ペットと一言でいっても、あなたのワンちゃんやニャンコは家族の一員。
それゆえにペットたちの一番の欠点は、長生きできない事ではないでしょうか。
ワンちゃんやニャンコ達はたくさんの美しい思い出と愛情を私たちに残して、天国へ旅立っていきます。
そのペットの旅立ちの時に、彼らは私たちのハートも根こそぎ持っていってしまう、それが「ペットロス」です。
今回はそのペットロスから立ち直れない人へ、克服法と癒しのエールを捧げます。
ペットロスの克服法
泣きたいだけ泣く
人間が「泣く」という行為は、身体と頭の中から悲しみや悔しさ、ストレスの全てを流し去る行為です。
涙を流し声を出して泣く事を恥ずかしいなんて思わないで、気の済むまで泣く事です。
例えばワンちゃんを安楽死させたとします。
そのあなたの決断が本当に良かったのか、という疑問や後悔に押し潰されそうになる事があるでしょう。
そんな気持ちや「うちの子は寂しくないかな」などの不安感を全て涙に託して、流し出してしまうのです。
いつまで泣けば気がすむの?と自分でも不思議なくらい何ヶ月も、何年も涙が出てくる事でしょう。
私が中学生の頃初めて飼い犬を亡くした時は、多分3年くらいだったか立ち直れずに、その子の事を思い出しては泣き暮らしていました。
それで良いのです。声をあげて泣いてしまいましょう!
あなたの境遇を理解できるお友達に伝える
私のお友達が15年飼っていたワンちゃん「グレートデン」が亡くなった時は、彼女が私に真っ先に電話をくれました。
電話先で泣く彼女と一緒に私も声を出して泣いたものです。
同じ経験がありあなたの悲しさをわかってくれる人、誰でも良いので連絡をとり苦しい胸の内を打ち明けましょう。
ハグをする
そしてそのお友達は電話を切ってから、いてもたってもいられずに私の家に来てくれました。
私はただただ彼女をハグして、私の肩を彼女に貸してあげて気の済むまで泣いてもらったのです。
ハグという行為は、時にはあなたのボロボロの心をグッと一つにまとめてくれる効果があります。
ハグを受ける相手があなたにとって正しい人で、心から純粋な思いやりがあればそのハグが、何よりも暖かなものだと気付くはずです。
無理に忘れようとしない
ワンちゃんやニャンコを失いあまりの悲しさに、そのペットの存在や思い出を忘れようとする人もいます。
それは大きな間違いで、ペットと一緒に過ごした自分の存在までも否定してしまう事になります。
ペットと過ごした月日は長くても短くても、貴重な思い出には変わりありません。忘れようなんて思わない事です。
記念碑を作るのも良いアイデア
例えば私の初代のワンちゃんが亡くなった時は、火葬してもらってその骨を庭に埋めてそこに、「ハナミズキ」を植えました。
そのハナミズキはどんどん大きくなって、毎年今でも美しい花を咲かせてくれています。
小さなお墓を作っても良いですし、骨壷に入れていつもあなたがいるリビングやベッドルームに置いておくのも良いでしょう。
私のお友達は亡くなったワンちゃんの骨を特別なネックレスに入れて、いつも持ち歩いていますし、透き通ったボトルに砂絵のように入れて飾っている方もいます。
工夫次第であなたのワンちゃんやニャンコたちは、あなたのそばで永遠に生き続けるのです。
ボランティアに行ってみる
いつまでも悲しんでいないで、地元のシェルターや動物愛護センターを訪れ、ボランティアしてみるのもとても良いアイデアです。
毎日寂しくシェルターで暮らしているワンちゃんたちのお世話をしたり、お散歩に連れて行ったりしているとそのうち、あなたが連れて帰りたいと思うワンちゃんやニャンコが現れるかもしれません。
焦る必要はありません。ワンちゃんやニャンコの方からあなたを選んでくれるので、そのチャンスを待ちましょう。
癒される英語の言葉
- I know that you can’t see me but I’m right here.
So often I see you crying.
I want so much to lick your face and ease some of your pain.
Trust me even I’m in heaven, I’ve never left you.
「ママには見えないと思うけど、僕はここにいるよ。ママが泣いているのを良く見るから、いつものようにお顔をペロペロして癒してあげたくてたまらない。僕は天国に行っちゃったけど、いつもママのそばにいると信じていて。」
- This is not Goodbye…It’s still “I love you forever “.
「これってさよならじゃないんだよ。いつまでも愛してるって事なんだ!」
- When tomorrow starts without me , Don’t think we are far apart.
For every time you think of me, I’m right here inside your heart.
「私がいない明日が来ても、私たちは遠く離れ離れになってしまったと思わないで。あなたが私の事を思うたび、私はいつもあなたの心の中で生き続けるから。」
まとめ
何匹ペットを飼っても、ペットロスを乗り越えるのには長い月日と数え切れない涙の数が必要です。
ワンちゃんやニャンコが亡くなる時には
「私が天国に行ったら、新しい子を迎えてあげてね。そうすれば私はその子を通して、パパやママの温もりやキスを感じられるから。」
と願いながら天国へ旅立つのです。
あなたが精一杯愛したペットは天使になって、いつまでもあなたのそばで見守ってくれている事を忘れないでいてあげましょうね。
コメントを残す