シニア犬の足腰が弱ってきたら気をつけること!一体いつからが老犬!?







私は9歳のビーグル犬、6歳のダックス犬と一緒に暮らしています。

うちの子達は、両方ともシニア犬真っ只中!

シニアといってもダックスの方は、まだまだ走るのも早くて年をとった気がしないのですが、やはり年齢は現れています。

上の写真が3歳の時で、下が現在の6歳。グレーヘアが目立ってきました。

うちの子はもうシニア犬なのかしら?と疑問に思う事もありますよね。

 

今回はいつからがシニア犬なのか、そしてシニア犬が家族にいる時の注意点などをご紹介していきます。

 

何歳からがシニア犬?

ワンちゃんの成長の仕方は、「小型、中型犬」と「大型犬」によって変わってきます。

生後1年で小型、中型犬は17歳、大型犬は12歳で小さなワンちゃんの方が、最初の1年は早く成長するのです。

ですが、その後の成長の仕方が違ってきて、4年目頃から大型犬が小さなワンちゃんの年齢を追い越します。

ワンちゃんは、人間の年齢に例えて40歳を超えると「シニア犬」と言われるようになります。

 

  • 体重が20kg以下の小型、中型犬・・・6年目でシニア犬
  • 体重が20kg以上の大型犬・・・5年目でシニア犬

 

ということになります。

 

そして人間の年齢で60歳を超えると「高齢犬」と言われるようになります。

 

  • 小型、中型犬・・・11年目で高齢犬
  • 大型犬・・・8年目で高齢犬

 

ということになり、大型犬がぐんと年をとるスピードが早くなっている事がわかります。

なので小型、中型犬は大型犬よりも長生きするのです。

 

うちのダックスのように6歳でシニアになっても、小型犬なので15〜20年生きるのが普通です。

ですがこれが例えばグレートデンのような大型犬だと、8〜13歳くらいが寿命だと言われているのです。

 

シニア犬のために気をつけること

 

シニア犬になると、人間が年をとると同じように目が悪くなって見えにくくなったり、耳が遠くなったりします。

そんな変化の中で一番気をつけたいのが、足腰が弱ってくる事です。

今まで自分のワンちゃんが何十分も走り回っていたのに、だんだん走らなくなると飼い主としてもショックを受ける事があります。

そこでシニア犬のために私たちが気をつけてあげる事をいくつかあげていきます。

 

お散歩の時間を短くする

 

今までは1時間のお散歩でも平気だったワンちゃんも、年をとると負担になってきます。

少しずつお散歩の時間を減らしていきましょう。

 

うちのビーグル犬は若い頃お散歩の度に走らせていましたが、今はゆっくり30分ほど歩くだけです。

このように若い時に走らせていた子は、歩かせるなどちょっとゆっくりしたお散歩に切り替えましょう。

ですがお散歩自体をやめてしまうと、筋肉が衰退してしまうので毎日の運動は大切です。

 

ソファーやベッド、車からジャンプさせない

 

ソファーやベッド、車から降りる時に若い頃は軽くジャンプしていたかもしれませんが、これはシニア犬の足腰に大変な負担がかかります。

特に車からコンクリートの地面にジャンプすると、途端に足腰にきます。

 

私がうっかりして車のドアを開けた時にビーグル犬がジャンプしてしまい、しばらく足を引いて歩くようになった事があります。

ワンちゃん本人も自分がそこまで年とったと気づかずにこのような事をするので、飼い主の方で注意してあげる事が大事です。

車から降ろす時は、抱っこして介助してあげる事を忘れないようにすると良いでしょう。

 

ベッドやソファーには、このような柔らかい生地の階段をつけてあげるとワンちゃんも随分楽になります。

 

 

フローリングに気をつける

 

床がフローリングだとシニア犬は、ツルツル滑って転びやすくなる事があります。

ワンちゃんが歩く時は床を引っ掻きながら前に進みます。

若い時は良いのですが、年をとるとこの引っ掻きの力が弱くなるので歩きにくくなるのです。

できれば足腰に優しいクッションフロアを敷く事をお勧めします。

 

硬いタイルやフローリングの床の上をいつも歩いていると、足腰に負担がかかります。

 

足腰のためのサプリを与える

私はうちの子達にこの「ヒップアクション」というサプリを毎日あげています。

うっかりして車からジャンプさせてしまい足を引いていた時に、慌てて買いに行きました。

 

1日に1個、毎日あげて約1週間ほどで足を引かなくなってその後は今のところとても調子が良いです。

インターネットでオーガニックのグルコサミンとコンドロイチン、コラーゲンが配合された粉末があります。

グルコサミンとコンドロイチンは、シニア犬の関節のクッションを強化してくれるのでおすすめです。

 

外犬は室内犬へ

 

シニア犬になってくると、季節の変化などに体力がついていかなくなってきます。

私が住むアメリカで、猛暑の夏や極寒の冬にワンちゃんを外に出しておくと、いくら大型犬であってもアニマルコントロールに通報されるほど厳しい状況です。

若い時は外で平気で過ごしていても、シニア犬になったら少しずつで良いので家の中に入れて、慣れさせていきましょう。

 

人間が暑ければワンちゃんも暑いし、人間が寒いと感じたらワンちゃんも寒いのだと覚えておいてください。

 

まとめ

 

今回はシニア犬のために私たちが、気をつけてあげられる事についてお話ししてきました。

  • お散歩を短くする
  • 高い位置からジャンプさせない
  • 床にはクッションフロアを敷く
  • 足腰のサプリを与える

 

などがありました。

そして一番大事なことは、外犬から室内犬に慣れさせていく事です。

 

アメリカでは気候が悪い時にワンちゃんを外に置いておく事を、「アビュース(暴力)」とまで言われるくらいです。

可愛いワンちゃんに長生きしてもらうためにも、飼い主が気をつけてあげる事が大事なのです。










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