症状別の梅の使い方を紹介!身近な梅を使って急な症状に対処できる?







江戸時代になると、庶民の間に「福茶」「大福茶」と言って、大晦日や節分の夜に梅干しにお茶を注いで飲む習慣が生まれました。

これは、悪い疫病が流行りがちな冬の季節の保健対策として生まれた庶民の知恵だったようです。

当時の医書をみると、伝染病や下痢、便秘、水虫、とげ抜き、虫歯などに幅広く梅肉を処方していた様子がうかがえます。

また、梅肉エキスを練り固めた「袖の梅」という丸薬も、二日酔いや食あたりに効果ありと、愛用されていたようです。

 

梅干しや梅肉エキスは、私たちの先祖が長い歴史の中で効果を実証してくれた、貴重な文化遺産とも言えるのではないでしょうか。

今回は、そんな江戸庶民の知恵をお借りして皆さんに、症状別の梅の使い方をご紹介いたしましょう。

 

急な腹痛が起こったら《梅干しの黒焼き》

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よく海外で過ごす日本人は梅干しを携帯している方が多いようです。

私もその一人でしたがこれは、水や食事が変わることで、病気を予防する意味合いではとても理にかなう習慣と言えるのではないでしょうか。

お腹が痛くなった際に、梅干しを食べたら治ったという話はよく聞きます。

 

効果的に腹痛を抑えるには、梅干しの黒焼きがいいですよ。

黒焼きを茶碗に入れて熱湯を注いで、梅干しをよく潰して熱いうちにお召し上がり下さい。

 

梅干しの黒焼きの作り方

  1. 梅干しを充分な広さに切ったアルミホイルで二重三重に包む
  2. 金網等でそれを焼く
  3. 時々、上下を返しながら中火で約1時間くらい焼く
  4. 途中から出始める煙がでなくなったら完成

 

内服の場合には、湯飲みにそのまま黒焼きを入れて熱いお湯を注ぎます。

外用の場合には、すり鉢ですり潰した黒焼きをハチミツで練ったものを痛むところに貼ります。

 

胃潰瘍や胃ポリープ、胃痛には《梅肉エキス》《梅干し生姜番茶》

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暴飲暴食やストレスで胃の粘膜が荒れて胃がしくしく痛むような場合や、炎症が繰り返し起こっている方、ポリープの場合にも梅が役立ちます。

梅の炎症を鎮める働きが荒れた粘膜を修復してくれます。

梅肉エキスがあれば1日1回舐めます。

日常的に飲むなら《梅干し生姜番茶》がおすすめです。

 

梅肉エキスの作り方

  1. 青梅を水で洗い、水気を切る
  2. 1粒ずつ陶製のおろし器でおろし、布に入れて強く絞る
  3. 陶製かホウロウの鍋に入れて弱火にかけ、木のしゃくしで混ぜながら煮詰める
  4. 黒褐色になりすくった時に糸を引くようになれば完成

鉄製の鍋を使用すると、クエン酸により腐食するので注意が必要です。お忘れなく。

 

便秘や下痢には《梅干しの煎じ汁》

胃腸を整える梅の服用法として、便秘や下痢を鎮めるのに梅干し生姜番茶に梅干しの煎じ汁が良く効きます。

梅干し煎じ汁の作り方は3~10個の梅干しを600mlの水に入れて半量になるまで煎じて作ります。

 

また、下痢には、梅干し緑茶が効果的です。

梅干し1個分に緑茶3gを加えて、よく練り合わせ5mlのお酢を加えてお湯に溶かして飲むと良いです。

 

食欲がないときには梅干しを活用

食欲がない時でも梅干しには食欲増進作用がありますので、加えると食べられるようになるときがあります。

例えば、納豆や一夜漬けのお漬けものに刻んだ梅を混ぜて食べるのも効果的で、とにかく食べやすくなります。

 

食欲がない時でも、朝夕に梅干しを1個ずつ食べるのは、少しでも食欲を増進させる効果がありますし、万病を予防する有効な健康法としておすすめです。

 

二日酔いにも《梅干し番茶》

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二日酔いで体調がすぐれないときには、梅干しは大変重宝します。

二日酔いの時には、水分補給を兼ねて梅干し番茶がおすすめです。

梅干し番茶は、肝臓の働きを高める機能があり、アルコールを身体から追いだして早くすっきりさせてくれます。

 

暑気あたりには《梅干しハチミツ》

暑さに負けてぐったりとしてしまったような時には梅干しハチミツの出番です。

梅干しハチミツをなめると、梅干しとハチミツの相乗効果で体調が回復します。

この梅干しハチミツの応用として、梅干しエキスを1に対してハチミツを5~7の割合で混ぜて冷蔵庫で冷やして飲むと、身体全体がしゃっきりして元気を取り戻せます。

 

神経痛、ひざ痛、リウマチにも梅干しは効く?

梅干しの鎮静作用、解熱作用、消炎作用は、外用によっても食べることによっても、効果を発揮します。

外用として、痛む箇所に梅干し湿布をしたり、あるいは梅干しエキスを薄めてガーゼや脱脂綿に浸し、患部に貼る方法もあります。

内服として、梅干ししょうゆ番茶は血行が良くなり、血行障害によるひざや腰の痛みを緩和すると言われます。

 

まとめ

いかがでしょうか。梅の薬効はクエン酸やそのミネラルにあります。

昔から民間療法として利用されてきた梅干しにはこれだけたくさんの効果が期待できるのです。

困ったときの為にも、健康の為にも、梅干しは常備しておくようにしたいですね。

 

急な症状で困ったときには今回ご紹介した方法を試してみると症状が軽くなるかもしれません。ぜひお試しあれ。












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