一人暮らしの光熱費のうち水道代はどの位かかっているのでしょうか。
平均的な金額はというと月2,000円程度です。
光熱費の中では割と安い方で年間を通してあまり上がることがないのが水道代です。
しかし中にはその水道代が高いという人も出てくることがあります。
この記事では、どうしたら水道代が節約できるのかについて詳しくまとめてみました。
まず水道代の仕組みを学びましょう

水道代は、通常2か月に1度の検針となり、2か月分をまとめて払う事になります。
もしくは家賃と一緒に不動産管理会社に払う場合もあり、その場合は毎月支払う事になります。
2か月分まとめて支払うことになっている場合は使用時期と支払時期がずれることになりますので、水道代の請求がきてからそんなにつかっただろうかと思う時が多々あります。
特に夏場など、お風呂やシャワーにたくさん入れば水道代も当然上がってきますので、そういった季節による水道代の変動にも注意が必要です。
また、水道代には、上水道と下水道料金があって2つに分かれた表示になっています。
上水道は飲み水などで使う水で下水道はトイレなどの汚水に使う水の料金です。
上水道と下水道料金は連動していて水道で使った分が下水で流れることになっているため同料金になっています。
水道代が高くなる原因と節水方法について
そんな一人暮らしの水道代が高くなってしまう原因は何でしょうか。
主に水道を使う割合は平均的に下記のような割合になっています。
- トイレ 28% (1日で1人平均230リットルの水を使用)
- お風呂 24% (1回のお風呂で180リットルの水を使用)
- キッチン 23% (1分間出しっぱなしで6リットルの水を使用)
- 洗濯 17% (1回の洗濯で113リットルの水を使用)
- その他 8%
こうして見ると、日常的に毎日使うトイレ、お風呂、キッチンなどが75%ほどとなり、4分の3を占めます。
水道代は毎日の生活の中で意識することによって節約できることがわかります。
古いトイレでは水の量に注意!節水リングで節約!

トイレが実は一番水を使っていたというのは意外ではないでしょうか。
トイレを節水することが水道代の節約には実は大切なことです。
毎日のトイレの水の流れ方を見ていて、水が長く流れ過ぎではないかと思ったら節水対策を取ることがとても重要です。
トイレの水は最近の節水型トイレでない場合は、結構多くの水を貯めて流すタイプになっています。
思った以上に水を大量に消費しますので、節水リングを買って取り付けましょう。
簡単にトイレの水を節約することができます。
たくさんの水がトイレのタンクに貯まるまで水が流れ続けずに、レバーを押している間だけ水が流れるようになりますのでかなり節水ができます。
実際にトイレの水が流れる時間が違ってきます。
節水リングを付けることで20%~最大で50%の節水効果があります。
簡単にできますのでかなりおすすめの方法です。
また、水を流すレバーの大と小では流れる水が2リットルほど違いますので結構な差があることも知っておきましょう。
大と小はきちんと使い分けるように心掛けましょう。
小の時はきちんと小で流すことによって大の4分の3の水の量で流せます。
お風呂のお湯の入れすぎには注意!シャワーヘッドを交換して節約!

お風呂も水道代を結構使います。
お風呂のお湯をあふれさせたり、1日何回もお風呂に入っているなどということがあれば当然水道代も高くなります。
シャワーも長い時間流していると注意が必要です。
シャワーを15分出し続けていると浴槽に水を貯めたのと同じ位の水量を使っています。
そんなシャワーを節水したいと思った場合には、シャワーヘッドを節水タイプにすることがおすすめです。
特にシャワーの手元にストップボタンがあり、すぐに止められるものが節水しやすくとても便利です。
またお風呂の水の節約方法としては、よく言われるのがお風呂の水を洗濯に使う方法です。
簡単にできますので、お風呂の残り湯は是非洗濯に再利用しましょう。
キッチンでは水の出しっぱなしの皿洗いに注意!

キッチンでの節水は、やはり皿洗いの時に注意が必要です。
よく自炊をする人などは皿洗いで水を出しっぱなしにしないことが大切です。
また、蛇口がシャワーになっていない人はシャワーの蛇口を取り付けましょう。節水効果が期待できます。
また洗い桶に水を貯めて洗えば80%ほど水を削減できます。
とても水道代が高額の場合は漏水も検討
その他、不自然に水道代が高くなった場合や、長期間にわたって高額な水道代の請求が続く場合は水道局に調べてもらうのが良いでしょう。
漏水している可能性もありますので、不自然な請求があった場合は放置せず、調査してもらう等の対処を行いましょう。
水道代を節約することは毎日の生活を見直すこと
いかがでしたか。
水道代はそれほど高くない光熱費ですが、節水をすればそれだけ節約することができます。
毎日の生活で少しずつ気を付けることで変わってきます。
水道代はあまり変動しない光熱費なのでもし高くなった場合は生活を見直すことも必要です。
お風呂のお湯を多く入れ過ぎていないかどうかや歯磨きの時に水を出しっぱなしにしていないかなど細かなことですが、習慣にすることで節水になります。
そして、トイレの節水が一番節約になります。
毎日のことですので、節水リングを付けて節水しましょう。
節水は習慣付けることによって、意識しなくとも自然にできるようになるはずです。
今では節水用のグッズも多く販売していますので、それらを上手く活用して節水を習慣付けてみて下さい。
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