クイーンドミノ~タイルに描かれた絵柄を繋げるパズル要素があるボードゲーム







こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。

今回ご紹介するのはドミノタイルを組み合わせて国を作っていく『クイーンドミノ』です。

『クイーンドミノ』は2017年にドイツ年間ゲーム大賞を受賞した『キングドミノ』の続編にあたるボードゲームです。

 

ゲームの世界観

”~あなたは自分の王国を広げるために新たな土地を探している君主です。

最高の領地を見つけるために、あなたは小麦畑、湖、山、そして町のすべてを探検しなければなりません。

しかし気をつけてください。

他の君主もまた、これらの土地を切望しているのです……。~”

 

ゲームの概要・ジャンル

 

ドミノ倒しなどで耳にするのが一般的なドミノという言葉ですが、

正方形を二つ繋げた形をした牌自体、もしくはその牌を使用したゲーム「ドミノ」と称します。

ですのでこのゲームで正方形を二つ繋げた形をした牌をドミノ、正方形のものはタイルと呼んでいます。

 

3~4人プレイなら5×5の、2人プレイなら7×7にドミノを配置していくタイルプレイスメントのゲームです。

 

ゲームの目的

最初に置いたドミノの地形と繋がるように次のドミノを配置していき、建物を建て、高得点を狙います。

 

内容物と使い方

・ドミノタイル…7種類の地形のうち2種類が1枚に描かれている。王国の領地を示す。

・王国…自分の場に配置していくドミノの並び。

・建物タイル…ドミノの「街(赤)」部分に配置出来、得点やコインをもたらす。

・建築士ボード…「建物タイル」が置かれる場所で、獲得時のコストが書かれている。

・騎士コマ…配置することでコインを獲得出来る。

・塔コマ…配置することでコイン、「女王コマ」を得ることが出来る。

・国王コマ…ドミノ獲得に使用するプレイヤーマーカー。

・女王コマ…「塔コマ」を1番多く配置しているプレイヤーが所持し、所持している間は建物コストを1減らす事が出来る。

・ドラゴンコマ…「建築士ボード」にある「建物タイル」を焼き払う事が出来る。

 

ゲームの準備

1.全てのドミノの数字面を表向きにしてよく混ぜ、ゲームの内装箱の間仕切りの大きい箇所に入れて山札とする。

2.「建築士ボード」をテーブルの中央に置く。

3.「建物タイル」をよく混ぜ、灰色の面を表向きにして1つの山にし、「建築士ボード」の左端の山札置き場に乗せる。

4.山から6枚の「建物タイル」を「建築士ボード」の空きスペースに1枚ずつ並べる。

5.「建築士ボード」の洞窟部分に「ドラゴンコマ」、ボード脇に「女王コマ」を配置する。

6.各プレイヤーは「スタートタイル」1枚と同じ色の「城コマ」を受け取る。

7.「騎士コマ」1個と7コインを受け取る。

8.残りの「騎士コマ」、コインと「塔コマ」を「建築士ボード」の近くにまとめておく。

9.プレイ人数に応じて「国王コマ」を受け取る。

10.ドミノ列を作る。山札からドミノを4枚引き、数字面を表向きにして昇順に「建築士ボード」の下側に縦一列に並べ、その後地形面を表にする。

11.誰か1人が全プレイヤーの「国王コマ」を両手で包んで良く混ぜ、1個ずつ取り出す。

12.取り出された「国王コマ」の持ち主であるプレイヤーは、そのコマを任意の空いているドミノに配置する。

13.全ての「国王コマ」がドミノの上に置かれたら、再び山から4枚ドミノを引いて同様に昇順に並べドミノ列を作る。

 

ゲームの進め方

数字が一番小さかった、一番上のドミノに「国王コマ」を乗せたプレイヤーからの手番となります。

A.(必須)敷設…選んだドミノを自分の王国に、先に置いたドミノの同じ種類の地形と隣接するように追加。

B.(任意)徴税…「騎士コマ」を1~2個置いたばかりのドミノに派遣し、隣接する同じ地形のマスの数分のコインを獲得。

C.(任意)建設…「建築士ボード」上にあるタイルをコストを支払って1枚取り、自分の王国の空いている町マスに置く。

D.(任意)破壊…1コインを支払い建築士ボードにあるタイルを1枚選んで取り除き、タイルがあった場所にドラゴンコマを置く。
※「ドラゴンコマ」が洞窟上にあり、かつ自分が「女王コマ」を持っていない場合のみ実行可能。

E.(必須)…新たな列にあるドミノを1枚選び、その上に「国王コマ」を配置。

 

次のラウンドの準備

1.「ドラゴンコマ」を「建築士ボード」の洞窟の上に戻す。

2.「建築士ボード」に残っている建物タイルを最もコストの安いスペースに向かって詰め、山から新たなタイルを引き空スペースに補充する。

3.新たなドミノ列を作る。

 

ゲームの終了

箱の中にある全てのドミノを場に列として並べ、各プレイヤーはアクションをA~Dまで実行します。

3~4人プレイなら5×5の、2人プレイなら7×7の王国が出来ていますので、各地形や建物タイル、コインの所持数で得点計算します。

 

まとめ

 

『クイーンドミノ』は単独で遊ぶことも出来るし『キングドミノ』と合わせて遊ぶことも出来ます。

『クイーンドミノ』『キングドミノ』より地形が増え、得点要素が増えたためより複雑なゲームが楽しめるようになっています。

 

『キングドミノ』はとっつきやすいですが、ゲームに慣れている方には物足りないという評価が聞かれます。

ルールは基本そのままで考え処が増えてやり応えがあるゲームになった『クイーンドミノ』は、幅広いユーザーが楽しめるおススメのボードゲームです。

 

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:25分
状況:販売中










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