一人暮らしの部屋探しをする場合に、場所をどういう基準で探したらいいでしょうか。
また建物が南向きとそうでないものなどがありますが、方角はどう選ぶべきでしょうか。
その他、建物の階数についても何階を選んだらいいのかといった部屋探しで悩む疑問について考えていきます。
一人暮らしで住みやすい場所・方角・階数についてご紹介します。
目次
一人暮らしの部屋探しで場所を選ぶ基準は?

部屋探しの場合には、まず場所を選ぶのが一番大変です。一人暮らしの部屋を探す場合、場所を選ぶときはどのような基準で選べば良いのでしょうか?
まずは場所選びについて解説します。
基準① 交通の便がいい場所
一人暮らしの場合は、車などを持っていないこともあるでしょう。そんな場合は交通網が発達している所を選ぶのがおすすめです。
できれば乗り換えずに1本で通勤先、学校に通えるような場所が一番おすすめです。
それぞれの場所によって電車、地下鉄、バスなど、どの交通手段が使いやすいかもあるでしょう。
できれば2つ位の交通手段が確保できる場所を選ぶのがいい方法です。通勤や通学以外で他の所に行く場合にも2つ位の交通手段があれば色々な所に行くことが出来て便利です。
よく賃貸物件を探す時にバス停から何分、駅から何分などと書いてありますのでそれを参考に交通手段から近い場所を選びましょう。
できれば10分以内、遠くても15分以内の所が良いでしょう。
駅から離れれば離れる程、家賃は安くなる傾向にありますが、電車を普段の足として利用する場合はできるだけ駅に近い部屋を選ぶようにしましょう。駅から家までの距離はかなり重要です。よく初めての部屋選びで後悔する部分ですので、注意して下さい。
また、家賃を下げるために、勤務先や学校などから少し遠い所に借りる場合もあるでしょう。
その際には交通費と家賃をしっかり比較して検討してそれでもそれほどお得かを考えましょう。
あまり変わらなければ距離が近い方が後になって楽ですので、距離が近い方を選びましょう。
基準② 商店が近くにある住宅街
また一人暮らしをして自炊をするのであれば、近くにスーパーがあるかどうかは確認したいことです。
特に夜遅くまで開いているスーパーなどがあれば嬉しいでしょう。コンビニも近くにあると便利です。
自炊をしないのであれば、食事ができる所が近くにある所や商店街に近い場所を選びましょう。
学生街の近くは安くて美味しいお店がありますのでねらい目です。
また学生街の近くには、学生向けや一人暮らし向けの安い1Kや1LDKもたくさん見つけることができておすすめです。
ただ学生と部屋探しが一緒になる場合、いい部屋は早く見つけないとなくなってしまいます。

基準③ 夜になっても通りが明るい場所
女性の場合は、夜に歩いてみて明るいかどうかもチェックすることもが大事です。
人通りがなかったり、外灯がない通りが多かったり、治安が悪そうな場所でないかを確認しましょう。
不動産屋さんに確認するとその辺も教えてもらえますので、部屋探しを相談するときに一緒に聞いてみましょう。
基準④ 街の雰囲気
街の雰囲気も大事です。できれば自分で歩いてみて雰囲気をチェックしましょう。
ファミリー層が多い街なのか、学生街なのか、会社が多いオフィス街なのか、賑やかな繁華街なのか、自分の住みたい雰囲気に合っているのかは歩くのが一番です。
夜になると表情を変える街もあるでしょうから、夜も一度歩いてみましょう。
南向きの部屋がやっぱりいい?

部屋の方角もとても気になりますよね。南向きが通常いいと言われますが、南向きでないとどうなのか迷うのではないでしょうか。
日中に部屋にいることが多い人はできれば南向きの部屋で日当たりのいい部屋がいいでしょう。洗濯物もよく乾きますし便利です。
あまり日中部屋にいることがなく朝早く出て夜遅く帰ってくるような人の場合はあまり方角にこだわらなくてもいいかもしれません。
東向きもおすすめ
部屋の方角としては、南向きの他に、東向きもおすすめです。
朝日を浴びることができますので健康的な生活を過ごすことができます。
朝早く起きる人にはおすすめの部屋で朝から洗濯を干すと午前中によく乾きます。
西向きの場合は、夕方からよく日が射してきます。西日がちょっと暑いこともあります。
朝からは日が射さないので夜型の人にはいいかもしれません。
北向きは、あまり日が射さず、洗濯物が乾かなかったり、部屋がジメッとしたりすることもあります。
またちょっと寒い部屋になります。
方角によって日の当たり方が異なりますので、それぞれのライフスタイルで部屋を選んでみるのもいいでしょう。
建物の周りに他の高い建物があればまた状況も変わってきますので日当たりの面では周りもチェックしましょう。
賃貸のサイトなどで部屋を見た場合には、リビングの部屋の明るさを見るのもおすすめです。
暗いため電気を付けて明るくしている画像などもありますので確認をすることも必要です。
何階に住む?

また、部屋を借りる場合に何階に住むのかも問題です。
上の音が気にならないのは最上階ですが、家賃も上の階が高い場合もありますので家賃と検討してみましょう。
何階に住むのかについて、1階はセキュリティ上の問題があって女性の一人暮らしの場合はあまりおすすめとは言えません。やはり上の階の方がセキュリティとしては安全です。
1階のデメリットを挙げると、
- 女性の場合、下着泥棒に合ったり、洗濯物が1階だと干しにくい
- 不用品を投げ込まれたりすることも場合によってはある
- 丸見えでずっとカーテンを閉めていたくなる
- マンションなどの場合は1階の場合には湿気が押入れなどにこもりやすい
などと言ったことが挙げられます。
2階以上のデメリットを挙げると、
- 重たい物を買い物した時に持ち運びが不便
- エレベーターがない場合は上の階への往来が面倒
などがあります。
それぞれのデメリットを考え合わせて何階に住むのかは検討してみることが必要です。
自分のライフスタイルに合った選び方を
一人暮らしの部屋の探し方について、場所、方角、階について説明しましたが、いかがでしたか。
一般的に『良い場所』『良い方角』『良い階』とされるのは。
- 通勤先、学校からそれほど遠くない
- 駅からできるだけ近い物件
- 治安が良く、静か、夜も程よく明るい
- スーパーやドラッグストア、コンビニ、飲食店が近場にある
- 南向きもしくは東向きの物件
- 理想階は2階か3階(エレベーター付きなら2階以上)
といった感じでしょうか。
しかし理想の部屋というのは人それぞれですので、場所の選び方、方角の考え方、何階が住みやすいのかなど、それぞれの特徴をよく知った上で、自分のライフスタイルに合った部屋を選んでみて下さい。
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