Netflixの特徴とは?メリット・デメリットまとめ!







映像ストリーミング配信サービスの大手として、日本でも今大注目のNetflix。

その特徴や他の配信サービスとの違いはどのようなものなのでしょうか?今回は、Netflixのおすすめポイントをまとめて紹介します。

 

Netflixとは

Netflixは、アメリカ合衆国発祥の会社と、同名の映像ストリーミング配信サービスです。

映画やドラマ・バラエティ番組などをストリーミング配信するVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの最大手のひとつとして、『Hulu』『Amazonプライム・ビデオ』『U-NEXT』等と並んで知られています。

 

1997年創業の運営会社は、当初はアメリカでのオンラインDVDレンタルサービスから事業をスタートさせました。

その後ストリーミング配信も始まり、一大VODサービスとして世界中で人気を博しています。

 

日本では2015年からサービス開始と他のVODサービスに比べて遅めのスタートながら、独自の特徴を見せて会員数をどんどん増やしています。

 

全世界での会員数は既に1億人を突破、作品数は公表されていませんが、数千本ものラインナップがあると言われています。





 

Netflixの特徴

 

ここからは、Netflixの特徴やメリット、どんな人におすすめかなどの情報を紹介していきます(情報は2017年8月時点)

 

『Netflix』の契約プランについて

 

Netflixの契約プランは全部で3種類あり、それぞれ料金やサービス内容が異なります。

まずはそれぞれのプランの内容を見てみましょう。

 

1.ベーシックプラン

3種類の中で最も手軽なのがこのベーシックプランです。料金は月額650円という安さ。

 

他のプランとの主な違いは画質です。

ベーシックプランではSD画質という、Netflixのサービスの中では一番低い画質のみでの再生になります。

 

とはいえ、DVDと同程度の画質なのでスマホやテレビでの視聴では気になることもないでしょう。

しかし、タブレットやパソコンでの視聴となると画質がやや粗く感じられる場面も出てくるかもしれません。

 

そして、一つのアカウントで再生できるのは一画面のみとなります。(パソコンやテレビ、スマホやタブレットなどで同時に複数再生することができない)

家族がそれぞれ別の作品を観たいときは不便ですが、一人暮らしで普段は自分しか利用しない、という人にとっては全く問題ありません。

 

2.スタンダードプラン

スタンダードプランはその名前の通り、最も標準的な定番のプランです。

 

月額料金は950円。月におよそ1000円というのは、VODサービスとしては平均的な価格ですね。

 

ベーシックプランではSD画質での再生でしたが、スタンダードプランではHD画質で動画を観ることができます。

パソコンやタブレットなどで視聴しても画質が気になることはないでしょう。

 

また、スタンダードプランではひとつのアカウントで同時に2台の機器で動画を再生することができます。

家族や恋人同士などで同時に別々の作品を観ることができるのが大きなメリットですね。

 

3.プレミアムプラン

プレミアムプランでは、Netflixで最高の4K画質での視聴ができます。

4Kに対応している一部の動画を、HD画質をも上回る高画質で楽しむことができるのは大きな魅力です。

ただし、利用するデバイスが4Kに対応しているかなどの確認は必要です。

 

また、同時に4台までのデバイスで動画を再生することができます。

家族が多い場合などは、このプランを利用することでそれぞれが好きな作品を楽しむことができますね。

 

料金は3つのプランで最も高い、月額1,450円となっていますが、それでも月に合計で20作品も観ればDVDをレンタルする元は余裕でとれてしまうでしょう。

ドラマなどを多く観る場合は圧倒的にお得ですね。

 

《契約プランまとめ》

 ベーシックスタンダードプレミアム
月額(税抜)650円950円1,450円
HD画質×
4K(超高画質)××
同時視聴画面数124

 

 

『Netflix』ラインナップの特徴

 

