重量級ゲームの入門としてオススメ!戦争ボードゲーム~『大鎌戦役 (SCYTHE)』







こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。

今回ご紹介するのは『大鎌戦役 (SCYTHE)』です。

2015年にアメリカのクラウドファンドで出資を募り、18000人、およそ2億円を集めて大成功を収めたゲームです。

デザイナーは高い評価を得ているワーカープレイスメントゲームの『ワイナリーの四季』を作ったジェイミー・ステグマイアーです。

この『大鎌戦役 (SCYTHE)』は重量級ゲームの部類に入りますが、ルールはそこまで複雑ではないので、重量級ゲームの入門としてとてもオススメなゲームです。

 

ゲームの世界観

”~1920年代、欧州に積もる雪は人類最初の世界大戦の灰で黒ずんでいた。

かの大戦に重装甲兵器を送り込んだ、ただ「ファクトリー」と呼ばれる大都市国家はその門戸を閉ざし、近隣国家に注視されていた~”

舞台は第一次大戦が終わったばかりの架空の東欧。

プレイヤーは自分が治める国の代表となり、自分の帝国を東欧一に成長させ富と権力を得ることを目的とします。

 

ゲームの概要・ジャンル

 

エリアマジョリティゲームになります。

終戦後の世界で小競り合いもルールにありますが、他の勝利条件を満たせば勝者を目指せるため、戦争をしないことも多々あります。

 

ゲームの準備と遊び方

ゲームボードプレイヤーマット所属国マットそれぞれにセッティングが必要になります。

 

内容物と使い方

【共通】

  • ゲームボード…7種類の地形が描かれたヘクスマップが主体。
  • プレイヤーマット…支持力や内政を携わるコマやトラックを備えたマット。
  • 資源トークン…建設や生産性向上のためにコストとして使用。
  • コイン…交易や増強に必要。
  • 遭遇トークン…このトークンが置かれたマスに移動した場合、それ以上の移動は出来ず「遭遇カード」を引いてイベントを処理する。
  • 戦闘カード…戦闘時に使用。軍事力に関わる。
  • 目的カード…他プレイヤーには秘密のミッション。達成したらアクション前に宣言し「星章トークン」を”勝利トラック”に配置。
  • 遭遇カード…主に地域住民とのイベント。支持の増減に関わる。
  • ファクトリーカード…「プレイヤーマット」の5番目のエリアとして機能する。
  • 戦力ダイヤル…戦闘時に投入する戦力のセットに使用。
  • 渡河カード…メックの渡河能力が描かれたカード。「展開」アクションで能力を入手。
  • 施設ボーナスタイル…施設の建設に関する目標が書かれたもの。達成具合でゲーム終了時に見合ったコインを得る。

 

【個別】

  • 所属国マット…軍事力に関わるコマやトラックを備えたマット。
  • アクショントークン…選択したアクションエリアに配置するコマ。
  • 支持マーカー…国民の支持率。戦争をすると下がる。
  • 戦力マーカー…戦闘時に消費できるリソース値を示す。
  • 星章トークン…9つある勝利条件のいずれかを達成出来たら”勝利トラック”に配置する。ゲーム終了時にコインに換算。
  • 施設トークン…施設の種類により効果が異なる。
  • 新兵トークン…「徴兵」アクションで使用。「徴兵」を行う事でゲーム終了時までボーナスが得られる。
  • メックコマ…歩行戦車で戦闘可能。任意の数の労働者を輸送することも可能。
  • キャラクターコマ…戦闘、遭遇などのイベント解決が可能。
  • 労働者トークン…資源、労働者自体の生産可能。メックの展開、施設の建築も出来る。
  • 技術開発キューブ…国の生産性を表す。「改良」アクションで上がる。

 

ゲームの準備

≪ゲームボード≫

  1. 「遭遇カード」「戦闘カード」「目的カード」をそれぞれよく切り、ゲームボード上の所定の位置に山札として配置。
  2. 「ファクトリーカード」をよく切り、プレイヤー人数+1枚を引いてゲームボードに裏向きに配置。残りは箱にしまう。
  3. 「施設ボーナスタイル」をランダムに1枚を選び、ゲームボードに表向きに配置。残りは箱にしまう。
  4. 遭遇シンボルがあるマスに「遭遇トークン」を配置する。
  5. 「資源トークン」と「コイン」を種類ごとに分けてゲームボード横に置く。

