大手携帯キャリアと契約してスマートフォンを利用する場合、1回線のみの契約よりも複数回線契約することで1回線あたりの費用を安く抑えることができます(タブレットとのセット割引や家族割引サービスなど)。
スマートフォンを安く利用できる格安SIMサービスにおいても実は同じことが言え、スマートフォンとタブレットをセットで利用したいと考えている人や家族単位での乗り換えを検討している人にこそ格安SIMの複数回線契約を強くおすすめできます。
この記事では格安SIMの複数回線をお得に利用できるおすすめのMVNOについて紹介を行っていきます。
2枚のSIMを利用したいなら多くのMVNOが対応可能!
格安SIMを夫婦二人分のスマートフォンで利用したい場合や単身者でスマートフォンとタブレットをセットで使いたい場合には2枚のSIMを発行してもらってデータシェアをするのがおすすめです。
2枚のSIMを発行してもらってのデータシェアについては実はさほど難しいことではなく、多くのMVNOで対応可能です。
IIJmio(みおふぉん)やOCN モバイル ONEなどのMVNOではすべてのプランでSIMカードの追加が可能なので、これらのMVNOを選択すれば非常に安価な料金で2枚のSIMを運用できます。
OCN モバイル ONE公式サイトはこちら
またBIGLOBEモバイルやhi-ho LTE typeDなどの格安SIMでも上位にプランを契約すれば安価な料金で2枚目のSIMが利用できるので、こられのMVNOも有効な選択肢と考えられます。
「BIGLOBEモバイル」でスマホ通信費を節約!?3枚のSIMを利用したい場合におすすめ!exciteモバイル
3枚のSIMカードを発行してもらい、できるだけ安価に運用したい場合におすすめなのがエキサイトモバイルというMVNOの格安SIMです。
同社ではSIMカードを1枚発行してもらえる「1枚コース」というコースとSIMカードを3枚発行してもらえる「3枚コース」という2種類のコースがあり、特に3枚コースのコストパフォーマンスの良さには目を見張るものがあります。
プランは「月額定額プラン」と利用したパケット通信量に応じて料金が変わる「段階プラン」の2つのプランがあるのですが、3枚コースを契約した場合月額定額プランは月額1,100円から、段階プランは月額1,050円から利用ができます。
SIMカード1枚あたりの利用料金に換算すると月額定額プランで月額およそ367円、段階プランで月額350円から利用が可能と業界でも屈指の低コストで利用ができるのです。
利用できるパケット通信量についても少容量から大容量まで幅広くラインナップされているので、ライトユーザーにもヘビーユーザーにも利用をおすすめできます。
プランの種類が豊富!家族で使うならイオンモバイルがオススメ
家族でスマートフォンやタブレットをお得に利用したいと考えるのであれば、最大5枚のSIMでデータシェアができ、プランの自由選択度が高いイオンモバイルを利用するのがおすすめです。
イオンモバイルにはシェア専用のプランである「シェア音声プラン」というプランの取り扱いがあり、このプランを契約することで複数枚のSIMの発行が可能となります。
プラン名には『シェア音声』という名称があり、メインで利用するSIMについては音声通話SIMを利用する必要がありますが、追加で発行する2枚目以降のSIMについては必ずしも音声通話SIMでなくても良いという特徴があります。
5枚のSIMすべてを音声通話SIMで発行してもらっても良いですし、音声通話SIMは1枚だけであとの4枚のSIMをデータSIMやSMS機能付きデータSIMとしても良しとされているのです。
また、イオンモバイルではau回線を利用したプランとドコモ回線を利用したプランの取り扱いがあるのですが、「シェア音声プラン」では両回線を自由に組み合わせることもできます(ドコモ回線のSIMを3枚、au回線のSIMを2枚で利用するなど)。
加えて一ヶ月あたりに利用できるパケット通信量も少容量の4GBから大容量の50GBまで8段階に段階分けされているので他の格安SIMと比較して圧倒的に自由度が高いと考えられるのです。
大家族におすすめのIIJmio!
IIJmio(みおふぉん)では利用できるパケット通信量別に
- ミニマムスタートプラン
- ライトスタートプラン
- ファミリーシェアプラン
という3種類のプランがあります。
ミニマムスタートプランやライトスタートプランでも最大2枚のSIMで通信量のシェアができるのですが、ファミリーシェアプランを契約すればなんと最大10枚のSIMで通信量のシェアが可能となります。
シェア可能なSIMの枚数が10枚というのは業界でも最大なので、大家族で格安SIMを利用したい場合にはIIJmioを選ぶと良いでしょう。
なおイオンモバイルのシェア音声プランではau回線とドコモ回線を自由に組み合わせて利用できることは先に触れましたが、IIJmioのファミリーシェアプランでもau回線とドコモ回線を自由に組み合わせて利用ができます。
多くのMVNOでは複数枚のSIMカードを発行してのデータシェアに対応しているため、複数の端末に格安SIMを使いたいと考えている人におすすめできます。
特に追加発行するSIMの種類がデータSIMであればローコストで追加・シェアができるケースが多いのでタブレットを追加で運用したい場合にはよりお得に利用ができるようになっています。
MVNO選びをする際には後からSIMが追加発行できるのかどうかも視野に入れておくと後に後悔してしまうリスクを減らすことができます。
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