《海外作品》

Netflixの配信ラインナップの特徴は、海外作品が充実している点にあります。

ドラマでは「Dr,House/ドクター・ハウス」「プリズン・ブレイク」「ブレイキング・バッド」「BONES」「フルハウス」など、サスペンスやヒューマンドラマ、コメディまで定番の有名作品が揃っています。

 

映画でも「マトリックス」シリーズや「トワイライト」シリーズ、「トランスフォーマー」シリーズなどの大作、「セッション」「プライベート・ライアン」などの名作、さらにはマイナーな良作も数多く配信されています。

 

《国内作品》

海外作品の豊富さと比べて日本国内の作品はやや弱いという評価もありますが、「バクマン。」「告白」「闇金ウシジマくん」シリーズや実写版「進撃の巨人」など、多数の有名作品を取り揃えています。

 

フジテレビと提携しているので、「踊る大捜査線」シリーズや「テラスハウス」シリーズなどが観られるのも特徴です。

特に「テラスハウス」の新シリーズはNetflixとフジテレビの共同製作となっていて、Netflixでしか観られないオリジナル作品として大きな注目を集めました。

 

アニメでも、「銀魂」「ハイキュー!!」「ドラゴンボール」といった定番を中心に数多くの作品が揃っています。

 

《Netflixオリジナルコンテンツ》

そして、Netflixの最大の特徴が、先ほど挙げたテラスハウス新シリーズのような「豊富なオリジナルコンテンツ」の存在です。

自社制作の映画やドラマが数多く作られ、毎月新しく多数公開されています。

 

「フラーハウス」「ザ・シューター」「デアデビル」など人気作品の続編・リブート作品だけでなく、「13の理由」「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」「スペクトル」などオリジナルシナリオの良質な作品も続々と製作されています。

 

ブラッド・ピットやニコラス・ホルト、アダム・サンドラーなど有名俳優が主演を務める作品も多く公開され、大きな話題になりました。

 

そのどれもが劇場公開作やテレビシリーズに全く引けをとらないハイクオリティな完成度で、視聴者からも高い評価を得ています。

内容的にも面白いと評判のものが多く、「Netflixで観る作品に迷ったら、とりあえずオリジナル作品を選んでおけば間違いない」と言ってしまってもいいほどのハズレのなさです。

 

日本でも、又吉直樹さんの小説が原作のドラマ「火花」がNetflixオリジナルのドラマとして製作・配信されて話題になりましたね。

このドラマは、海外でも評価が高く多くのユーザーに視聴されているそうです。

 

Netflix自身の手で製作され、公開されるこれらNetflixオリジナルの作品群は、「作品をテレビで宣伝して、映画館で公開たり番組として放送したりして、それをDVDとしてリリースする」というこれまでの映像作品のビジネススタイルの枠にとらわれない、全く新しいジャンルのコンテンツとして大きな注目を集めています。

 

『Netflix』の多くの作品が『日本語吹替え』で楽しめる

 

また、これらのオリジナルコンテンツを含む海外作品の多くが「日本語吹替え」で楽しめるのもNetflixの特徴です。

字幕版のみでしか海外作品を視聴できないVODサービスが多い中、Netflixでは多くの作品で音声・字幕それぞれの言語を自由に選べます。

「日本語吹替え・日本語字幕」といった形で観ることだってできてしまいます。

 

字幕・吹替えの切り替えは簡単で、メニューバーに表示される「音声・字幕」の設定をクリックするだけ。

DVDのリモコン操作と変わらない、もしくはそれよりも簡単な操作で設定を切り替えることができます。

 

海外作品は吹替えで観る派の人、仕事中・作業中に作品を流してセリフを聞きながら話を追っていきたい人にもNetflixはおすすめです。



レコメンデーション機能の優秀さ

Netflixは作品ラインナップだけでなく、それを並べるレコメンデーション機能にも大きな特徴があります。

レコメンデーション機能とは
「あなたにおすすめの作品」「この作品を観た人におすすめの作品」というようにラインナップの中から好みにあっていそうなものをピックアップしてくれる機能

