仕事を素早く正確にこなすことで、業務の効率化につながり、長時間労働からも解放されます。
またそれだけでなく、上司や同僚、顧客などからの信用も得られます。
ただ、そうわかっていても、実際にはうまく行きません。
様々な事情からミスを連発し、何度もやり直しを強いられ、時間と労力を無駄にすることがあるでしょう。
そうなると、周囲からの信用も失ってしまいます。
そのようにミスが多くて悩んでいる人へ、この記事では、ミスを減らして仕事を的確にこなすための4つのポイントをご紹介します。
特に難しいことではなく、日頃の生活や仕事でのちょっとした注意や工夫で済みます。
ぜひそれらを試してみて、効率と信用のアップにつなげて下さい。
目次
1.コンディションを整えて、すっきりした頭で仕事に取り組む

普段から睡眠不足や不規則な生活に陥っていると、体調が悪化し、意識も朦朧としがちになります。
そんな頭で仕事をしていると、仕事に集中出来なくなり、当然ミスをする確率が高くなります。
そうならないように、日頃からコンディションを万全に整えておくようにしましょう。
例えば、アフター5の付き合いもよいのですが、出来るだけ1次会で切り上げて、早めに帰宅して睡眠時間をしっかり確保しましょう。
また、決まった時間に食事をとる、適度に体を動かす、余計なストレスを溜めないといったことを心がけ、心身ともに充実した状態で仕事に臨めるようにすべきです。
そうすれば、すっきりした頭で集中して仕事に取り組めて、ミスをする確率も低く抑えられます。
2.時間に余裕を持って、落ち着いた状態で仕事をする

人間は、時間に余裕がないと、焦ってミスをしがちになります。
冷静さを失った状態で作業せざるを得なくなり、作業時間も短くなり、後でチェックする時間もなくなるので、その分だけミスをする可能性が高まってしまうのです。
だからこそ、時間に余裕を持って、冷静沈着な状態で仕事をすることが大切です。
例えば、処理能力以上に仕事を抱え込むのは避けます。
複数仕事を担当する場合も、優先順位をつけ、各々の仕事に必要な時間を十分確保しましょう。
また、普段から、どういう作業にどの程度時間がかかるか、自分のスキルを把握しておきましょう。
そうすれば、受け持った仕事に必要な時間を計算出来、そこから逆算して開始時間を決められます。
このように、自分の能力と仕事の内容を照らし合わせて、必要な時間を確保することが大切です。
3.普段からメモをとる習慣をつけ、やるべきことを間違えない

上司から仕事を任される時、どんな仕事か説明を受けるでしょう。
その際、記憶力には限界があるので、大事なポイントから細かい注意点まで、漏らさず覚えておく困難です。
その結果、やるべきことを間違える恐れがあります。
それを避けるためにも、普段からメモを取る習慣をつけておき、仕事を任された時にすぐにメモを取れるようにしておきましょう。
メモを取る時は、特に仕事の目的、期限、最終的な成果物といった大事な点を押さえます。
また「ちなみに、これは特に気を付けて」などと注意された点も、漏らさずメモしましょう。
絶対に外せない大事な点だけでなく、こうした細かいことにもきちんと対処できていると、精度の高い仕事になります。
仕事には時間がかかり、時が経つにつれて忘れていくので、目に見える形でポイントをメモしておくべきです。
4.ただ漫然と対処するのではなく、ミスを防ぐ仕組みを作る

毎回仕事のたびに、「ミスをしないように注意しよう」と意識することは大切です。
しかし、ただ単にそう意識するだけでは、実際にどうやってミスを防げばいいのかわからないでしょう。
そこで、ミスを防ぐ仕組みを作ると効果的です。
例えば、作業終了後に必ず3回チェックする、などと回数を決めます。
また、2回目と3回目のチェック時で、チェックの仕方や流れを変えるのも有効です。
さらに、自分のセルフチェックだけでなく、同僚や上司といった他人の目で客観的に見直してもらうのもよいでしょう。
後は、時間の間隔をあけてチェックする、疲れていない時間帯にチェックするなどの工夫も意味があります。
いずれにしても、何らかのルールや方法を決めてシステマティックに行うと、ミスをより防ぎやすくなります。
普段からの心がけとシステマティックな対応で、ミスを防止していく
心身が不調だと仕事にも支障をきたすので、生活を見直して体調を整え、すっきりした頭で仕事に取り組みましょう。
また、時間がないと焦ってミスをしやすくなるので、仕事に必要な時間を確保し冷静に仕事に臨むことも大切です。
さらに、人間の記憶力には限界があるので、メモを取って大事なポイントを押さえてやるべきことを間違えないようにしましょう。
細かい注意点も漏らさずメモし、言われたことにきちんと対処することも重要です。
なお、チェックの回数や仕方、流れや時間などについてルールを決めて、ミスを防ぐ仕組みまで構築し、それに沿ってチェックしていくのも効果的です。
そうして、ミスの防止自体も一つの仕事にしてしまうとよいでしょう。
このようにミスを防ぐことで、余計なやり直しをせずに済み、仕事を効率的にこなせます。
その結果、上司をはじめ周囲から高く評価され、信用力も向上し、大事な仕事を任されるなど充実したビジネスライフを送れるでしょう。
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