『ティカル』多くのゲーム大賞受賞歴を持つ元科学者・クラマーの名作を遊んでみよう







こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。

今回ご紹介するのは1999年のドイツ年間ゲーム大賞で大賞を受賞した『ティカル』です。

 

近年のボードゲームブームに伴い、かつて高評価を得たボードゲームの復刻版やリメイクが次々発売されています。

『ティカル』もその一つで、1999年ドイツ年間ボードゲーム大賞を受賞した作品が2016年にまたリメイクされました。

ヴォルフガング・クラマーとミヒャエル・キースリングの合作で、この2人は翌年2000年に『トーレス』でまたドイツ年間ゲーム大賞を受賞しています。

 

昨今は新しいボードゲームの発売情報も多く入ってくるようになりましたが、ボードゲーム歴が長いユーザーは主にリメイク版より新作の話題を追っていきます。

その流れにつられて、最近ボードゲームを始めたユーザーも同じように新作ばかりに視点が向くと思いますが、是非過去の名作作品も遊んで下さい。

最近のゲームほどコンポーネントが凝っていたり、ルールが洗練されていたりはしないゲームもあるかもしれませんが、「なるほど名作だ」と頷けるプレイ感と面白さがあります。

 

ゲームの世界観

ティカル1999年版

”~ティカルは全てのマヤの史跡の中で最も重要で、最も大きなものです。

それはグァテマラの北、光も通さないような密林の中で、50メートルの高さの樹木に隠されていました。

ティカルには西暦600年から900年くらいの間まで、人々が定住していたようです。

しかし、探索され、発見されたのはせいぜい16キロ四方の範囲だけです。

1999年、4つまでの探索隊が更に神殿や財宝を探索、発見に向かいます。~”

 

…筆者が持っている1999年版ですと冒頭がこんな感じです。

情報がおよそ20年前のものなので探索箇所も広がっていると思いますし、最後の一文も新版は異なっている事でしょう。

 

ゲームの概要・ジャンル

ティカル2016年版

 

アクションポイント(AP)制のゲームで、毎ターンポイントを消費してどのような行動を取るか決めます。

選択肢の多さと戦略の兼ね合いでポイントの割り振りで悩むことが多く、「長考しがちなゲーム」として有名です。

 

内容物・ゲームの準備

コマ類は各プレイヤーに渡し、タイル類は神殿チップ以外を裏向きに山にして置きます。

 

内容物と使い方

土地タイル

密林、神殿、財宝、火山の4種があります。

  • 密林…ベースキャンプや2つ目のキャンプから通路で繋がっている新たなキャンプを作ることが出来ます。
  • 神殿…このタイルにコマを置いたプレイヤーは発掘することで神殿の価値を高める(勝利点を上げる)事が出来ます。
  • 財宝…このタイルを配置した場合、タイルに描かれた金の仮面の数だけ財宝チップをこのタイルの上に裏向きのまま置きます。
    財宝チップが全て取り除かれたタイルはキャンプ地として利用出来ます。
  • 火山…火山タイルをめくったら各プレイヤーは10AP分のアクションを行ってから決算を行います。
    決算が終わったら次のプレイヤーの手番に移り、再び火山タイルが出るまで通常プレイを続けます。

 

神殿チップ

「発掘」を行う事で1点ずつ多い得点が書かれたチップを積んでいきます。

 

財宝チップ

同じ種類の財宝が3枚ずつあり、揃えることで得られる勝利点が上がります。

 

セッティング

  1. 土地タイルを裏側のアルファベットに分け、それそれをよく切って山にし、ボード脇に置く。
  2. 各プレイヤーは任意で色を選び、探検隊長コマ1個、探検隊員コマ18個、キャンプコマ2個を受け取る。
  3. 神殿チップは数字毎に分け、数字毎に山にしてボード脇に置く。
  4. 財宝チップはよく混ぜ、裏向きの山を1つ作りボード脇に置く。
  5. 得点マーカーを得点スケールの「1」の所に置く。

 

 

ゲームの進め方

 

1.土地タイルの一番上のタイルを山からめくってボードに配置。

既に置かれている土地タイルに隣接するように置かなければなりません。

タイルに描かれた敷石が通路となりますので、隣り合うタイルの辺に敷石が1つも描かれてない場合は行き来出来ません。

通行できないようなタイル配置は出来ません。

2.10アクションポイントを使用して行動

  • 隊員コマの投入(1AP)…ゲームボード外にある隊員コマをベースキャンプもしくは自分のキャンプに配置します。
  • 隊員コマのキャンプ間移動(1AP)…ベースキャンプ-自分のキャンプ、自分のキャンプ間に隊員コマを移動します。
  • 隊員コマの移動(敷石1つにつき1AP)…APが足りる範囲であれば他の土地タイルへ移動出来ます。
  • 神殿の発掘(2AP)…発掘を宣言することで、タイルに書かれた数値より1大きい値の神殿チップを置けます。
    自分のコマが複数その場にあれば、1回の手番に付き最大2段階まで発掘(価値を高める事が)出来ます。
  • 財宝の獲得(3AP)…隊員コマが財宝タイルにいて財宝チップがある場合、その場所の財宝チップを1枚獲得出来ます。
  • 財宝の交換(3AP)…自分の財宝チップと他プレイヤーの財宝チップを交換出来ます。
  • 中継キャンプの設置(5AP)…密林タイルか財宝が無くなった財宝タイルに隊員コマがあれば設置可能です。
  • 神殿に番人を置く(5AP)…神殿タイルに一番多くの隊員コマを置いているプレイヤーは、隊員コマを1つ不動にしてゲームから除外することで決算時にそのタイルに置かれている勝利点を必ず自分の得点に出来ます。

 

ゲームの終了

 

タイルが全てゲームボード上に置かれたら各プレイヤーは10AP分のアクションを行ってからゲーム終了になります。

その後最後の決算を行います。

最も得点の高いプレイヤーが勝者となります。

 

まとめ

ボードが直感的に分かり易く神殿の価値を上げチップを積み上げていくと、マヤのピラミッド型になっていき立体的になるマップも見映えします。

タイルの引きは運が絡みますが、神殿の占拠権争いや財宝の取り合い等が熱く、どのようにポイントを割り振るかが悩ましくも面白いおススメのボードゲームです。

 

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:90分
状況:一部で販売中












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