 

Netflixのレコメンデーション機能は独特な仕組みでかなり精度が高いと評判です。

作品をピックアップする基準になるのは、単にユーザーがどんな作品を観たかという点だけではありません。

それぞれの作品を何分間観たか、途中で視聴を止めたりスキップしたりしたか、どのようなカテゴリ・検索ワードで作品を探したか、作品を選んでいるときのスクロールの動きはどのようなものだったか…など、様々な情報を基にレコメンデーションが行なわれます。

 

さらには、視聴されている地域の時期や出来事にも合わせて作品がピックアップされるというから驚きですね。

Netflixを利用すればするほど、その人の好みや生活を理解して作品を選び出してくれる、「あなただけのNetflix」が育っていきます。

まるで専属の映画・ドラマソムリエが家にいるみたいですね。

 

このようなデータを基に選び出されたラインナップで、それぞれの作品のユーザーとのマッチ度が「◯◯%」と表示されるのも特徴的です。

この数値のおかげで、どの作品がどれくらい自分好みなのかヒントを得ることができます。

また、視聴した作品の主な出演者の他の出演作品を表示してくれる機能、手がけた監督の他の監督作を表示してくれる機能もあります。

気になる俳優を見つけてその人を他の映画でも観たいとき、作風を気に入った監督の世界観にもっと触れたいときなど、色々な面で活用できそうですね。

 

アカウント設定『キッズ』機能

 

このレコメンデーション機能と並べて紹介したいのが、アカウント設定で「キッズ」という項目を選べることです。

この設定を選ぶと、作品ラインナップ一覧からグロテスクなシーン、アダルトなシーンなどを含むものが除外されます。

年齢制限がかけられた作品や「子どもには不向き」とNetflixに判断された作品がラインナップから弾かれることで、子どもにNetflixを自由に扱わせてあげてもショッキングな内容のものを観てしまう危険をなくすことができます。

 

アニメ作品やファミリー向け映画も数多くあるので、お子さんも「キッズ」設定でたくさんコンテンツを楽しむことができます。

 

『Netflix』のメリット・デメリット

 

ここまでに挙げたNetflixの特徴をまとめて、Netflixのメリット・デメリットを並べてみましょう。

 

メリット

 

1.オリジナルコンテンツの豊富さ

数々のオリジナルコンテンツは、Netflixの最大の特徴であり、最大のメリットと言えるのではないでしょうか。

 

どれも質が高く、毎月新作がいくつも公開され続けていて、しかもそのどれもが映画館でもテレビでも公開されたことのない新しい作品ばかりです。

Netflixオリジナルの作品を観るために加入しても損はないほどの充実ぶりで、これから作品数が増えていくにつれてこのメリットはどんどん大きくなっていくでしょう。

 

2.海外作品が充実

オリジナルコンテンツの豊富さと合わせて挙げられるメリットが、海外作品の充実ぶりでしょう。

洋画好き・海外ドラマ好きの人にはたまらない名作・良作が何千作品も用意されています。

誰もが知る名作からマニアックな隠れた良作まで、どれだけ時間があっても観尽くせないほどの作品がいつでも並んでいます。

 

近年話題のマーベルコミック原作のドラマシリーズや人気ドラマの続編、人気映画のリブート版ドラマなど、名作・話題作の関連作品でNetflixでしか配信されていないものもあります。

それらの独占配信作が観られて、さらに他にも何千もの映画・ドラマをいつでも観られる。

それだけで月に数百円〜千数百円を払う価値はあるのではないでしょうか。

 

優秀なレコメンデーション機能も活用して、懐かしい名作を観返したり新しい作品と出会ったりすることができますよ。

 

3.高画質再生

他のVODサービスでは観られない4K画質での再生も、Netflixの大きなメリットです。

画質にこだわりたい人でも、思う存分最高画質の映像を楽しむことができます。

 

