全面廃止!パピーミルとは?アメリカから学ぶパピーミルをなくす対策







小さい頃週末に父親に連れられて、デパートの屋上にあるペットショップに行くのが楽しみでした。

ペットショップに並ぶ愛くるしい子犬たちに逢うためです。

あるクリスマス、父に頼んでこのうちの1匹をプレゼントとして買ってもらいました。

 

あなたもこんな経験があるのではないでしょうか?

ですがこのペットショップに並ぶ子犬たち、実は残酷なパピーミルから来た子たちなのです。

 

今回はその「パピーミル」とは一体何なのか?そしてもうアメリカではすでに始まっている「パピーミルをなくす対策」などをお話ししていきます。

 

パピーミルとは?

 

日本語ではパピーミルを「子犬製造工場」と呼び、お金を儲ける事しか頭にない最低な悪質ブリーダーの事を指します。

親犬のカップルを小さなケージに閉じ込めて交尾をさせ、産まれた子犬たちをペットショップに売りさばいているのです。

それではこのパピーミルの現状をみていきましょう。

 

パピーミルの現状

アメリカでも日本でも人間が、雑種の犬を嫌い純血のピュアブリード犬を好むために、悪質ブリーダーが純血な親犬のカップルを狭いケージの中で育てます。

そして最低限必要な質の悪いエサと水だけを与え、ずっと親犬たちを閉じ込めておくのです。

そうすると親犬たちは何もする事がないために、交尾を繰り返し子犬がどんどん産まれていくという仕組みです。

 

この悪質ブリーダーらはほとんどが人目に触れない地下で子犬の繁殖を繰り返しているため、親犬たちは太陽の光りを浴びる事はありません。

もちろん散歩に行く事もなく、一生をケージの中で育ちます。

そのため足の筋肉は落ちて痩せ細り、栄養不足がたたって病気になる子もいます。

 

歯はボロボロで抜け落ち、皮膚病にかかっている子も多くストレスで自分の汚物を食べて過ごす子もいるくらいです。

おやつをもらうどころか、人間のぬくもりさえ知らず愛情に触れる事なく死んでいく子がほとんどです。

ブリーダーに早くから交尾をさせられ子犬を産み続ける親犬は、もちろん長生きはしません。

病気になって使い道がなくなれば、廃棄処分になります。

 

そうやって残酷な生活をしている親犬から産まれた子犬たちが、ペットショップに並ぶのです。

 

アメリカがとっている対策

  • 私たちが、親犬たちの声になる

まずアメリカ国民がこのパピーミルの現状を知ってからは、一人一人がこの親犬たちの代わりになってインターネット上で助けの声を発信し始めました。

自分が持っているブログやフェイスブック、ツイッターなどで発信するだけでなく、お友達や家族知っている人みんなに話して、どんどん言葉としてパピーミルの実態を広げていくやり方です。

 

  • ペットショップの子犬を買わない

そして「ペットショップでは子犬を買わない!」

おかげで子犬が売れなくなったほとんどの大きなペットショップでは、子犬を売る事をやめてその代わりに地元のシェルターのワンちゃんたちを里子に出す協力をし出したのです。

 

全てのブリーダーが悪いわけではない

 

だからといって全てのブリーダー業者が悪いわけではありません。

介護犬やワンちゃんの毛にアレルギーがある人のために、愛情を込めて特別な犬種の親犬たちを育て子犬を分け与えている人もいます。

 

ですがこのようなパピーミル撲滅の動きを一生懸命やっていても、まだまだ悪質なブリーダーがはびこっていて、純粋な気持ちでワンちゃんと人間の架け橋になってくれているブリーダーが少ないのが現実です。

 

実際のパピーミルからレスキューされたマギー

この子はチワワの女の子で9歳、マギーと言います。

毎年2ヶ月ほどオーナーが旅行の間、私がドッグシッターする子です。

 

15年から20年生きるチワワなのに、9歳のマギーは歯が1本もなく足の筋肉もやせ細りほとんど歩けません。

マギーのオーナーが数年前、アメリカのカリフォルニア州のパピーミルからレスキューしてきました。

 

足が弱いのでお散歩はできないし、階段などの上り下りも困難なので私が抱っこしてあげないといけません。

歯がないので消化が良いように、毎回ウエットフードをあげます。

でもいつも愛情たっぷりでうちのワンちゃんたちとも仲良く遊びますし、私のお膝の上を競って座ろうとしたりしてとても可愛いワンちゃんです。

 

パピーミルの親犬として辛い人生を過ごしてきたマギーも、ラッキーな事にレスキューされ、今では幸せに暮らしている事を本当に嬉しく思います。

 

パピーミルをなくすために私たちができる事は?

 

  • ペットショップやインターネットで子犬を買わない

アメリカと同じように、ペットショップやインターネットで子犬を買わない事が一番です。

私たちがペットショップで子犬を買っている間は、ペットショップが子犬を売り続けるのでパピーミルも撲滅不可能です。

 

  • 知っている人にどんどん伝える

口コミというのは驚くほど広がるものです。

このパワーを借りて、パピーミルの全面廃止を知っている人が知らない人へ向けて発信するというのも大きな効果が期待できます。

 

  • レスキューする

あなたの地元の愛護団体やシェルターに、ラッキーにもこのようなパピーミルから保護された子たちもいます。

そのような機関にもたくさんの可愛い子犬たちや、人間のわがままで捨てられたワンちゃんたちがあなたの愛情を今か今かと待っています。

 

まとめ

 

以上今回は、「パピーミル」についてお話ししてきました。

パピーミルとは「子犬製造工場」と言い、お金儲けのためだけに親犬たちをケージに閉じ込めて、子犬を繁殖させている悪質なブリーダーの事でした。

 

私たちにできる事は、この悪質なブリーダーが売りつけているペットショップから子犬を買わない事と、知っている人全てにパピーミルの実態を口コミする事に尽きます。

ワンちゃんは自分自身を愛する以上に、あなたを愛してくれる生き物です。

この深い愛情に答えて残酷なパピーミルを、私たちの力で撲滅していきましょう。












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