誰でも仕事をする以上は、毎日高いモチベーションを維持しながら仕事し、それを通じて成長していきたいと思うでしょう。
そのためには、様々な違った仕事を出来るだけ多くしたいものです。
しかし、毎日同じような仕事の繰り返しで、マンネリを感じている人も多いでしょう。
それではなかなかモチベーションも上がらず、成長も感じられず、焦りや不安が募っていくばかりです。
その状態から抜け出したいと感じているビジネスマンに対して、仕事のマンネリを解消しモチベーションを上げるための3つの方法をご紹介します。
少しの工夫で毎日の仕事のマンネリ解消につながるので、ぜひ試してみてください。
1.いろいろな方法を試したり、スピードアップを図ったりする
どの仕事をするか自体は、最終的には会社や上司の判断で決められてしまうので、自分ではどうしようもありません。
それでも、その仕事のやり方を工夫することで、マンネリを解消することは可能です。
まず、毎回違ったいろいろなやり方を試す方法があります。
例えば、報告書を作成する場合、根拠となるデータを示すグラフを添付することがあるでしょう。
それについて、円グラフ、棒グラフ、折れ線グラフなどいろいろ試して、わかりやすさやインパクトの強さなどを追求してみます。
そうして些細なことでも変化をつけたり、挑戦してみたりすることでマンネリを解消でき、やる気も出てきます。
あるいは、同じやり方をするにしても、スピードアップを図る方法もあります。
上記の例でいえば、毎回同じフォーマットで、同じ円グラフを使って作成するとします。
その場合でも、効率的に作成できるテクニックを追求し、時間を計って作り、前回より何時間何分早くできたかを記録します。
このようにスピードアップを1つの励みにすれば、仕事のマンネリは解消され、モチベーション向上につながります。
2.その仕事のマニュアルを作ることを目標にする
仕事をただ漫然とこなすだけでは、自分の中に何も残らず、会社にとってもノウハウは蓄積されません。
そこで、その仕事を数多くこなすことでそれに精通し、マニュアルまで作ってしまうことを目標にしてみましょう。
上記の例でいえば、報告書作成のマニュアルを作るということです。
まず、毎回報告書を作成する中で、自分はどんな手順で何をしているか、どの作業が難しいと感じどうクリアしたか、などをメモしていきます。
また、他の人のやり方や過去の報告書なども参考にして、気づいたことをどんどんメモしていきます。
それらを繰り返していくうちに、自然とノウハウが蓄積されていくはずです。
それがある程度溜まった段階で、一度時間をかけて整理し、「報告書作成マニュアル」の形で完成させます。
さらにその後も、ずっとバージョンアップをし続けていき、より完璧なマニュアルになるように作り込んでいきます。
これを目標にしていけば、それがモチベーションになってマンネリの解消にもつながります。
また、これは他の人の役にも立ち、会社の業務効率化にも貢献するので、それもやりがいになってますますマンネリ解消になるでしょう。
3.マンネリを解消しモチベーションを上げることを研究対象にする
以上のことを続けているうちに、自然と「なぜ仕事でマンネリを感じてしまうのか、どうすれば解消できてやる気が出てくるのか」といったことに関心が出てくるでしょう。
せっかく出てきた関心を無視してしまうのはもったいなさすぎます。
いっそのこと、それを1つの研究対象にして、マンネリ解消の専門家のようになってしまうのも、モチベーション向上に役立ちます。
まず、自分が日々の仕事で経験してわかったことを、ノウハウとしてまとめます。
これは現場で得た実践的な知識なので、説得力があり、自信をもって説明できます。
一方で、マンネリ解消によるモチベーション向上について、書籍やネット、セミナーや研修などからも情報を得ます。
これらは、現場で得た情報を理論的に裏付けるためにも、ぜひすべきです。
これらをふまえ、実践と理論の両方を融合させて、自分なりの方法論として構築します。
それを上司に提案し、社内に広められれば、自分の評価も上がり、会社にも貢献出来て、ますますモチベーション向上につながります。
自分にとってのメリットを見つけ出すことで、モチベーションを上げる
仕事で感じるマンネリを解消し、モチベーションを上げていくには、ただ漫然と仕事をこなすだけではいけません。
仕事や作業に楽しみを見つけるということや、自分を向上させる為のヒントを見つけるという姿勢が大切です。
そのためには、まず作業の方法をいろいろ変えてみたり、作業のスピードをアップさせたりして、自分なりに工夫をしてみましょう。
また、その仕事で得たノウハウをまとめ上げ、マニュアルにまで仕立て上げるのもよいでしょう。
さらに、マンネリ解消によるモチベーション向上について研究まで行い、実践と理論を融合させた方法論を構築するのも有意義です。
このように、様々な工夫を凝らし、マニュアルや方法論にまで高めることで、自分への評価が高まり、周囲にも貢献出来ます。
それが大きな目標ややりがいとなり、モチベーション向上につながります。
同じような仕事でも、何か自分にとってメリットにつながらないかを考えて実行することがポイントです。
そうすれば、マンネリに陥ることもなくなるでしょう。
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