旅行等に持っていきやすいゲーム~シティ/ビジネスホテル編10選







こんにちは。ボードゲーム愛好歴20年のシグルンです。

今回は『旅行等に持っていきやすいゲーム~シティ/ビジネスホテル編10選』をご紹介します。

 

取り上げた観点としては

  • 2017年11月現在も流通しているもの
  • パッケージが小さめで、持ち運びしやすいもの
  • ゲームを展開した時にあまり広がらないもの

 

に重きを置きました。

 

ちなみに『シティ/ビジネスホテル編』は設置されているテーブルが小さめなこと前提でゲームを、『旅館・リゾートホテル編』は少し広めのテーブルがあることを想定し、場にカード類が並ぶものを選んでいます。

 

旅館・リゾートホテル編はこちら

旅行等に持っていきやすいゲーム~旅館/リゾートホテル編10選

2017年11月8日

 

どこまで場に展開できるか…という部分が個人的判断によるので少し曖昧になりますが、『タイムボム』や『成敗!』のような、箱は小さめでも場に役割を持たせてあまりに大きく展開するゲームは除いております。

 

[番外編]は1つ1つの内容物自体はコンパクトなので、デッキケースやポーチに入れ替えれば旅行に持ち運び出来るというゲームを紹介しております。

 

5本のキュウリ

スカンジナビアの伝統ゲーム「アグルカ」のフリーゼ版アレンジ。

1~15まで書かれた数字と1~5本まで描かれたカードで出来ており、7枚ある手札からカードを1枚ずつ出していきますが、

  1. 既に出ているカードの数字と同じかそれ以上の数字のカード
  2. 手札の中で一番数字の小さいカード

 

のどちらか出せません。

 

7ラウンド目で最も大きい数字を出してしまったプレイヤーは自分のプレイしたカードに描かれている本数と同じキュウリコマを受け取るのですが、このキュウリコマを6本受け取るとゲームから脱落してしまいます。

1~6ラウンド目までは布石であって、全ては最終の7ラウンド目のためにあるのですが、①②のルールが効いていてどのカードを出すかのジレンマがあります。

他プレイヤーの数字が小さなカードを6ラウンド目までに出させたいがそればかりしていると自分が手詰まりになる…といったバランスが絶妙です。

プレイ人数:2~10人
プレイ時間:1~5分

 

犯人は踊る

「犯人」カードの持ち主を当てるゲームです。

 

「第一発見者」カードを持っている人からカードをプレイし、カードのアクションを行っていきます。

カードの中には相手と手札を交換するカードやアリバイカードなどがあり、犯人を探し当てるのは一筋縄ではいきません。

 

また、「クロ」と睨んだプレイヤーがいても「探偵」か「いぬ」カードを持っていないと犯人をあげることが出来ません。

ルールはシンプルで手軽に遊べるゲームですが、慣れるとカードの流れから犯人の位置や他プレイヤーの所持カードを読んだりと、心理戦や駆け引きが楽しめる奥深いゲームになります。

初心者受けがとても良いので初心者の方の導入ゲームにおススメです。

プレイ人数:3~8人
プレイ時間:10~20分

 

クアルト・ミニ

世界最多の賞に輝くボードゲームの王様と言われてるアブストラクトゲームです。

1991年に発売され、1993年に何も知らずにパリのデパートでクリスマスプレゼントをねだる子供達と共にレジに並んで通常版を買いました。

 

通常版も比較的コンパクトです。

コマは

  • 形:円柱/四角柱
  • 色:薄茶/焦茶
  • 丈:高い/低い
  • 穴:有り/無し

 

といった特徴が組み合わされており、手番には1つコマを選び相手に渡し、相手にそのコマを任意の場所へ置いてもらう形で進めます。

上記の特徴のいずれかが揃った1列を作れば勝利になります。

 

相手の列を邪魔しつつ、自分の手番で揃うよう列やコマを誘導する頭脳戦です。

4×4マスなのでそれほど長考もせず、手軽に遊べるゲームです。

プレイ人数:2人
プレイ時間:10~20分
1993年ドイツ年間ゲーム大賞 ノミネート

 

それはオレの魚だ!

ペンギンの魚争奪戦の陣取りゲームで、日本語版はかなりコンパクトな箱になりました。

 

氷上の魚が描かれたヘクスタイルの上を、6方向あるうちの1方向に好きなだけ進めます。

移動したら元居た場所のタイルを取り、そのタイルに描かれた魚が勝利点になります。

 

魚を取っていくと足場も消えるので次第に身動きが取れなくなります。

ですので、如何に他プレイヤーを足止めするかが鍵になります。

2人ですと真剣戦略勝負のアブストラクトになり、読み合いが難しい3人以上で遊ぶと気軽なパーティゲームになります。

プレイ人数:2~4人
プレイ時間:20分

 

ナンジャモンジャ

記憶力系のほのぼのゲームです。

 

12種類ほどのキャラクターが描かれたカードから成り、手番には山札から1枚めくりキャラクターを表向きにします。

  1. 初めて見たキャラクターには、引いたプレイヤーが名前を付ける
  2. 2回目以降に出てきたキャラクターは、誰よりも早く名前を言い当てる

 

