一人でもできるテニスの練習!『壁打ち』壁を使った効果的な練習法







テニスは対人スポーツなので、どうしても一人でできる練習というのは限られてきます。

ですが、日本はテニスコートや練習相手を探すのも一苦労しますよね。

ほとんどの人がサークル、クラブ、レッスンなどでテニスをしていると思います。

そのため、自分がやりたい時に、やりたい通りに練習するのは難しいと思います。

 

日本でメジャーな野球やサッカーはボールさえあれば、多少は練習できますがテニスは違いますよね。

テニスは練習するだけでも多くの準備を要します。

このテニスのお手軽にできないという点がテニスの欠点と言っても過言ではないと思います。

 

ですが、本当に上手くなりたいのであれば、もちろんクラブだけの練習では足りないことがほとんどです。

もちろん、筋力トレーニングなどで下地を作ることも大事ですが、テニス事態へ熟練度を高めることが一番です。

 

そのため、今回は一人でもできるテニス練習法である『壁打ち』について紹介していきたいと思います。

特に、初心者の間は一人練習でも大きな効果が出ますので、ぜひやってみてください。

 

壁打ちできる壁がある場合

壁打ちできるような壁が近くにある場合は、いろいろな練習が可能です。

そこで、壁を使った練習法について紹介していきたいと思います。

周りに迷惑をかけたくない初心者でも、思い切って練習できるので覚えておきましょう。

 

壁を使ってストローク練習

 

一番基本的な壁打ち練習法ですね。

ですが、この練習法も2つの目的別に分けることができます。

何も考えずにひたすらに壁に向かって打っているだけでは、効率よくテニスの技術を身につけることができません。

正しい練習法でストロークを上達させましょう。

 

ラリーを続けるように意識する

テニスの基本は、ミスをしないようにラリーを続けることです。

ですので、ミスをしないように、まずはできるだけ壁とラリーが続くように壁打ちをしていきます。

壁打ちなのであまりスピードのあるボールを打ち込んでしまうと、とんでもないスピードで返ってきてしまいます。

そのため、ミスをしないためにも、ゆったりボールを打つようにしましょう。

 

そして特に意識するべきことは壁のどの部分に当てるかです。

フォア、バックと交互に打つのも良いですし、フォアだけを徹底的に打つのもどちらでも構いません。

重要なのは自分の狙った場所に打ち続けることです。

 

このミスをしないようにラリーを続ける練習の目的は、自分の感覚(距離感や方向感覚)を研ぎ澄ませていくことなので、感触を覚えるためにも丁寧に打ちこんでいきましょう。

 

壁へ向けて強打をしてみる

こちらは先ほどとは異なり、どうやって威力を出すかのみを意識します。

自分の体の回転スピードを上げたり、ラケットのヘッドスピードを上げる工夫を色々とやってみましょう。

 

質の高いボールを単発で打つ練習なので、返ってきたボールは一回ずつ止めて手出しでトスするようにしましょう。

というより、全力で打つと繋げられないと思います。

変に打ち返そうとするとフォームが崩れるので、絶対に一球一球止めましょう。

 

手出しして打つ度に、どう改善すれば良いかを考えて実践していきましょう。

 

フォームを意識してスイング

こちらも強打するときと同じで、一球打ってはボールを止めていきます。

ただ、変更点としてはフォームの矯正が目的です。

一番意識すべきことは、足の力をうまく使えているかです。

 

形は重要ではなく、地面からの力をボールに伝えることができていれば、それは良いフォームです。

正直、海外の選手は変なフォームをしている人が多いのですが、体の使い方は上手いです。

 

もちろん、見た目が綺麗なことで損をすることはないですが、本質を見失わないようにしましょう。

大事なのは、運動連鎖からの効率の良いスイングです。

それを、この壁打ちでマスターするようにしましょう。

 

壁を相手にサーブ練習

サーブ練習も壁打ちでなら充分することができます。

ボールの着弾点がわかるので、サーブが入るか入らないかは大体わかるはずです。

自分の苦手なサーブやコースを徹底的に打ち込んで練習していきましょう。

 

また、サーブでの壁打ちはボールに当たった際に音がなります。

その音の大きさでサーブの威力もわかるので、自分が良いサーブを打てているかの判断材料にもなります。

 

実際のコートでは、相手に聞かないと自分のサーブの良し悪しはわかりません。

自分では良いサーブを打っていたつもりでもリターン側からすれば大したことない、といったことはよくあります。

 

そのため、少しでも自分のサーブについて理解を深めるためにも、音に注意して壁打ちするようにしましょう。

 

ボレーの練習

 

初心者の方が最もやるべき練習になります。

ストロークは初心者のうちからある程度ならできる場合も多いのですが、ボレーは別です。

軟式でテニス経験がある人でも、硬式テニスのボレーは難しいです。

 

ボレー自体、団体の練習ではあまりしないことが多いので、放っておけば苦手意識がついてしまうことすらあります。

特に、初心者の方はボレーが下手で迷惑をかけてしまうので、やらなくなってしまうこともあります。

 

そうなる前に、壁打ちでボレーの基礎をつかんできましょう。

まずは、面の向きを確認しながら手出しでボレーをしていきます。

ある程度、コントロールできるようになれば、2回3回と続けていきましょう。

 

こうやって徐々にボレーの感覚をつかんでいくことで、実際の試合などでも少しずつボレーができるようになります。

壁打ちで最も効果が出るのはボレー練習なので、継続して取り組むようにしましょう。

 

まとめ

壁打ちではここで紹介した以外にも、たくさんの練習法があるので自分で作り出すのも良いと思います。

このように、壁があれば自分一人でもたくさんの練習をすることができます。

得意な部分を伸ばしたり、苦手な部分を克服したり、しっかり目的を持って取り組んでいきましょう。










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