一人暮らしのための賃貸物件を探すのはとても大変ですよね。
自分の思ったような物件、いい物件を上手に見つけるにはどうしたらいいのでしょうか。
また、その為の物件探しは何件位見て周ったらいいでしょうか。
今回は賃貸物件を探す際に「何件くらい見て周るのが良いのか?」「どのような条件で物件を見て周るのが良いのか?」などについて紹介したいと思います。
実際に物件を見て周る際のコツ
賃貸物件を探す際には、例えばネットや情報誌で候補を数か所に絞る人が多いでしょう。
その基準はどんなものが多いでしょうか。
恐らくは、「自分は1LDKがいいなあ」「お金がないから1Kにしたい」「ちょっと贅沢して2DKにしたい」「家賃は5万円以内にしたい」「○○地域に住みたい」などと言った希望がそれぞれにあるでしょう。
そうして絞った中から実際に物件探しに出かけますが、その際にもコツがあります。
見て周るのは何件位?
できれば件数としては5件程度を見て周るのがおすすめです。
実際には3件程度の方が比較はしやすいのですが、5件も見ると大体の傾向がわかります。
自分の希望と実際の物件の内容が見合ったものがあるのかどうかがわかります。
それ以上見てもあまり変わらないことも多く、どんなに多く見ても10件ほどみれば充分と言えます。
例えば、全体で5件を見学するとして以下のような内容で見て周るのもおすすめです。
- 自分でネットや情報誌で見た候補の物件を3件ほど見学
- 不動産屋のアドバイスによるおすすめの物件を2件ほど見学
不動産屋からのおすすめの物件も紹介してもらってぜひ見学するようにしましょう。
不動産屋おすすめの物件もぜひ見学して
物件を見て周る際には、不動産屋さんのおすすめ物件を聞いて、その物件も見に行ってみましょう。
理由としては、素人が初めて探す物件よりも不動産屋さんならではのおすすめの物件の方が良い場合があるからです。
例えば、
- 築年数は多少古くてもリフォームしたての物件
- いつも評判が良くてなかなか空きが出ない物件
- 空部屋が出ることが待たれているような物件
- 人気のある地域の物件
などです。
不動産屋ならではの細かな情報からこうした物件をぜひ紹介してもらいましょう。
あまり絞り込まないで大切にしたいものは
ということで、賃貸物件を見る際には、あまり自分だけの希望で絞り込まないことが大切です。
間取り図や画像だけ見て自分で絞り込んでしまうと他にいい物件があっても見落とす可能性も出てきますので注意をしましょう。
自分の希望条件だけをしっかり伝えて、あとは不動産屋の生きた情報やアドバイスをしっかりもらうことも良い方法です。
また、賃貸物件の地域性などについても不動産屋さんの方がよく知っていますので、地域性なども含めておすすめの物件を教えてもらうのも良いでしょう。
家賃の上限だけは必ず設定しましょう
不動産屋と物件見学に行く際に注意するポイントとしては、必ず家賃の上限を自分の中で決めていくことです。
どうしても何件か見ているうちに家賃の高い物件が良く見えてしまい、自分の予算よりも高い物件に決めてしまいがちです。
ただ、家賃は毎月払うものですので節約することができません。
その点では注意が必要です。
高い家賃にしてしまうと、毎月生活が厳しくなってしまいます。
自分の予算をできるだけ守って理想の家賃の物件に決めるようにしましょう。
不動産屋に伝える条件だけは決めておくこと
また、不動産屋に物件の希望条件を伝える際には、最初に何を大切にしているのかといった希望をしっかり伝えておきましょう。
家賃の設定
- 〇万円~〇万円
- 上限〇万円以内
など
場所の選定条件
- 会社から通勤〇分以内
- 駅やバス停から歩いて10分以内など
- 特定の地域を指定
など
間取り
- 1DKや1LDK以上
- リビングが7~8畳以上などの広い物件
- 自炊をしたいのでキッチンが広い物件(2口コンロ以上置けるキッチン)
- バストイレが別になっている物件(ユニットバスでない)
など
築年数
- 新築や築2年まで
- 築10年まで
- 古くてもリフォームしてあれば大丈夫
など
建物構造
- 鉄筋のマンションタイプ
- 鉄骨のアパートタイプ
- 木造のアパートタイプ
など
セキュリティや設備
- 玄関がオートロックの物件
- カメラ付きインターホンがある物件
- 2階以上の物件
- オール電化の物件
など
部屋の方角
- 南向きの物件
- 東向きなどの物件でも可能
こうした希望条件については事前に調べて考えておき、しっかり自分の希望を伝えましょう。
急ぎでなければ、こうした条件を最初に不動産屋さんに伝えておいておすすめの物件を探してもらっておく、という方法もあります。
まとめ
初めての賃貸物件探しでは、あまり自分だけで物件を絞りこまない方が良いでしょう。
自分で探すというだけでなく、不動産屋さんに自分の希望条件を伝えて、そこから不動産屋さんに物件を探してもらうというのも良い方法です。
不動産屋が知っている物件の最新情報などを踏まえて、おすすめの物件を教えてもらうことができます。
上記を踏まえて、不動産屋さんのおすすめ賃貸物件と自分が見つけた物件を合わせて5~10件を見学するのが理想です。
その際に事前に決めた家賃の上限だけはしっかり守るようにした方が良いでしょう。
自分の固定概念に固執することなく、多くの物件を見て周り、理想の物件を見つけて下さい。
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