②を達成できたプレイヤーがそれまでにめくられたカードを引き取り、1枚1点として加算され、多くの枚数(点数)を所持するプレイヤーが勝利します。

自分たちで好きな名前を付けられるのでそのネーミングセンスや、ゲームの途中でふと記憶が抜け落ちたりするのを楽しむパーティゲームです。

プレイ人数:2~6人
プレイ時間:15分

 

ごきぶりポーカー

心理戦ゲームの定番です。

サソリやカメムシ、ハエなどの”嫌われ者”のカードを裏向きで差出し、相手に押し付け合うゲームです。

 

カードを任意の相手に押し付ける際には「●●です」とカードに描かれた嫌われ者を宣言するのですが、受け取った人はそのカードの正体を確認してから他のプレイヤーに「いえいえ、これは▲▲でした」などと宣言し差し出していきます。

 

カードの内容を見抜けると思ったら「本当」「嘘」と答え、カードの内容が答えと一致していれば、宣言したプレイヤーの前にカードを表向きに置きます。

答えと一致していなければ自分の前にカードを表向きに置きます。

以上を繰り返し、いずれかのプレイヤーが同じ生き物を4枚引き取ったらそのプレイヤーの敗北としてゲームが終了になります。

このゲームの面白くなるのは表向きに置かれたカードが出て来た時で、溜まったカードによって、全員それぞれが背負いこんでいるリスクが見えてくる為、次第に本当かウソかが判るようになってくるのです。

 

シンプルながら次第に奥深くなり、駆け引きが熱いゲームです。

伊集院光さんがTBSラジオで絶賛しています。

 

プレイ人数:2~6人
プレイ時間:20分
2004年アラカルト・カードゲーム賞 3位

 

ファブフィブ

宣言された3ケタの数字がウソかホントか見ぬくブラフゲームの傑作です。

 

0~9まで書かれた数札があり、スタートプレイヤーが山札から3枚引き、「3ケタの数」を宣言ます。

宣言する数はウソでも真実でも構いません。(ここがこのゲームの肝です。)

宣言を終えたプレイヤーはカードを伏せた状態で隣の人に渡します。

隣のプレイヤーは嘘か真を判断し、真実と思えばカードを引き取りカードの中身を最大3枚まで交換して、前の人が宣言した数より大きい数を宣言します。

 

嘘と思ったら「ダウト」と言い、伏せられたカードをオープンします。

ダウトに失敗した場合はカードに描かれたドクロ分のダメージを受け取り、ダメージが12ポイントたまったら脱落します。

簡単なルールで駆け引きが出来る楽しいゲームです。

 

プレイ人数:3~10人
プレイ時間:20~30分

 

アールライバルズ

0~7まで描かれている数札を、互いに1枚ずつ提示し、先に4勝したプレイヤーが勝ちとなる、数値ジャンケンです。

 

数値の高い方が基本強いのですが、個々のカードに特殊能力があって数値が低くても勝てる場合があったり、次の勝負に影響するカードを使って場を有利にすることが出来ます。

また互いに同じ数札を持っているので、「相手は5を既に使っているから…」などの読み合いや駆け引きが面白いゲームです。

4人まで遊べるゲームだと「ラブレター」が同じようなルールで出来ています。

プレイ人数:2人
プレイ時間:5分

 

ゾンビ・ダイス

バースト系のダイスゲームです。

 

プレイヤーはゾンビとなって人間を襲います。

ダイスは13個、出目には「脳みそ」「足跡」「ショットガン」の出目があり、「脳みそ」の出目を多く出して勝利点を稼ぐゲームです。

「ショットガン」の出目を3回出す(3回撃たれる)と得点にならず手番が終了しまいますので、どの辺でサイコロを振るのを止めるかを見極める手軽なゲームです。

日本にはないユーモアさで盛り上がれます。

プレイ人数:2~8人
プレイ時間:20分

 

ヘックメック

プレイヤーはニワトリとなってイモ虫をより多く集めます。

 

ダイス8個を振って、出目を確定したり、それ以外は振り直しをしたりして出目の累計を高め、場にある累計値に対応する番号タイルを取って、タイルに記されたイモ虫を集めます。

取った番号タイルは、条件を満たせば相手から奪うことも出来るので、どのダイスの目を残すかも悩ましくテンポが良いゲームです。

コンポーネントに紙を使用していないので、テーブルが無い場合はベッドの上でも遊べます。

伊集院光さんがラジオ番組や雑誌等でお薦めしていたゲームの一つです。

プレイ人数:2~7人
プレイ時間:30分

 

番外編

 

アンロック

箱は大きいのですが、遊びたいシナリオ1山分のカードデッキだけ持ち出せば、後はスマホに連動させて遊べるボードゲームですので、携帯が楽です。

ルールブックもセッティング部分だけ熟読しておけば後の処理はスマホが監視してくれますので、ルールブックも所持不要です。

旅行中に皆で謎を解くのも一興です。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

場所を取る重量級ゲームはご紹介出来ませんが、シンプルルールのものでも奥が深いものもあります。

自分の気分や同行者の嗜好を加味して持ち寄るゲームを選ぶのも楽しいものです。

是非旅のお供に出来るボードゲームを見つけてみて下さい。

 

旅館・リゾートホテル編はこちら

旅行等に持っていきやすいゲーム~旅館/リゾートホテル編10選

2017年11月8日









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