戦慄の左ハイ!ミルコクロコップの本当の強さはどこにあるのか?







RIZINという団体が旗揚げされてから2年が経とうとしています。

RIZINは前身の、PRIDEという団体がもとになっていて、そこで活躍した多くの選手が出場しています。

 

PRIDEで活躍した選手と言えば、エメリアエンコヒョードル桜庭和志、日本人を苦しめたグレイシー一族野獣ボブ・サップヴァンダレイシウバセームシュルトなど名前を上げれば、有名で実力者はきりがないですが、なんといっても印象深い試合を見せるのは、『ミルコクロコップ』で間違いないでしょう。

研ぎ澄まされた緊張感の中で、突然繰り出される左ハイキック、モーションが少ないとはいえ、よけられないものでもないはず。なのに当たる。むしろ左足を頭で迎えに行っているようにさえ見える。。。

とても恐ろしい技の持ち主です。今回は、ミルコクロコップについて解説していきましょう。

 

ミルコクロコップってどんな人物なの?

本名は、ミルコ・フィリポヴィッチです。

クロアチア生まれで、今年で43歳だそうですが、まだ現役を続けています。

リングネームである”クロコップ”は、クロ(クロアチアの)コップ(警官)という意味で、元警官であることに由来しています。

また、国会議員を務めたこともあり、クロアチアのことを考えている正義感の強い方だと思われます。

 

ミルコクロコップは格闘技を始めた理由として、戦争を上げています。

少年期に紛争に巻き込まれ、周りの人がなくなっていくのを見て、自分が体をきたえて残った人たちを守るんだ、と考え体をきたえ始めたのがきっかけであると語っています。

こういった来歴もあって、政治家になったり、警官になったりしていたのではないでしょうか。

 

ミルコははじめは総合格闘技ではなく、k-1で格闘技界に参戦していました。

デビュー当時は、PRIDEなどで活躍していた時のゴリゴリの感じではなく、線が細く頼りない感じでさえあったようです。

そこから、3年ほど日本でのプロの試合を離れ、アマチュアで活動していました。

 

そこからの復帰戦においては、今のイメージ通りの体つきをしたミルコに出来上がっていたようです。

k-1で勝利を重ね、猪木軍団との試合をしたころから、総合格闘技のほうへもちょくちょく参加するようになっていきました。

総合格闘技の試合をしていくにつれ、ヒョードルと直接対決をしたいと思い、最終的には完全に総合格闘技に転身したようです。

 

ミルコクロコップの強さとは

 

さて、エメリアエンコヒョードルアントニオホドリゴノゲイラと並んで、PRIDEヘビー級三強と呼ばれていた、ミルコクロコップですが、いったいどんなところがミルコの強さなのでしょうか。

k-1時代の試合を見てみると、軽いパンチやキックなどで、自分の間合いを作り上げ、狙いすまして左ストレートや、左ハイキックを打つ、というものでした。

この左ストレートや、左ハイキックが、恐ろしいほどの威力であるらしく、まさに一撃必殺の技であったようです。

それを象徴するのが、パナマの怪人マークハントとの対戦です。

 

マークハントは、どんな攻撃を食らっても、ダウンをしたことがなかったという恐ろしいタフネス差の持ち主でした。

実際にほかの試合を見てみると分かりますが、他の選手ならダウンしたであろう攻撃をもらっても、全く効いたそぶりを見せなかったのです。

これは、彼の頭蓋骨の厚さが常人の3倍程度あるため、脳震盪が起こりにくいのだとうわさされています。

 

そんなハントをはじめは、左ハイキックで、続いて左ストレートでリングに沈め、判定勝ちしています。

この試合でも、始めにダウンを奪われた、左ハイキックに向かって頭をもっていっているような動作が見られました。

ミルコの強さは、その技の威力にあると言えるでしょう。

 

なんで当たるの?左ハイキック

 

ミルコが多用している、左ハイキックですが、よく考えてみると、これほどまでに有名なはずなのに、当たるのはおかしいと思いませんか。

必殺技は見破られ対策されているはずなのに、なぜか当たってしまう。

これは、山中慎介の左ストレートが当たってしまうのと同じような感覚です。

 

ハイキックを打つ瞬間だけではなく、試合全体をしっかり見ていると、ミドルキックやパンチ効果的に使われていることが分かると思います。

マークハントでさえダウンするほどのキックですから、それがおなかに跳んできたところで、威力が変わるわけではありません。

当然の反応としてミドルキックを警戒し始めます。

これにはまったらもう終わりです。

空手で蹴りをきたえたミルコは、体の軸を横にぶらすことなく蹴りを打てるくらいに体を柔らかくしています。

そのため、蹴りのモーションを「見る」だけでは、今打ってくるのがミドルなのか、ハイなのかというのが判断つかないわけです。

ミドルを嫌がっている状況では、もちろんミドルのカバーに行きます。

そうでなくても、判断するために一瞬体が止まってしまうわけです。

それによって、蹴りを迎えに行っているようになってしまうのです。

 

総合格闘技でのミルコクロコップ

 

総合格闘技でも活躍したミルコですが、総合格闘技に適応した最初のストライカーとして認められています。

普通のk-1の選手などは、立ち技に自信があるため、テイクダウンされた時のことはあまり考えず、それまで通り打撃を中心に練習するというスタイルが多かったようですが、ミルコは、テイクダウンの際のディフェンスと寝技を身につけ、寝技に持ち込まれても大丈夫なようになっていました。

その実力を示す、最もいい例が、エメリアエンコヒョードルとの戦いです。

テイクダウンをとられてからは終始押され気味なのは間違いないことですが、その技術は、ヒョードルの他の試合でのほかの選手の動きと比較すれば一目瞭然です。

素人目で見ても、うまいことが分かるはずです。

 

まとめ

 

K-1時代もひとつの時代を作ってきたミルコクロコップですが、総合格闘技へと転身した後も、その見事な順応能力によって活躍しています。

元々の強さもあって、とても見ごたえのある試合を見せてくれる格闘家です。

 

だいぶ年齢が上がってきて、現役を続けていくのは厳しくなってきましたが、これからも頑張ってほしいです。

どうせやるなら、もう一回vsヒョードル戦を見てみたいですね!












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