上司はやるべきことがたくさんあって非常に忙しく、また中間管理職の立場でいろいろ気を使いストレスもたまるものです。
そのため、目先のことで精いっぱいで、自分の成長など考える余裕もないでしょう。
しかし、多忙や疲労を言い訳にして何もしないでいると、「あの人の下では、自分も高いモチベーションを維持して頑張ろうという気にはなれない」などと部下から思われるでしょう。
それを避け、部下に尊敬されたいと思っている人に対して、上司として向上心を持ち続けるための3つの方法をご紹介します。
部下に見られていることを意識すれば、自ずと意識や行動も変わっていくので、ぜひ試してみてください。
1.高い理想と目標を掲げ、大きな達成感を味わい続ける

上司は部下に対して、「理想と目標をもって、それを実現できるように頑張れ」などと言って励ますでしょう。
しかし、部下にそう言っておきながら、自分がそうしないのは、言行不一致で説得力に欠けます。
そこで、上司自身が率先して高い理想と目標を掲げることが大切です。
例えば、営業部門の課長であれば、担当部門の売り上げ目標が課されています。
それは会社全体との関係で割り振られるため、勝手に決めることはできません。
それでも、上層部に対して挑戦的な売り上げ目標を申し出ると、向上心を持ち続ける姿勢を部下に見せられます。
またそれを実現できれば、大きな達成感を味わえるため、さらに向上心を持ち続けることにつながります。
あるいは、自分個人についても、向上心を持ち続ける姿勢を示すことも大事です。
例えば、財務部門の課長なら、公認会計士や税理士など、仕事に関連する難関資格の取得を目指します。
仕事の合間を縫って必死に取り組む姿勢を見せると、向上心を持ち続ける意欲を部下に自然と伝えられ、尊敬の目で見られるでしょう。
実際資格取得などの成果もあげられれば、やはり達成感を味わえて、さらに向上心も湧いてきます。
2.専門性や管理能力を高めることで、成長し続ける

上司は仕事を始めて一定年数経過していて、自分なりの専門分野ができているはずです。
例えば、人事部で採用から雇用調整まで一通りの経験を積んできて、知識やスキルが身についているとします。
しかしそれに安住せず、さらに理論と実践で勉強し続け、専門性を高めるべきです。
そうして成長し続ければ、それが向上心を持ち続ける意欲につながり、部下からも尊敬されます。
また管理職である以上、自分の専門性だけでなく管理能力も問われます。
部下を率いて部門の目標を達成しつつ、部下を一人前に育てなければなりません。
そのスキルについて、日々の実践や管理職研修などを通じて研鑽を積み重ねましょう。
それにより、管理職としても成長し続ければ、向上心を持ち続けることにつながり、部下からの信頼も厚くなります。
このように、専門性と管理能力の双方をバランスよく兼ね備え、しかもさらに高いレベルにしていく姿勢が大切です。
部下も上司の成長する姿を見て、「将来は自分もこのような上司になりたい」と思ってくれるはずです。
3.社内外問わず人脈を広げ、自分に刺激を与え続ける

前述のように、上司は多忙で疲れやすいので、なかなか自分の知見を広げる機会を持てません。
毎日自分の職場に来て、同僚や部下など同じメンバーとばかり顔を合わせることになりがちです。
しかしそれでは、上司自身も退屈で物足りなくなるでしょう。
そこで、何とか時間をやりくりして、少しでも外部に目を向けて人脈を広げ、自分に刺激を与えましょう。
社内であれば、他部署に出来るだけ顔を出して、情報収集したり、新たな視点の考え方を得たりしましょう。
仕事だけでなく、一緒に食事に行くなどして、フランクに様々な話をするのもよいものです。
社外なら、前述のような資格取得に向けた専門学校に通い、勉強仲間を得るのも効果的です。
ほかにも、仕事にかかわるセミナーや講習などに参加して、横のつながりを広げるのも有意義です。
とにかく、社内外問わず人脈を広げ、刺激に満ちた環境に身を置くことが大切です。
それが楽しみになり、向上心を持ち続けることにもつながります。
それにより、部下からも魅力的な人物だと思ってもらえるでしょう。
達成感を味わい、成長し続け、自分に刺激を与えていく

部下に理想と目標を掲げるよう求める以上は、上司自身もそうすべきです。
またそれを実現することで達成感を味わえるので、それが向上心を持ち続けることにつながります。
また、上司になっても専門性の向上に努め、マネジメントスキルのアップにも取り組む必要があります。
そうしてビジネスパーソンとして成長し続けることも、向上心を持ち続けるモチベーションになるでしょう。
さらに、マンネリを避けて社内外問わず様々な人と会い、自分に刺激を与えていくことも大切です。
それにより、毎日生き生きと仕事に取り組め、向上心をさらに持ち続けることが可能になります。
このような意欲的な生き方をしていれば、部下からも「この人はこんなに忙しいのに努力家だな。自分もこのようになりたい」と思われ、尊敬の念を抱いてもらえます。
ぜひそうした上司になれるよう向上心を持ち続けるようにしましょう。
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