こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。
今回ご紹介するのは『おススメのアクション系ボードゲーム10選 1992年~2017年版』です。
1つのゲームで複数の遊び方の要素を持つものもあるので、ボードゲームのジャンル分けは難しいところもあるのですが、一つの目安として考えて下さい。
アクションボードゲームというジャンル
反射神経や指先の器用が必要なものが多いゲームで、対象年齢が低く子供向けゲームに多いジャンルです。
勿論上手い下手関わらず一挙一動を全員で楽しめるのでパーティーゲームにも向いています。
代表作は、近年では指定の枚数と位置に折り曲げたカードを置いてタワーを積み上げる『キャプテンリノ(2011年)』でしょう。
2012年ドイツキッズゲーム大賞準候補に入った作品で、すごろくやさんが『キャプテンリノ』を用いたイベントを多く開催しています。
引っ越し騒動

プレイヤーは運送屋となり、家具を新しい部屋に運び入れ得点を得るゲームです。
作業員コマをカードを使って目的の部屋まで動かし、家具を運ぶのを手伝ってくれるプレイヤーを1人選びます。
協力系を含むゲームです。
その後3種類ある棒のいずれか1組を選んで各自1本ずつ持ち、2人で家具のミニチュアを運んで成功すれば得点を得られます。
手を触れず、木の棒を使用して運ぶのですが、明らかに無理だろう という棒もあり笑いを誘います。
発売年:1992年
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:45分
ピッチカー

1996年ドイツ年間ゲーム大賞アクションゲーム特別賞。
1996年ドイツゲーム賞3位。
1996年に『カラバンテ』で発売され2003年にリニューアルされ『ピッチカー』となりました。
車に見立てたディスク型の木のコマを指で弾いて移動させるおはじきレースゲームです。
木製のボードが重く、レースコースを作るための広い場所も必要なのでゲームカフェなどでは遊べない一品です。
コース例がマニュアルか箱にいくつか記載があり、何パターンか楽しめるようになっています。
おはじき系と言えば『カイロ(CAIRO)』という船の積荷を狙った場所へ弾くというノリの良いボードゲームもけっこう好きでした。
よろ万屋さんが、対面の壁まで積荷を弾き飛ばしたりしていたのも良い思い出です。
発売年:1995年
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:30分
キピット

4種類の大きさがあるキューブをシーソーの上がっている方に積んでいき、シーソーが傾いたら手番交代です。
シーソーから落ちたキューブは相手に押し付けることができ、手持ちのキューブを全てシーソーに置き切ったプレイヤーの勝利となります。
シーソーが傾く際の揺れや衝撃の反動でかなり落ちることもあり、単純ルールながら夢中になれるゲームです。
発売年:1995年
プレイ人数:2人
プレイ時間:30分
ジャマール

プレイヤーはアラブ系の遊牧民となって最良のラクダ商人を目指します。
布袋の中に手を入れて、手先の感覚だけで目的の形のコマをより早くつかみ出すのが目的ですが、似たような形のコマがあり簡単なようでけっこう難しいゲームです。
大人でも真剣になるゲームです。
発売年:2005年
プレイ人数:3~8人
プレイ時間:20分
おばけキャッチ

2011年ドイツ年間ゲーム大賞推薦リスト。
2004年に発売された『 Knapp daneben』のリメイクです。
白いおばけ、灰色のネズミ、赤いイス、青い本、緑の瓶のコマがあり、山札からめくられたカードに描かれたオブジェか、もしくは描かれていないオブジェを素早く掴みます。
前者はすぐ分かるのですが、後者が出ると一瞬思考が停止してしまい間違える人が続出します。
そんな後者のカードが大いに盛り上げてくれるゲームです。
発売年:2010年
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:20分
フォトパーティー

お題カードに書かれた条件を満たすことで得点を得るゲームです。
タイマー機能付きのデジカメが必要です。
撮影後、お題の条件を満たしているプレイヤーには点が加算され、12枚のお題をこなしたらゲーム終了、得点の高い人が勝利します。
ゲームというよりはコミュニケーションツールに近いでしょう。
楽しい写真を撮ってみてください。

発売年:2010年
プレイ人数:6~15人
プレイ時間:20分
ゴビット

【虫 < カメレオン < ヘビ < ゴリラ】の食物連鎖ゲームです。
自分用の山札を一斉にめくって出た動物をすばやく確認します。
捕食側は被食側を叩くことで被食側の捨て札を全て貰えます。
被食側は捕食側の攻撃を防衛することで自分の捨て札を守ります。
最後まで持ち札があるプレイヤーが勝利します。
発売年:2012年
プレイ人数:2~8人
プレイ時間:10~20分
ドッカーン

1人はタイルに描かれた通りに積み上げることでそのタイルに描かれた得点を得ます。
他のプレイヤーは得点を獲得させまいとカタパルトで積み木を砲撃します。
お互い制限時間内までチャレンジできますが、カタパルトの弾は有限なので、どのタイミングで撃つか・積み上げるかの駆け引きが生まれます。
発売年:2013年
プレイ人数:2~5人
プレイ時間:30分
アイスクール

2017年ドイツ年間キッズゲーム大賞受賞。
ペンギン学校を舞台に、1人は風紀委員、他のプレイヤーはサボって魚を集めに行こうと生徒になるおはじきタイプのチェイスゲームです。
風紀委員は他のペンギンコマに自分のコマをぶつけることを目的とし、他の生徒は魚が吊り下げられたゲートをくぐることを目的とします。
発売年:2016年
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:20分
パニックマンション

プレイヤーは、宝が眠る幽霊屋敷を訪れた探検家となります。
屋敷を模したボックスには冒険者やモンスター、宝物などのコマが入っています。
カードで指定された部屋に、指定されたコマをいち早く入れることが目的です。
コマを手で触れることは禁止されているので、傾けたりゆすったりして移動させますが、思うように行かない上移動のさせ方に個性が出るので、悲鳴が出たり笑いが生まれたりのパーティゲームです。

発売年:2017年
プレイ人数:2~4人
プレイ時間:10~20分
まとめ
いかがでしたか?
今回はボードゲームのジャンルをアクションゲームに絞ってご紹介しました。
アクションゲームはワイワイと盛り上がれるものが多く、子供同士で遊んだり、親子で遊んだり、パーティの際に遊んだりするのに最適です。
お誕生日会や家族や友人同士で集まる時など、これらのアクションゲームで盛り上がってみてはいかがでしょうか?
きっと気に入るゲームがあると思いますよ!
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