ゲームボード

 

≪所属国マット≫

  1. 各プレイヤーに「所属国マット」を配布。
  2. 自分の「戦力マーカー」を「所属国マット」が指示する”戦力トラック”上のマスに配置。
  3. 「所属国マット」に書かれた枚数の「戦闘カード」を受け取る。
  4. 所属国の本拠地に「キャラクターコマ」を配置。
  5. 所属国の本拠地に隣接する2つのマスに「労働者トークン」を配置。
  6. 「所属国マット」の大きな円形スペースに「テックコマ」を配置。
  7. 「所属国マット」の国章の横に星章トークンを配置。

所属国マット

 

≪プレイヤーマット≫

  1. 各プレイヤーに「プレイヤーマット」を配布。
  2. 「支持マーカー」を「所属国マット」が指示する支持トラック上のマスに配置。
  3. 「プレイヤーマット」に書かれた枚数の「目的カード」と「コイン」を受け取る。
  4. 「プレイヤーマット」の右下にある”利益枠”に「技術開発キューブ」を配置。
  5. 「プレイヤーマット」の所定のスペースに「施設トークン」を配置。
  6. 「プレイヤーマット」の4エリアにある右下の円形スペースに「新兵トークン」を配置。
  7. 「プレイヤーマット」の生産アクションの”コスト枠”に「労働者トークン」を配置。
  8. 「プレイヤーマット」の横に「アクショントークン」を置く。

プレイヤーマット

 

ゲームの進め方

 

「プレイヤーマット」の右端にある番号が一番小さいプレイヤーから時計回りに進みます。

「プレイヤーマット」の4エリアの中から、直前の自分のターンで選んだエリアとは異なるエリアを1つ選んで、”上段アクション”と”下段アクション”を

  • ①上→下の順で両方実行
  • ②上、下のどちらかのみ実行
  • ③どちらも実行しない

から選び実施します。

 

  • 移動…ボード上に配置したコマの移動、もしくは$2を得る。
  • 増強…$1支払い、戦力を1獲得、もしくは「戦闘カード」を1枚得る。
  • 交易…$1支払い任意の資源2個を「労働者トークン」のいるマスに配置、もしくは支持1を獲得。
  • 生産…コスト枠に表示されたシンボルのリソースを支払い生産。
  • 改良…コストを支払い上段にある”利益枠”にある「技術開発キューブ」を下段のコスト枠に移し、上段アクションの利益を強化し下段アクションのコストを減らす。
  • 展開…コストを支払い「メックコマ」1つを「労働者トークン」のいるマスに配置。
  • 建設…コストを支払い「労働者トークン」のいるマスに「施設トークン」を配置。
  • 徴兵…コストを支払い「プレイヤーマット」の「新兵トークン」を「所属国マット」の”新兵ボーナススペース”に移動しボーナスを獲得。

 

≪戦闘≫

他プレイヤーの戦闘ユニットと自分の戦闘ユニットが同じマスに存在している場合に発生します。

戦闘カード(キャラクターコマ/メックコマの数×枚数)を比較し、数の大きい方がそのマスに残ります。

勝利したプレイヤーは支持が下がります。

敗北したプレイヤーはコマを開始位置に戻します。

 

ゲームの終了

いずれかのプレイヤーが9つある勝利条件のうち、6つを達成して6個目の星章トークンを配置したらその時点でゲームは終了します。

【勝利条件】

  • 6種類の改良を達成
  • 4つのメック全てをゲームボードに展開
  • 4種類の施設全てをゲームボードに建設
  • 4つの新兵全てを所属国マットに徴兵
  • 労働者8個をゲームボードに配置
  • 達成した目的カード1枚を公開
  • 戦闘に勝利(2回まで)
  • 支持が18に到達
  • 戦力が16に到達

 

持っている資源や占拠しているマスなどをコインに換算し、一番コインを多く持っているプレイヤーが勝者となります。

 

まとめ

キャラクターのフィギュアなどが陣営毎に変わり、見映えがするフィギュアを動かすのが楽しいゲームです。

勝ち筋は色々ありますが、基本アクションは1ターンに1エリア選択して実行するだけでゲーム自体はサクサク進むので、重量級ゲームの入門に向いているおススメのボードゲームです。

 

プレイ人数:1~5人
プレイ時間:90~115分
状況:発売中












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