孤独のグルメ食レポ第2弾!『孤独のグルメ』で登場した台北の「原味魯肉飯」食レポ







前回の記事では、日本で人気のある『孤独のグルメ』という番組の「Season5」第5話で登場した、「永樂擔仔麵」というお店の食レポをお届けしました。

観光にもオススメ!『孤独のグルメ』で登場した台北の食堂「永樂擔仔麵」食レポ

 

そして実は、五郎さんはこちらのお店で食べた後もお腹がいっぱいにならなかったので、また別のお店に向かったのです。

そのお店というのが今回ご紹介する「原味魯肉飯(ユエンウェイルーロウファン)」。

 

番組を観た人なら記憶に残っているかも知れませんが、こちらのお店で五郎さんは「下水湯」という名前の、日本人は少し驚いてしまいそうなスープを美味しそうに食べました。

 

そこで今回は、五郎さんが台北で訪れた2番目のお店 「原味魯肉飯」で、その変わった名前が付けられたスープも含めた「五郎’s セレクション」のメニューを、私が実際に食べて食レポします。

 

『孤独のグルメ』に登場した台北の「原味魯肉飯」というお店がある場所

迪化街

今回ご紹介する「原味魯肉飯」は台北市内の「迪化街(ディーホワジエ)」と呼ばれる、地元の人にも旅行者にも人気があるエリアにあります。

 

そこは、今から約100年ほど前に建てられた建物がリノベーションされ、地元の人が食材や漢方を買う問屋や、若者が好むようなお洒落なお店がたくさん並んでいる所です。


 

『孤独のグルメ』で登場した台北のお店「原味魯肉飯」の外観と店内の様子

そんな昔の懐かしさが感じられる場所にある「原味魯肉飯」

お店の上の方にある緑色の看板には、オレンジ色の文字で「原味」と書かれており、その他にも店頭の屋台にはオレンジ色の看板が掲げてあります。

 

お店の屋台

 

更に屋台にも店内にも、五郎さんが訪れた時の写真が飾られているので、迷うことなくすぐに分かりました。

店内の壁には五郎さんらしくない写真が飾ってあったので、私がずっと見ていると、明るくて人当たりがとても良いオーナーさんが「今年、五郎さんがプライベートで来てくれたんだよ」と教えてくれました。

 

こちらのお店は小さい食堂と言った感じで、オーナーさんが気さくに話しかけてくれるので、とても落ち着く雰囲気です。

そして私が訪れたこの日、混んでいる時間帯ではなかったので、運良く五郎さんが座った席と同じところで食事をすることができました。

 

『孤独のグルメ』に登場した台北の「原味魯肉飯」で食べられる麺とスープの味

 

それでは『孤独のグルメ』で紹介されたメニュー2つをご紹介します。

 

乾麵(ガンメェン)

乾麺

台湾ではよく見かける油麺(ヨウメェン)という名前の麺の上に、噛む必要もないくらいに煮込まれた豚肉のタレ、そして歯ごたえの良いもやしが載っています。

お鍋に入れてから3時間は煮込むという豚肉のタレは、日本人も好きな甘いお醤油味。

お値段は35TWD(約128円)。

 

ちなみに、この豚肉のタレをご飯の上にかけたものが、お店の名前にもある「魯肉飯」という台湾グルメとして非常に有名なメニューです。

 

下水湯(シャースェイタン)

下水湯

少しビックリするような名前の下水湯とは、下処理を済ませた内臓のスープ

しょうがや葱も一緒に入っています。

 

こちらのお店の下水湯に入っているのは、薄切りの砂肝としょうがだけで、スープはとても澄んでいるので、実際に目の当たりにしてみると意外と美味しそうな感じです。

そして、具の砂肝としょうがは小皿に出されたタレにつけて食べます。

 

下水湯とタレ

 

食べてみると、砂肝特有のコリコリ感が美味しく、その他に味はしません。

たっぷり入ったしょうがも名わき役と言った感じです。

わき役どころかスープはしょうがの味だけなので、砂肝よりも目立っているかも知れません。

 

砂肝の下処理は面倒だと言う理由で、他のお店で出される下水湯には、レバーと混ぜてスープの中に入っていることが多いです。

そのため、こちらのお店では、わざわざ砂肝だけでスープを作っていることに感心させられました。

 

オーナーさんが「せっかく遠くからお店まで来たのに、日本人はあまり下水湯を食べないんだよ」と言っていました。

私も普段は内臓は好んで食べませんが、それでも美味しいと思ったので、お店に足を運ぶ際には是非皆さんにも食べて頂きたいと思います。

ちなみにお値段は、40TWD(約146円)でした。

 

『孤独のグルメ』に登場した台北の「原味魯肉飯」にある激辛のタレ

テーブルに置いてあった1枚のメモとステンレスの容器。

その中には、オーナーさん手作りの真っ赤な唐辛子タレが入っています。

 

「きっと日本人のお客さんは、わさびの辛さには慣れていても、唐辛子の辛さには弱いんだと思う」とオーナーさんが言っていました。

なんでも、その辛さを知らない日本人がその唐辛子タレを食べると咳き込んでしまうとのこと。

だから、北京語ができる日本人に書いてもらった注意書きを準備したそうです。

 

私は、まず1口……いや、1滴舐めてみました。

激辛とは、まさにこのタレにふさわしい言葉。

手袋をして切る必要があるほどに辛い種類の唐辛子を使っているだけあります。

そして「下水湯」を食べる時につけるタレに少し足してみたら、ピリ辛い味で非常に美味しかったので、量の加減をすれば咳き込むことなく美味しく頂けます。

 

こちらの「原味魯肉飯」には『孤独のグルメ』で紹介された上記のメニュー以外にも定食など色々あります。

お昼時は近くで働くサラリーマンが列を作り、座る席の確保が難しい場合もあるので、できれば12時から13時までの1時間は避けたほうが良いと思います。

 

まとめ

 

今回は、日本の人気番組『孤独のグルメ』「Season5」第5話で登場した、台北にあるお店「原味魯肉飯」での食レポをお届けしました。

 

五郎さんが食べた、見るからに美味しそうな乾麵、そして日本人はビックリしてしまうような名前の下水湯は、さすが「五郎’s セレクション」に選ばれただけあって本当に美味しかったです。

そして次回は、番組の中で五郎さんが台北で最後に訪れたデザートのお店をご紹介します!










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