また、月額950円のスタンダードプランでもHD画質という十分な高画質でコンテンツを再生できます。

月額わずか650円のベーシックプランでも、スマホやテレビで観るには十分過ぎるSD画質での視聴が可能です。

 

4.オフラインでも利用可能

他のVODサービスと大きく差別化できる点の一つとして、Netflixは作品をダウンロードしてオフラインでも楽しむことができるということが挙げられます。

 

スマホやタブレットのアプリでNetflixを視聴する際、気になる作品をダウンロードしておけばインターネットに接続していない状況でもアプリ上でその作品を視聴できます。

 

wi-fiに接続しているときにダウンロードして、外での移動中や待ち時間にデータ通信量を気にせずに映画やドラマ、アニメを観る…ということもできてしまいます。

 

5.家族皆で楽しめる

Netflixのプランのうち、スタンダードプラン、プレミアムプランではひとつのアカウントから複数のデバイスで同時にコンテンツを視聴できます。

これは他のVODサービスには観られないメリットです。

 

リビングのテレビにNetflixを接続してお母さんと子どもたちが皆でファミリー向けの映画を観ている一方で、お父さんは自分の部屋で自分の好みのホラー映画を観る…という使い方もできてしまいます。

 

アカウントの「キッズ」の設定もあり、皆でストリーミング配信サービスを使うために家族でひとつのプランに加入する、という使い方に特化しているのがNetflixの特徴です。

 

デメリット

 

1.日本のコンテンツの割合が少なめ

Netflixのデメリットとして挙げられるのは、やはり日本国内の作品コンテンツの少なさでしょう。

国内作品をメインに取り扱っているVODサービスと比べると映画・ドラマ・バラエティ番組などの品揃えに物足りなさを感じるかもしれません。

 

それでも、「視聴のメインは海外ドラマや洋画で、邦画や日本のドラマはたまにしか観ない」という人には十分過ぎる作品数ですが、日本のドラマやバラエティをどんどん観たい!という人はそれらが豊富なU-NEXTやdTVなどのVODサービスを利用する方がいいでしょう。

 

2.配信作品数が少なめ

他のVODサービスには数万本もの作品を配信しているものも多い中で、日本のNetflixの配信作品数は今のところおよそ数千本と少なめです。

 

これからさらに充実していくと思われますし、オリジナルコンテンツの多さが魅力として挙げられますが、それよりもとにかくたくさんの作品の中から自由に選びたい!という人にはHuluなど他のサービスの利用をおすすめします。

 

3.他サービスの独占コンテンツで観れない作品もある

Netflixが一部のタイトルを独占で配信しているように、他のVODサービスでも一部タイトルを独占配信しています。

 

例えば、Netflixとよく比較されるVODサービスのHuluには「Huluプレミア」という独占配信コンテンツがあります。

 

U-NEXTやdTVなどにもそれぞれの独占タイトルがあり、自分が観たい作品が他のサービスの独占タイトルの場合はNetflixで観ることはできません。

 

特に気になっている作品、「これはいつでも観たい!」という作品がある場合は、事前にチェックが必要ですね。



まとめ

 

いかがでしたか?

Netflixは、他のVODサービスと比較しても個性的な面が多い独特のサービスです。

 

海外作品を中心とした豊富なコンテンツ、それらを的確に選び出し、ユーザーの好みに合わせて並べてくれる優秀なレコメンデーション機能、そして何より、ハイクオリティな作品ばかりを揃えたハズレ無しのオリジナルコンテンツの数々。

 

洋画や海外ドラマを楽しみたい人、どんどん新しい作品と出会いたい人、まだ観たことのないここだけの作品を見つけたい人、そんな海外作品ファンにとっては大満足のストリーミング配信サービスでしょう。

そして、他のVODサービスと比べて最も「家族向け」なサービスと言えます。

 

全世界の会員数1億人以上という実績が、Netflixの質の高さを物語っています。

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