家庭教師の仕事に向いている人はこんな人。仕事や人間関係に縛られたくない、そんなあなたにはぴったりかも。







皆さんの出勤時間は何時ですか。

私は11時です。これでも家庭教師としては早い方です。

 

ゆっくりと起きて、風呂に入り、朝ごはんを食べて出かけます。

満員電車ですか?なんですかそれ?というような感じです。毎日電車では、座って通勤します。

家庭教師は、気楽な稼業だ!

基本的に上司はいません。同僚もいません。当然部下もいません。但し、家庭教師センターを経営するようになれば、社員はできますが・・・。

したがって、付き合いで飲めない酒を飲まされるということは一切ないです。家庭教師センターを経営したとしても、接待とか営業というものは基本的にないです。職業柄でしょうか。一応教育産業なので「先生」扱いしてくれます。

反抗期の子の場合でも家庭教師は一対一の関係なので、反抗的な態度をとられることはまずないです。年収は頑張れば普通に1000万円を超えます。

 

家庭教師は、旅がらす!

最近、「孤独のグルメ」というドラマが流行っています。中年の男が一人飯を食べるという番組です。

家庭教師も似たようなものです。職場は、各家庭ですから一定のオフィスがあるわけではありません。

 

なりたての頃は、うまくいくか不安で駅前の立ち食いで軽く済ませていましたが、だんだん慣れてくると、出発前にネットで食事処を検索して食べ歩くということが趣味になっています。

大体3種類に分けます。

一つは、B級グルメというやつで、そば、うどん、その他のちょっと気になる立ち食いスタンドなどです。こういうところは、仕事前に立ち寄ります。

2つ目は、イタリヤ料理やウナギなどです。さっさと食べられないような店です。こういう時は、仕事がおわってからゆっくりと食事を楽しみます。

3つ目は、片道2時間以上かかる現場で、立ち食いではないところを見つけたときです。こういう時は、近くのビジネスホテルで宿泊します。すぐに帰宅する必要はないのでゆっくりと食事を楽しみます。

 

家庭教師は仕事の同僚と帰りの一杯が好きな人には向かない仕事かもしれません。家庭教師が複数で仕事をする場面は、年に2度ほどしかありませんから、大抵は、単独行動になります。

この年に2度というのは、大手家庭教師センターが開催している夏と冬の合宿のことです。授業が終われば自分の部屋でくつろぐもよし、同輩と出かけて一杯やるというのもあります。

 

家庭教師は、規格外が結構います

以前、医学部に進学したいという家庭のお子さんを担当したときのことです。私が英語で、生物に他の先生が、数学には東大出の先生が付きました。

後でその子から聞いた話です。数学の先生から

「私は、ここに来るのに朝早く起きています。よって朝ごはんが食べられない状態です。責任をとって僕のために朝ごはんを用意してください。」

といわれたそうです。

さらに「僕は、肉が嫌いです。魚料理にしてください。」と付け加えられたそうです。

 

確かに、家庭教師になるには特別の資格が必要なわけでもなく、大学生の内から「先生」扱いを受け、いわゆる社会人教育を受けていない場合が結構あったりします。

こういう場合は、手の施しようがありません。精神年齢が子供ですから一度言い出したら止まりません。その時、相談を受けた私にしてもただ笑ってごまかすぐらいしかできませんでした。

 

あるいは、ある先生のピンチヒッターとして行った時の話です。

私の前任者は、40代の東大法を卒業した人でした。なぜ、私に変えさせられたかというと、この先生は、担当した子に

 

「君は学力が不足しているから、この大学は受からない。少なくとも僕には君を受からせる方法が思いつかない。」

 

と言ったそうです。もうひどいを通り越して、すごいとしかいいようがありません。よくその年になるまで、しかも東大を出ているのに、「場を弁える」ということを知らずに人生を過ごしてきたことに正直驚きました。

 

家庭教師のトップの収入も規格外

有名大学の学生が家庭教師のバイトをするというのは、昔からある光景でしょう。

現在の大学生家庭教師の時給は1000円くらいからだそうです。

では、この不景気の現在、家庭教師の最高時給はいくらでしょうか?なんと時給5万円です。5万円台の家庭教師は、2種類です。

一つは医学部専門家庭教師です。

もう一つは、「子供が自発的に勉強するようにさせることができる」家庭教師だそうです。

後者の方は、イメージが湧きづらいと思います。要は、こういうことです。

一般的にいって、どんなに成功して財産を残しても3代で食いつぶすそうです。したがって、成功した成功者が心配することは、後継者がしっかりと自分の築き上げてきたものを受け継いでくれるのかということらしいです。しかし、成功者の子供やさらに孫になると初代の苦労は理解していないのが大概ですから、なかなか思うようにはならないわけです。

しかし、世の中は、広いもので、そうした落語に出てくるような「馬鹿旦那」を勤勉な後継者に変えてしまう技術をもった家庭教師がいるのです。

聞いた話ですが、引っ張りだこで休みが取れないそうです。一日6時間仕事をして30万円ということです。年収は1億を超えているそうです。

 

そんな規格外の話も家庭教師業界にはゴロゴロころがっています。

 

(Author:グリンプス)

 










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