザインのところもあるので、そういった部屋を探すのも楽しいと思います。
家賃はお高くなりますけどね。。。
筆者は今まさに自分の部屋にある地味なカーテンを横目に見ながら、
自分で部屋のインテリアを決めるのも面白そうだなーと考えてしまいました。(私の家は家具付きです)
10 キッチンのコンロが何個あるかも確認しておいた方が困らない
1人暮らしを始めてから気づいて困ったこと、それはキッチンのコンロの数でした。
そんな小さな事が気になるのかと思われてしまいそうですが、コンロが1つしかないとご飯を作るのに1品ずつしか作れず、なかなか面倒だという事を痛感したからです。
キッチンのコンロは、2つはあった方がとても便利ですので、自炊をする予定ならキッチンコンロは2つ以上あるところを推奨します。
料理のしやすさが段違いですよ。
11 1人暮らしでも収納スペースは広いところを選んだ方がよい!
部屋を選ぶ際、重要視される一つが収納スペースです。
収納スペースが少ない部屋を選んで、物をたくさん並べるとごちゃごちゃしてしまい部屋の見栄えも悪くなってしまいます。
ですので、1人暮らしとはいえ収納スペースは広めの部屋、さらには物をしまいやすい部屋を選んだ方がすっきりしますし誰かが家に来たとき恥ずかしい思いをしなくても済みます。
よく宅急便のお兄さんなどがくると部屋全体がみえてしまうため恥ずかしいなと思う事が多々ある筆者の経験からもいえます。
12 友達が自由に呼べて大盛り上がりできる♪
1人暮らしだと、友達を自由に呼ぶ事もできます。家でお酒を飲みあう『宅飲み』も可能ですし、最近は『たこ焼きパーティー』なども流行っていて楽しいです。
友達同士で焼いて食べるたこ焼きって、色々アレンジもできちゃいますし楽しいですよね。
まとめ
1人暮らしを始めると、自分の好きな時間に食事やお風呂ができて、特に時間に制約がなくて自由にできるところが楽ですし楽しいところではあります。
お金のやりくりについても自分で考え、どうすれば節約できるかなども考えて実際に生活するので、家計のやりくりの勉強もできます。
しかし、自分のことは全部やらないといけないため、そこが大変なところでもあります。
例えば、住民票なども引っ越すと役所に届け出をしないといけないので、何度か役所に通わないといけないのが面倒だったり、運転免許証も警察の方にいって住所を変更しないといけなかったり、銀行に行って住所変更の届出を出したりetc、、、
そして、自分で家事をすると親のありがたみをより一層感じる事ができるので、1人暮らしを経験することは大切だと思います。
1人暮らしは不安なこともたくさんあると思いますが、楽しい事もたくさんあなたを待っています。
これから1人暮らしを始める方にとって少しでもお役に立てたら嬉しいです。
あっそれと、
思ったより、夏より『冬の暖房費』のが、お金がかかります。
暖房の使いすぎにはくれぐれも気を付けてくださいね。
以上です、最後まで読んでいただきありがとうございました。
一人暮らしにかかるお金について詳しくはこちら
(Author:saya)
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